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ふり返りKPTの進化版「KPTIRK(ケプターク)」とは?

投稿日:


シンプルなふり返りから、さらなる進化版のふり返りを発見しました。

それはKPTの進化版「KPTIRK(ケプターク)」です。




 

ふり返りの習慣の意味

シンプルかつパワフルなふり返りの手法があります。

それは、

・KPT

です。

以前、ブログでもご紹介しました(7年前の記事ですが)。

「KPT法」でふり返りの習慣を身につけよう | 【良習慣の力!】ブログ

ビジネス自己啓発本には、

・ふり返りが重要

と書かれています。

理由は、

・自分の行動記録

・感情面の内省

・やりたいことや進んでいきたい方向性の確認

などがはっきりするからです。

うまくいくために必要な要素がつまっているんですよね。

よく誤解されるのは、ふり返りは過去を見ることだと思われることです。

友人の奥さまは「前に進んでいないのに、ふり返りばかりしていても仕方ないでしょ」という名言を生み出していました(笑)。

実際、以前の私もそう思っていました。

「ふり返りって面倒なんだよな」と。

「ふり返りする時間の分、行動したほうが前進するじゃないか」とも。

でも、今はちょっと違う考え方をしています。

世界の一流の経営者たちは、自分が考えたことをノートに書き出してふり返っています。

世界中のクリエイターから憧れられる映画監督は、常にアイデア帳にメモをして自分のアイデアをふり返っています。

そうやってふり返りをして、自分がやってきたことを書き出し、何を感じているのかを言葉にする。

そのようにして自分を見つめて改善をし、次の行動に活かす。

それが、前進をつくるのです。

 


 

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「KPT」の進化版フォーマットとは?

そのようなふり返りのためのシンプルなフォーマットが、

・KPT

です。

KPTでふり返ると、最後に「Try」という項目があります。

「これからどうする?」ということですね。

そこで、次のアクションへのアイデアが出てきます。

たとえば、「Problem」で「ブログが書けなかった」が続いたとします。

そのために、「週末にブログを1記事書く」という風に次のアクションを考えます。

ここまではいいのです。

ただ、KPTの「Try」で出てくるアクションは、「週末にブログを1記事書く」レベルになりがちなんですよね。

するとどうなるか。

実行されてないのです。

せっかく時間をとってふり返りをしたのに、実行されない。

これだと「意味がない」と思われても仕方がありません。

ふり返りの時間をほかのことに使ったほうがいいわけです。

では、どうすればいいのでしょうか。

それが、

・KPTを進化させた「KPT+IRK」

です。

「KPT」と「IRK」を合わせて「KPTIRK」。

読み方があります。

「KPT」は「ケプト」と呼ばれます。

そこからつなげて「KPTIRK(ケプターク)」です。

 

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「KPTIRK(ケプターク)」とは?

今回、私が「KPTIRK(ケプターク)」に込めた役割は、

1:K=Knowledge(知識)

2:I=Issue(本質的課題)

3:R=Resource(資源)

です。

KPTでふり返りをしたあとに、この3つを考えていきます。

 

1:K=Knowledge(知識)

1つ目は、

・Knowledge(知識)

です。

良かったことやできたこと。

ここに再現性をもたせたい。

すると、あなたの「知識」や「ノウハウ」となるからです。

うまくいったことに再現性をもたせるヒントは、

(1)理由(なぜできた?)

(2)条件(何があったからできた?)

(3)名前(ネーミングできる?)

の3つを考えることです。

うまくいったことに、再現性を持たせる。

それができれば、あなたはレベルアップします。

 

2:I=Issue(本質的課題)

2つ目は、

・Issue(本質的課題)

です

Problemで出たうまくいかなかったこと。

そこから見えてくる本質的な課題は何か。

そこを深堀りしていきます。

ここを見つめないと、来週も同じミスをくり返してしまう可能性が高いからです。

今回は、シンプルに

・できなかったこと1つに対して「なぜ」を5回くり返す

というアプローチにしてみました。

これにより、対処していくポイントが見えてきます。

 

3:R=Resource(資源)

3つ目は、

・Resource(資源)

です。

最後に、自分が持っているリソースを思い出します。

リソースは、

・PET

と呼ばれるもの。

・人(People)

・環境(Environment)

・ツール(Tool)

の頭文字をとったものです。

これらを活用して、うまくいかなかったことに再トライしてみるのです。

すると道が開けます。

 

KPTでふり返りをするのは、すばらしいことです。

さらに、そこから1歩進むために、「IRK」を考えてみる。

すると、アクションも明確になり、一歩進んだ「攻めのふり返り」となります。

ぜひ、考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「習慣化オンラインサロン」向けリニューアル企画のスライドづくり。

本記事でご紹介した「KPTIRK(ケプターク)」の要素を取り入れました。

ふり返りだけに終わらせず、具体的なノウハウや再トライへのアクションにつなげていただければと考えています。(^^)


 


 

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