気づきの習慣

「義足の鉄人」から学んだこと:レースは「晴れ舞台」

投稿日:2013/11/05


■「義足の鉄人」古畑さんを初めて知りました。

 

昨日、撮りためていたハードディスクレコーダーの整理をしていたら、たまたまNHKのドキュメンタリー番組が録画されていたことが分かりました。

ロンドンオリンピックのときに登録した「トライアスロン」という録画キーワードに引っかかったようです。(笑)

 

番組は、「アスリートの魂」というドキュメンタリー番組。

※ご参考
アスリートの魂「限界は考えない トライアスロン 古畑俊男」

 

「義足の鉄人」と呼ばれる古畑俊男さん(51歳!)のトライアスロンへのチャレンジを追いかける内容でした。

 

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古畑さんは公務員として勤務しながらトライアスロンにチャレンジしているのですが、その記録がすさまじいのです。

 

▼あのハワイのアイアンマンに3回も連続で出場され

▼現在は、リオデジャレイロのパラリンピックを目標にトレーニングされ

▼横浜で行われたトライアスロンの国際大会では4位の成績を収められ

▼パラトライアスロンの世界ランキング7位に位置づけられている

そのような素晴らしい戦績を残されている方なのです。

 

義足をつけながらアイアンマンと呼ばれるトライアスロンのロングディスタンス(総距離およそ226kmです!)を3回も完走されているのですから、驚きました。

これは、わたしができないと言ったら古畑さんに怒られそうですよね。(笑)

古畑さんの誠実な人柄とひたむきな努力を続ける姿を観ていて、妻と一緒に、自然と「応援しよう!」という気持ちになりました。

 

■トレーニングの成果を出す場所は、晴れ舞台

 

古畑さんが番組の中でおっしゃっていたことの中で、非常に共感するシーンがありました。

 

それは、

【レース当日は、それまでのトレーニングの成果をみなさんに見ていただく晴れ舞台】

というコメントです。
(一字一句同じではないと思います。すみません!)

 

そうなんですよね。

わたしの周囲のトライアスリートやマラソンランナーであるみなさんは、誰に強制されているわけでもありません。

それなのに、ただでさえ少ない時間をやりくりしてトレーニングを継続しています。

日々のひたむきな継続こそが、将来のリターンにつながることを経験的に知っているからです。

 

それでも、くじけそうになることはあるでしょう。

寒い日は布団から出られなくなるのは、みんな同じなのです。

それでも、走り続ける、泳ぎ続ける、バイクを漕ぎ続ける。

それはなぜでしょうか?

 

■なぜレースにチャレンジするのか?

わたしは、個人的には、やはりレース完走後の達成感や充実感を味わいたいということがあります。

そして、今までできなかったことができるようになった!という自己成長を測るという目標もあります。

それに加えて、もうひとつ、古畑さんのコメントを聞いた時に思いました。

 

わたしは、

【大人になっても、晴れ舞台に立つような気持ちを味わいたい】

という想いもあるのだ、ということです。

 

それは、例えるならば、子どもの頃に学芸会を両親に見に来てもらうような心持ち、といえば伝わりますでしょうか?

不安がありつつも、日常と違うワクワク感と高揚感があり、なんだがそわそわしてしまう、、、

そんな微妙な気持ちのことです。

 

■新たな自分に出会えるチャンス!

日常のルーティンに振り回されていると、どんどん飛び込んでくる案件を打ち返す卓球仕事に忙殺されてしまいそうになります。

しかし、自ら志願した大会に向けてトレーニングを積み、新たな目標を達成することで、ひとまわり大きな自分に出会える。

そして、より大きな自分に会いたくなって、また新たなチャレンジの旅に出る。

このスパイラルが人を成長させ、人生を充実させていくのではないでしょうか。

 

古畑さんをみていたら、

【わたしの人生はまだまだ途方もない広がりがある!】

という大きな希望をいただきました。

 

将来はわたしも、古畑さんのように誰かを勇気付けられるようになりたいものですね。

古畑さんの努力する姿勢を少しでも取り入れて、さらなる飛躍を誓った次第です!

 


 

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