こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
最初はよそよそしかった習慣が、いつのまにか「親しい存在」に変わる。
習慣の「中間ポイント」を越えると、やめる理由は見えなくなります。
Superflyが語る「カバー曲に受け入れらるポイント」
音楽ユニット「Superfly」がカバーアルバムをリリースしました。
先日、NHKの番組で、Superflyの越智志帆さんがカバー曲について語っていた内容が印象的だったんですよね。
越智志帆さんが話していたニュアンスを私なりにまとめると、次のようになりました。
・私(越智志帆さん)自身もシンガーソングライター
・だから、ほかのミュージシャンの方々がつくった楽曲を歌うことに、最初は違和感を抱いた
・最初は楽曲をうわべで歌っている感覚もあった
・しかし、何度も何度も歌っていると、楽曲が自分の中に入ってくる感覚を味わえるようになってくる
・そしてあるとき、「自分が楽曲に受け入れらた感覚が生まれる」と、歌っていて楽しくなってくる
ということだったんですね。
しかも、越智志帆さんは「この楽曲をつくった人の気持ちがわかったり、まだ話したことがないのに『きっと私と似たタイプだな』と感じることもある」と。
要は、カバーした楽曲を通じて、ほかのミュージシャンとコミュニケーションをとっていたわけです。
「さすが、一流の方だな」と。
何気ないコメントだったようにも思いますが、私は感動してしまったんですよね。
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人間も習慣も最初はお互いに「不慣れ」
なぜ、私は感動したのか。
考えてみました。
(こっそり大事なポイントで、自分の心が動いた理由を分析するのは、自分を知るためにとても重要だったりします。たいていの人はやっていませんが……。もったいないです)
その分析から、気づいたことがあります。
Superflyさんにとっての「カバー曲」は、私にとっての「良習慣」なんじゃないかなと。
新しい曲を覚えるときのように、新しい習慣を始めるとき、最初はよそよそしさがあります。
自分も、習慣も、お互いに(笑)。
私がブログを始めたときなんて、まさにそんな感じでしたね。
私は文章を書くことに慣れていないので、おろおろしながら文章を書いている。
「ブログの習慣くん」から見ると、「おいおい、、、危なかっしいけど、大丈夫かこの人」と私を見守っていたんだと思います。
まるで、初心者マークをつけた自動車のドライバーが、新車に乗っているような感覚でしょうか。
ドライバーと車、お互いがお互いに慣れていないような。
そんなイメージが、私は「人と習慣」にもあるように思うんですよね。
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「不慣れ」から「良習慣」にするためには
良習慣づくりのプロセスを大きく分けると、
・前半
・後半
にわかれます。
前半は、大変です。
「なぜやらなきゃいけないのか?」と考えたり。
「面倒くさいな」とサボりたくなったりするからです。
そんな感情や自分のスキル不足に向き合う。
その中で、自己対話をしたり、自問自答したりして、良習慣に向き合うわけです。
それが、あるとき「中間ポイント」を乗り越えるタイミングがあります。
ちょうど真ん中とばかりは限らないのですが。
フルマラソンに例えると、折り返し地点ですね。
前半は「道のりはまだ長いな……。」とか、「なんでレースに申し込んだんだろう?」と思います。
でも、折り返し地点を超えると、あとはゴールに向かうだけ。
「ここまで来たら、ゴールしたい」という気持ちが高まってくるんです。
このような中間ポイントが、習慣にもあります。
ここを超えるまでが大変なんですけれど。
中間ポイントを超えると「もうやめるなんて考えられない」とか、「やっていない自分を想像できない」などと思うくらいに。
最終的には、「なんで、みんなはやらないんだろう?」という疑問さえ浮かぶくらいになるんですよね。
私も、
・ブログ
・コーチング
・水泳
などは苦手でした。
ずっと「前半の領域」にいたわけです。
それが、続けていくうちに、中間ポイントを超えていきます。
すると、「後半の領域」に移ります。
ここが分岐点。
気づくと「それをやっていない自分を想像するのが難しい」レベルになるんです。
「引き返すほうが面倒だ」という感じになるんです。
きっと、あなたにとっての歯みがきは、そんな感じなのではないでしょうか。
子どものとき、歯みがきは面倒くさい。
でも、大切さや虫歯の痛みを知ると、磨かないわけにはいかなくなる。
どこかで「中間ポイント」を超えるわけです。
すると、夜に眠くても、酔っていても、寝る前に歯みがきをしてから眠るようになります。
それをやっていない自分が、想像できないように。
その状態を、よく「歯みがきしないと気持ち悪い」みたいな表現になっているんじゃないかなと思います。
さて、あなたが追いかけている習慣は、もしかしたら前半の領域かもしれません。
だとしたら、まだ不慣れ。
親しくなるために、「習慣」に会う頻度を増やしましょう。
新しいお店がお気に入りになったみたいな感覚で。
慣れれば、顔なじみになります。
すると後半の領域に入り、常連枠になりますから。
「良習慣くん(または良習慣さん)」に、「おっ、まいど!今日もきてくれたんだね!」と言われるようになりましょう。
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■編集後記
昨日は、会社を退勤後にトライアスロンのスイムスクールへ。
6月に一度スキップしてしまったので、振替の参加でした。
昨日の東京は夕方に雨とカミナリがすごかったんですよね。
その影響なのか、スイムの参加者が3人しかいなかったんです。
普段は15人くらいいるので、かなりさみしい感じでした(笑)。
でも、遅れてきた方々がいて、最終的には6名まで増えました。
トレーニングメニューは、ハードでした……。(^_^;)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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