気づきの習慣

ふり返りは、人生の問題の解き直し

投稿日:


学生がテストの解き直しをするように。
大人は自分がとった行動のふり返りをしましょう。




 

テストの解き直しの重要性

ふり返りの重要性を感じるできごとがありました。

きっかけは、高校受験を控える娘のひと言。
娘は、妻と一緒に先日の模試(数学)の解き直しをしていたんです。

そのとき「えっ・・・!」と驚いていたんですね。
解き直したら、答えが当たっていると。
しかも、難なく正解していました。
娘いわく「もう、この問題を間違えちゃった自分が理解できないよー。」ということでした。

先日の模試ですから、当然、急に別人になったわけじゃなく。
テスト中は、やはり平常心じゃないんですよね。

平常心なら解ける問題。
それが、ケアレスミスを呼び込むわけです。

我が娘ながら「すばらしいな」と感じたのは、間違えてしまった問題の解き直しをしたこと(妻のアドバイスでしたが・笑)。
テストが終わったあと、間違えた問題にじっくり取り組むことで、
・テスト中の(あせっている)自分と平常心の自分は違う
という気づきを得たわけです。

もちろん、言ってみれば当たり前の話。
本当に小さな気づきかもしれません。

ただ、「そういうことか」という小さな気づきを積み重ねていく。
すると、日常の選択が変わります。
そうした「小さな気づき」という織物のような重なりが、その人の信念に変わっていくものなんです。

 


 

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その時点では正解、後に不正解だとわかる(こともある)

テストのときの自分は、当然のことながらベストを尽くしていますね。
あえて悪い点数を取ろうとする人は(きっと)少ないわけですから。

つまり、平常心を失っていると、
・その時点では正解を選択したつもり
・でも、後になると正解じゃなかったことがわかる
ということです。

私たちも同じです。
目の前のベストを選択したつもりが、あとになると必ずしもベストじゃなかったことがわかる。
私も、よくあります。

最近なら、トライアスロンのトレーニングがそれに当たります。
運動習慣は、私にとっての良習慣。
健康維持、パフォーマンス向上、知性アップなど、様々な意味づけをしています。

ですから、最低でも週に1回はトレーニングを実施するようにしているんです。
この暑い夏でも。

自宅で「運動しよう」と思い立つ。
そのとき、基本的には2つの選択肢があります。
それが、
(1)近所クーラーが効いているスポーツジムでバイクとランのトレーニングをする
(2)少し先にある市民プールでスイムのトレーニングをする
です。

どちらをとるか。
(1)のスポーツジムを選択してしまうんですね。
それでも、運動しないよりまし。
トライアスロンのトレーニングの一環にはなっています。
確実に。
「トライアスロンのトレーニングをしています」とも言えるでしょう。
その時点では。

これを連続してしまうとどうなるか。
スイムトレーニングが不足した状態で、レースに臨むことになるわけです。
これで、レースに出たときにスイムでリタイアしてしまったら、まさに
・その時点では正解を選択したつもり
・でも、後になると正解じゃなかったことがわかる
です。

そうしたら、私は「いや、おかしいな。トライアスロンのトレーニングは、日々やっていたんですけどね〜(汗)」と言い訳するかもしれません。
誰もそんなこと聞いていないのに……。

 

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現実の解き直しをするのがふり返りの習慣

そうした不正解の選択を断ち切ってくれるのが、ふり返りなんです。

これが、1週間とか2週間だと、あまりダメージはありません。
「また、プールに行けなかったな……。今週末はいかなきゃ。」くらいの意気込みなので。
結局、行きません(でした、私は)。

ただ、それが、1ヶ月や2ヶ月続くと「さすがにこれはマズい。もう何ヶ月も同じことを反省してるじゃないか……。」とがく然とするタイミングがやってくるんです。
毎週のふり返りが、ボディーブローのように効いているんです。
ですから、何度も同じ後悔をくり返したときに「変わらなきゃ。」と感じるわけです。

テストや塾でも同じですよね。
制限時間がある中で解く問題は、いつもの自分と違っている場合があります。
ですから、正解を選んだつもりが間違ってしまうこともある。
でも、自宅でじっくり考えると解ける。
正解にたどり着けるわけです。

この「テストで間違った問題を、自宅でじっくり解き直しする」という行為が、私たちにとっての日々のふり返りの習慣なんです。
私も、ふり返りの習慣が定着してから、日常が改善の連続になりました(これでも)。
やっていなかったら、もっとひどかったのは間違いないですから。

あなたの日々も、常に正解を選ぼうとしているはずです。
ただ、あとで「違ったな」と感じることもあるのではないでしょうか。

そのままにしておくと、テストで間違った問題のままです。
でも、少し手間はかかりますが、解き直しをしておけばどうでしょうか。
次に同じ問題がやってきたときに正解を選べる確率が高まるはずですよね。
ふり返りには、そんなメリットがあるんです。
ぜひ、習慣にしてみることをおすすめしたいです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部の途中まで。
その後、セミナー準備やスイム研究など。

午後はオフ。
家族と買い物へ。
家族で買いたいものを買うことができました。

帰宅後は家族でアニメ『【推しの子】』やオリンピックのブレイキンやバスケなどを鑑賞しました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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