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本当に大切なことは、ごく少数。3ステップで「MIT」を発見する方法

投稿日:2022/02/21


「本当に大切なことは、ごく少数」

昨日の「早起き完全マスタープログラム」セミナーでお伝えした言葉です。

私の自作の言葉です。




 

本当に大切なことは、ごく少数

「本当に大切なことは、ごく少数」という言葉をお伝えしたのは、1週間のプランニングのパート。

テーマは、

「1週間で本当に大切なことをやり切る方法」

です。

本当に大切なことを、

「MIT」

と呼んでいます。

「MIT」とは、

・Most Important Task

の略です。

シンプルに「もっとも重要なタスク」ということですね。

まずは、これをしぼり込むことが重要です。

そもそも「もっとも重要なタスク」が10個あることはあり得ません。

「本当に大切な妻が10人います」ということが無いように。(笑)

たった1つ、もしくはごく少数のはずです。

このとき、私たちが困難なのは、ひき算をすること。

たし算は楽なのですが、やることをひき算するのは頭を使うからです。。

それでも、なんとかひき算をくり返してしぼりこみ、筋肉質の目標にしていきましょう。

しぼり込めば、本当に大切なことが見えてきます。

 


 

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「MIT」を見つけるための3つのステップ

なぜ、本当に大切なことをやり切る方法をお伝えしたのか。

それは、エネルギーの「分散」を防ぐためです。

私たちのパフォーマンスが落ちるのは、いつだって「分散」からはじまります。

多忙な人は、1週間の中で「やるべきこと」や「やらなければならないこと」がたくさんあります。

ですから、分散が発生します。

分散が生じると、自分にとって本当に大切なことを見失いやすいのです。

たとえば、あなたの本棚を見てみましょう。

「あなたがいま読むべき本当に大切な本」が1冊あるとします。

もしも、本棚に1冊しかなかったらどうでしょうか。

あなたは何の迷いもなく、「あなたがいま読むべき本当に大切な本」を見つけられますよね。

一方、本棚に100冊の本があったとしたらどうでしょうか。

間違いなく「あなたがいま読むべき本当に大切な本」がわかりづらくなりますね。

私たちが「MIT」を見失いやすいのは、この現象と同じなのです。

では、どうすればいいのでしょうか?

ここでは、3つのステップで考えていきましょう。

 

ステップ1:ジャンルをわける

まずは、本当に大切なことを浮かび上がらせる準備をしていきましょう。

「早起き完全マスタープログラム」では、白紙を横にして、真ん中の場所に上から下まで線をひいていただきました。

2つの枠の中に、

・プライベート

・ビジネス

と分類します。

 

ステップ2:リストアップする

次に、2つの分野で取り組む必要があるタスクをリストアップしていきましょう。

なるべく重要なタスクがいいですね。

5分くらいかけて、思いつく限りの重要タスクを書き出します。

 

ステップ3:重要ではないタスクから順番に取り消し線をひく

最後に、

・重要ではないタスクから順番に取り消し線をひく

というステップです。

もっとも大事なタスクに○をつけるのでもいいのですが、おすすめは取り消し線です。

5個のタスクがリストアップされていたら、相対的に重要ではない4つを消すわけです。

すると、残ったタスクが「MIT」ということになりますね。

こうして、プライベートとビジネスで「MIT」が1つずつ浮かび上がっているはずです。

大事なのは、MITを浮かび荒上がらせることであり、ほかのタスクを「今は最優先ではない」と優先順位を下げることです。

1つを選ぶよりも、ほかのものを消すほうが、タスクに取り組むためのモチベーションが高まるのです。

 

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充実感を味わうためには?

プライベートとビジネス、それぞれに1つだけ浮かび上がっているタスクがありますよね。

目立ちます。

この状態だと、取りかかりたくなるのです。

2つのMITに取り組む時間を、カレンダーや手帳に記入していきましょう。

意識もエネルギーも「ごく少数」にフォーカスできます。

そうしてMITをやり切ることができれば、充実感を味わえます。

人生の充実感は、大切なものを大切にすることによって満たされます。

ですから、充実感は、

・メールを1日に100通返信する

・メッセンジャーに即レスする

・怒涛のスピードでチャットのやり取りをする

という行為では味わえません。

これらをクリアしたあとにやってくるのは、達成感や快感なのです。

もちろん、達成感や快感が悪いわけではありません。

私たちは達成感や快感を味わって生きていく動物だからです。

ただ、ほかの動物にはない感覚があります。

それが「充実感」なのです。

私たちが欲しいのは充実感です。

大切なことを大切にしたいですよね、

ですから、まずはMITを決める。

それから、次の1週間でMITに取り組む日時をカレンダーに記入する。

そのタイミングがやってきたら、淡々と実行する。

そうしてMITがクリアできた1週間は、間違いなく充実感を味わえます。

これを1年で52回くり返せたら、あなたの1年後はどう変わるでしょうか。

ぜひ、3つのステップでMITをクリアする1週間をつくっていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時からグループコーチングに参加(3日目)。

終了後、7時30分から10時すぎまで「早起き完全マスタープログラム」のセミナーを開催しました。

午後は家族とのんびりすごせました。(^^)


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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