気づきの習慣

「選択肢」は多いほうがいいのか?少ないほうがいいのか?

投稿日:


私たちは、

(1)選択肢を増やす力

(2)選択肢の中から選ぶ力

のどちらを強化していけばいいのでしょうか?




 

私が「選択肢は多いほうがいい」と考える理由

昨日は、あるコミュニティーの朝活(学習会)に参加しました。

ワークと対話の時間です。

テーマは「エッセンシャル思考」と「エフォートレス思考」です。

勉強会で感じたのは「選択肢」の重要性でした。

選択肢。

私は、「選択肢は多いほうがいい」と考えています。

理由は、「選択肢がない」という状態は、私にはとてもつらいからです。

「選択肢がない」ということは、選べないということ。

選択の自由がないわけです。

そうなると、どうなるか。

考えることなしに、人生を歩んでいくしかありません。

たとえば、職業選択の自由がなかったらどうなるか。

きびしいですよね。

私は、選べませんでした。

学生時代にサボっていたからです……

何のスキルもない。

何の資格もない。

何の実績もない。

多くの方が持っている運転免許証さえありませんでした。

世の中にたくさんあると思っていた職業。

私が就職活動をするときは、ほとんど選択肢がなかったのです。

そのときに取れる選択は「消去法」です。

「あれもできない、これもできない」とバツをつけていき、残ったものにするしかないのです。

その状況は、就職業界から「あんたには選ぶ権利がないんだよ」と言われているような感覚。

みじめでしたね。

そう考えていくと、私の人生は長いあいだ選択肢がほとんどなくて、「消去法」ばかりの人生だったように思えます。

そのつらさがわかるので、私は「選択肢は多いほうがいい」と考えるようになりました。

 


 

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私が「選択肢は少ないほうがいい」と考えた理由

では、選択肢を増やしていけば、人生は豊かになるのでしょうか。

それが、そう単純ではないのですね。

たとえば、アウトプット。

10年以上前の一時期、SNSにはまりました。

TwitterやFacebookに毎日投稿していたのです。

フォロワーや友だちは増えました。

それが楽しくて、また投稿していたのです。

さらにブログを開始。

Instagramのアカウントもつくりました。

アウトプットの選択肢がどんどん増えていったのです。

すると、どうなったか。

苦しくなったのです。

「Twitterを投稿しなくちゃ」

「Facebookにもコメント返信しないと」

「Instagramって何を投稿すればいいんだろう……」

これらの言葉が会社の仕事中にも頭の中をぐるぐるするようになりました。

楽しかったはずのSNSが、ストレスの原因になってきたのです。

休みの日に家族と一緒にすごしていても、心はSNSのことを考えるようになり、家族にたしなめられたこともあります。

「たしかに、ちょっとまずいな」と。

それは1番続けたかったブログにも悪影響を及ぼすようになってきました。

恥ずかしながら、コーチングの当時のクライアントさんからの問い合わせメールを見逃して、Facebookに飲み会の投稿をしてしまったこともあります。

クライアントの方からは何も言われませんでしたが、もしも私の投稿を見ていたら「自分のメールに返信してくれないのに、お酒を飲んでるんだな……」と思われるでしょう。

私のキャパを超えていたわけです。

「これは、確実にまずいな」と。

クライアントの方から、信用を失いますよね。

ちょうどその時期に、ひとりビジネスに注力していきたいと考えており、ビジネス講座に通いました。

そのときのコンサルティングで、SNSの苦しさをテーマにして対話。

講師の方から質問があり「そんなに一生懸命やってるSNSから、どれくらいビジネスにつながっているの?」と。

私は答えられませんでした。

……ほぼゼロだったので。

というより、問い合わせすらほとんどきていませんでした。

連絡がくるのはセミナーで知り合ったばかりの人たちからの売り込みばかり。(笑)

「これは今の自分がやっていても意味がない……」と気づいたのです。

そこで、アウトプットをしぼることにしました。

ほかのSNSをやめる分、ブログとメルマガに集中しようと。

広げた選択肢を、自分で狭めたのです。

ブログとメルマガを書いて、文章コンテンツを積み上げていく。

そこにエネルギーを注げばいい。

その瞬間、気持ちがとてもシンプルになりました。

このときは「選択肢は少ないほうがいい」と思ったのです。

 

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「2つの力」を育てる大切さ

私の話が長くなってしまいましたが……

今回の記事でお伝えしたかたったのは、

・「2つの力」を育てる大切さ

です。

「2つの力」とは、

(1)選択肢を増やす力

(2)選択肢の中から選ぶ力

です。

優先順位でいうと、

(2)選択肢の中から選ぶ力

の力のほうが大切です。

大切なことを見極めて、決断する力は、意図的に鍛えないと強くならないからです。

活躍している人たちは、この「選択と集中」のスキルが卓越しているのですね。

ただ、いくら「選ぶ力」があっても、選択肢がなければ選べません。

ですから、「選択肢を増やす力」も必要なのです。

どちらかが大事ではなく、どちらも大事ということですね。

これは、あなたのフェーズによります。

たとえば、アウトプットを何もしてない状態であれば、いろいろなSNSにトライする時期が必要です。

ただ、ある程度の期間取り組んだら、あなたが集中したいメディアに集中するほうがいいでしょう。

もちろん、またフェーズや時代状況、そして環境が変われば、選択肢を増やすことが必要になることもあるのです。

状況に応じて、自分で考える必要があるということですね。

さて、今のあなたは、

(1)選択肢を増やす力

(2)選択肢の中から選ぶ力

のどちらを鍛えていくフェーズでしょうか。

ぜひ、考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

7時から「ユキトレ」でスクワット100回とストレッチ。

7時30分から9時まで、別コミュニティーの朝活に参加。

9時15分から「早起き完全マスタープログラム」の個別コーチングセッションを3件。

その後、「良習慣塾」個別面談を2件でした。

午後は家族と引越し後の片づけや買い物など、楽しみました。(^^)


 


 

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