運動の習慣

トライアスロンで6年ぶりのスイムパート完走(軽い過呼吸も)

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久しぶりに完走できたトライアスロン(オリンピックディスタンス)。
長い間、完走レポートを書けず悔しかったので(笑)、今回のレースは3回に分けて完走記を書かせていただきます。
(いつもより少し長めの記事です)




 

逃げるのはいつも私の心

トライアスロンのスイム。
私にとっては、苦手なパートです。
(かと言ってほかの2つが優れているわけでもないのですが)

そのため、この6年間で3回もリタイアしてしまいました。
反対に言えば、スイムさえクリアできれば、完走の確率は高まる。
こんな当然のことに気づいたのです。

ただ、苦手な競技を「楽しいぞ!」と取り組むのは、それほど簡単じゃないですよね。
それでも、レースは確実に近づいてきます。

レースは逃げません。
逃げるのはいつも私の心なのです。

とすると、健全な強制力を働かせるしかない。
そう思って、「アスロニア」さんが主催するスイムスクールに入会したわけです。
これで、少なくとも週1回はスイムに向き合えます。

じつは、引越しする前にも、同じスイムスクール(違う場所にある)にも通っていました。
スクールに通っていたときは、たしかに完走だけなら、できていたのです。

ただ、自分なりにトレーニングを積んで臨んだレースで、1分30秒ほどしか速くなっていませんでした(もちろん、スキル不足なのですけれど)。

トライアスロンのタイムを速くするには、どうしたらいいのか。
考えているときに、ブログか何かで「スイムで5分速くなるのは大変だけど、バイクで5分速くなるのは練習次第」みたいな文章を見つけてしまったのです。

「そうか、たしかに!」と思い、そこからスイムをサボり始めたのが、悪循環の始まり。
完走経験が丸5年も無くなるという結果となってしまったわけです。

 


 

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相性がいいレースで6年ぶりの完泳に挑む

そんな超劣等生の私でも、レースに参加することはできます(お金を払えば・笑)。
再起動のために今年選んだレースは「川崎港トライアスロンin東扇島」。

なぜか。
このレース、相性が良いのです。
過去2回参戦して、2回完走できています。
自己ベスト(3時間16分)を出せたのもこのレース。
しかも、最後の完走経験も川崎だったのです。

海が人口湾なので荒れたりせず、バイクもランもコースがフラットなので、ビギナーにもおすすめです。

ビギナーのトライアスリートにおすすめ「川崎港トライアスロンin東扇島大会」。5つのメリットと5つのデメリット。 | 【良習慣の力!】ブログ

昨日は、私にとって3回目の川崎トライアスロン。
この日のために、スイムの練習量を増やしました。
8月は20キロ。
9月は15キロ。
バイクとランを手放して、練習時間のほとんどをスイムに投下しました。

そうしないとリタイアしてしまうので……。
本当に気づくのが遅かったなと……。

さて、いよいよレース当日。
アンクルバンド(計測器)を1番に受け取り試泳へ。
以前、井ノ上陽一さんと一緒に、まさにこの川崎のレースに出たとき。
「スイムが苦手なら、むしろたくさん試泳しておいたほうがいい」というアドバイスを受けていました。

川崎東扇島トライアスロン完走に向けて。最大の懸念、スイムパートをどう乗り切るか。 | 【良習慣の力!】ブログ

ですから、今回も最初から最後まで試泳するつもりでした。
6年前に出たこのレースでは、試泳の時間が5分くらいあった記憶があります。

ここで誤算が。
試泳が1人1回しかなかったのです。
150メートルくらい泳いだら、そのままスタート地点へ誘導されてしまったのです。
試泳が少ないことが、後に私に災いをもたらします。

レースは1500メートル。
500メートルをL字型に。
時計回りで3周です。(6年前は半時計回りでした)

 

1周目(スタート~500メートル)

「フォォォォーン!」

11時10分。
トライアスロンのあのホーンが鳴りました。

いよいよスタート。
6年前は一斉スタートでしたが、今年は2人ずつ、5秒ごとのローリングスタートになっていました。

ルールも変わっているわけです。
「自分だって、6年前の自分とは違う・・・はず(そう思いたい)」と考えながら。
いざ、入水。

レース前の試泳では、気持ちよく泳げました。
鎌倉の練習のときのように。

大事な言語化を他者に任せていいのか? | 【良習慣の力!】ブログ

ところが、おそらく100メートルも泳いでないであろう時点で「あれ、、、おかしい」と感じました。

なぜか、呼吸が苦しいのです。
吸っても、吸っても、苦しい。
「普段ならこの距離で苦しくなるはずがないのに、何でだろ・・・?」と。

おそらく、レースの緊張から、過呼吸気味になっていたのだと思います。
呼吸は適度に吸い込めばいいのです。
それなのに「レースをリタイアしたらやばい」「海でおぼれたら大変だ」という無意識からか、必要以上に空気を吸い込んでいたようです。

