良習慣づくりの習慣

良習慣と選挙の共通点。微力ではあるけれど、無力ではない。

投稿日:2025/07/26


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

習慣1回の行動は、とてもわずかな効果しかありません。
でも、その1回の行動がなければ、習慣がつくられないのも事実なんですよね。




 

「1票」の軽さに悩んだ選挙

参議院選挙が終わりましたね。
個人的には、これまでの選挙でもっとも悩んだ選挙だったと思います。

もともと、政治について常に考えているタイプではありません。
政治家の不祥事やスキャンダルにいちいち腹を立てていると、自分が成し遂げたいことにエネルギーを使えなくなるので。

そんなスタンスの影響もあり、今回は選挙期間が始まってから投票先を選ぶ状況に……。
ですから、悩んだわけです。

そんな状態で考えごとをしていると、私の頭の中にネガティブなささやきが聞こえてきます。
それは「そんなに悩んでも、あなたの1票で世の中は変わらないんじゃない?」という声です。

「た、、たしかに」と。
「そう考えてしまうとラクだな」と思いました。

実際、私の1票が、選挙に大きな影響を与えることは無いでしょう。
それなら、知っているタレントさんとか、フィーリングで投票してしまえばいいんですよね。
そんなに悩まなくてすみます。

ただ、それって完全に「思考停止」なんですよね。
それは嫌だなという気持ちです。

私は「考える」という行為は、「言うほど簡単じゃないんだよな」と思っています。
時間も労力も使うので。
特に、選挙のように正解がないことに自分なりに答えを出すのは、なかなかタフなことだなと。

ですから、「あなたはそんなに悩むことないよ」というささやきが聞こえてきたんだと思います。

 


 

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「1回の習慣を軽んじる者は、1回の習慣に泣く」

そこで、ふと思ったことがあります。

それは「良習慣づくりを提言している私が、1票を軽んじる。それは言ってることとやっていることが正反対になってしまうな」ということです。

どういうことか。

それは、「選挙の1票を軽んじることは、習慣の1回を軽んじることにつながるのではないか?」と思ったんですね。

1票を投じたところで、それは選挙の大勢には影響を及ぼしません。
ただ、同時に、その1票がなければ、何千票、何万票という結果にはつながらないわけです。

習慣も同じ。

どんな優れた習慣でさえ、1回の行動で人生が変わることは(ほとんど)ありません。
「1回」というのは、本当に微力なのです。
赤ん坊から出ている闘気くらいに。
「ほとんど意味がない」と言ってもいいでしょう。

だからといって、その1回を軽んじるとどうなるでしょうか。
習慣になることは永遠にありません。

小さな1回がなかったら、何十回、何百回、そして10年、20年続く日々の習慣にはなりづらいのです。
もしも、その1回が途切れてしまったら、その後の継続も途絶えてしまうかもしれません。

そうなってしまったら、「1回の習慣を軽んじる者は、1回の習慣に泣く」ということになってしまいますよね。

 

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微力ではあるけれど、無力ではない

そのように考えると、「習慣の1回と同じように、選挙の1票も大事にするべき」だと。
私は、そう考えたんですね。

そのため、投票所でも、長い間投票先を考えてしまいました。
一緒に行った妻から「まだ考えてたの?」と言われるくらいに……。

ただ、結果として、私が投票した方は当選。
やはり、少しは意味があったのかもしれません。

実際、以前にあった私が住んでいる市の市長選。
得票数が数千票の差で当選が決まりました。
それほど大きな差ではなかったんですよね。

そう考えると、1票にはやっぱり重みがあるんです。
私は今回の選挙に悩んだとき、久しぶりに『木を植えた男』の話を思い出しました。
森をつくるためには、1本の植樹が欠かせないのです。

もちろん、早起きを1日したところで、いきなり充実した人生に変わることはありません。
ランニングを1回したり、ごはんを1食抜いたところで、翌日にいきなり体重が減っているなんてことも起こりません。
ブログを1記事書いたところで、言語化スキルが飛躍的にアップするなんてこともないのです。

それでも、「たかが1回、されど1回」なんですよね。

選挙の1票も、習慣の1回も、微力です。
でも、無力ではありません。

ですから、「1回」を軽んじず。
地味に、地道に。
行動を積み上げていきましょう。

 


 

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夜はスタバへ。
ブログの前倒しや「良習慣塾」セミナー準備など。
夜も「良習慣塾」集中タイム。
めっちゃ集中できました(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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