これが、試泳が短かった影響です。
試泳でたくさん泳いでおけば、適切な呼吸に慣れる。
過呼吸(気味)には、ならなかったはずです。

おかげで、クロールをやめて仰向けになり。
足だけで進むことが3回ほどありました。
レスキューの方から「大丈夫ですかー!?」と声をかけられることも。
「大丈夫です!」と返答。

「(まだ)大丈夫です」という感じでした。
自分に「落ち着け」と。
「まだ1周目だぞ」と。
言い聞かせて、またクロールに戻りました。

なんとかしのぎつつ、最後のブイを旋回。
あとは直線だけです。

でも、やっぱり息苦しさは消えません。
「うーん、ヤバいな……。」と思いつつ。

砂浜が目の前に見えたとき、早めに足を着いて歩いてしまいました。
本当は、砂に手がつくくらいまで泳いだほうが速いのですけれど。
苦しくて、海から早く出たかったのです。
呼吸を整えながら、わざとゆっくり歩きました。

これが、後に別の災いをもたらします。

 

2周目(500~1000メートル)

2周目に入る前にガーミン(スポーツウォッチ)をチェック。
すると、12分台でした。
これは、私にとってはオーバーペース。
息苦しさは、急いで泳ぎすぎたということもあったわけです。
やはり、レースは緊張するのでしょう。

それに気づいたので、少し息を整えてから2周目に。
海に入って少し泳ぐと「おや?」と。
何となく普段の泳ぎに戻ってきました。
いい傾向です。
落ち着いて呼吸を整えたのが良かったみたいです。

普段、意識している左手のかき方や呼吸とヘッドアップのタイミングなど、事前に練習しておいたことを思い出す余裕ができたのです。

水をかいている感覚が、ようやく復帰。
結果、2周目は大きなトラブルなく泳げました。

「良かった……。これでまた一歩、完走に近づいたぞ」と。

 

3周目(1000~1500メートル)

無事に1周目を乗り切った私。
「よしよし、いいぞ、3周目も、マイペースでいこう」と。

そのとき、やっかいなことが起きました。
次のウェーブの選手たちのスタートと重なったのです。

私が30分くらいすると、3周目に入る。
私たちのウェーブの30分後に、次の選手たちがスタートする。
これは、以前も同じことになっているんですよね。

もっと速く泳げればタイミングをズラせるのですが、私の泳力だとちょうどぶつかってしまうんですよね。
あっ、あとは、30分以内で泳げるようになれば解決しますね。
(私の場合、10分以上タイムを縮めないと無理ですが……)

3周目に入り、つかれも出てきたのでしょう。
体の動きがバラバラなのが、自分でもわかります。
水をかく感覚も薄くなりました。

何とか前を見ながら、ジタバタと体を動かす。
それでも、なんとか進んでいきました。

そして。
ようやく見えてきました。
ゴールの砂浜が。
6年ぶりのスイム完泳が。

今度は、砂浜に手がつくまで泳ぎ切り。
無事にスイムをゴールできました。

 

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何だか惜しかった自己ベスト更新

今回のレース。
最大の目標は「6年ぶりの完走」でした。

もう1つ。
影の目標がありました。
それは「スイムで自己ベストを更新する」。

これまでのベストは41分。
そのため、40分台を目標にしていました。
「すべてがうまくいけば、39分台も」と思っていたのです。

砂浜に上がり、ガーミンをチェック。
デジタルの数字では、39分41秒と出ていました。

「やった!」と。
「自己ベスト更新!しかも39分台!」と。
「スイムを特訓した甲斐があったな!」と。
何ともうれしい感情。
スキップしたいような気分で(笑)、トランジションエリアに向かいました。

・・・しかし、この話にはオチがあります。
レースが終わったあと、レース速報を見ました。
「スイムの時間は?」と。
見ると、なんと40分をちょっとだけすぎていたんです。(笑)
ぜんぜん39分台ではありませんでした……。

ガーミンを押すのが速かったのか。
1周目の終わりに、ゆっくりしすぎたのか。
「なんか、、、惜しい奴だよな」と自分にフィードバックしました。(^^;)

次のバイクパートに続きます。

 


 

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■編集後記

昨日は、友人や読者の方々からトライアスロン完走の祝福メッセージを
いただきました。
「感動しました!」と言っていただける方もあり、感謝です。
ただ、リザルト(結果)を見たところ、かなり、最下位に近い順位でした……。
(当然わかっていたことなので落ち込んではいませんが)

夜は「良習慣塾」セミナー準備。
帰りは、駅から娘と一緒に。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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