良習慣の習慣

学習生無力感を減らす方法。小さな習慣をクリアして、自分にたくさんのOKを出していく。

投稿日:2015/11/28


あなたは、無力感を感じることはありますか?

私は、日々感じています。。。(^_^;)

しかし、数年前から比べると、だいぶ無力感を減らすことはできています。

どのようなことから無力感を減らすことができたのか、考えてみました。

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下手な戦略を連発すると後々に大きなダメージが訪れる

ちょうど2年くらい前、私は、週末起業、トライアスロン、休日のセミナー参加といった活動を連発しました。

妻には、、、すべて事後報告でした・・・(汗)

そのようなことが続いたので、妻としては、私の活動に気軽にOKを出せなくなっていました。

行きたいセミナーに参加しても良いか聞くと、NG。

マラソン大会に出たいと言えば、遠方はNG。

友人と早朝や夜に会うことも、、、NG。

そのような状態になりました(すべて私のやり方が下手だったからですが・・・)。

やることなすこと、すべて妻からNGがでることを想像すると、自分の申し出にはOKが出ないと思いこみ、その場に立ちすくむしかなくなりました。

そのうち、何をするにも、「どうせ無理だろうな。」という感情が沸き上がるようになります。

つまり、「自分は無力だ。」ということを学習するようになっていたのです。

 

小さな習慣をクリアしていくことでセルフイメージは回復できる

「自分は無力。」

「何をしても状況が変わらない。」

「そうであるならば、静かにじっとしていよう。」

数年前の私のこのような状態は、「学習性無力感」と呼ばれます。

これは、ストレスから逃れられない状況で起きます。

自分がこれまでに得た知識や経験では解決できないという思いがつのり、物事に対して無関心の状態になります。

「どうせ自分にはできない。」

そんな風に思ってしまうと、何事にも挑戦するという気にならず、自分の内側に閉じこもり、ますます袋小路に迷い込みます。

そのような苦しいとき、小さな習慣をクリアすることを試していきました。

・10秒だけ洗面台の鏡を磨く。

・家に帰ったら靴を揃える。

・脱いだ服はハンガーにかける。

・歯を丁寧に磨く。

本当に、小学生が親と約束するような習慣です。

でも、その実践が良かったのです。

「昨日はできた!」
「今日もできた!」

そんな風に、自分にOKを出せるようになっていきました。

それらの小さな習慣を達成していくうちに、やがて読書や運動のような手強い習慣にも手をつけられるようになりました。

結果的に、「自分の人生、コントロールできる部分を増やしていきたい!」と考えられるようになりました。

そう思い立ってから行動をスタートすると、いろいろな変化が起きました。

・妻に自分の考えを話しました。

・自分でセミナーを開催して自ら外へ働きかけました。

・友人たちに自分の考えを聞いてもらいました。

怒りや負の感情よりは楽しい話をして、周囲の人との人間関係を築いていくことに決めました。

そのやり方は、私のメンタルの健康にも合っていたようです。

しばらくすると、結果も少しずつついてきました。

やがて、仕事もプライベートも順調にまわるようになってきたのです。

 

直感に触れたポジティブな感情を見過ごさずに自分から選択していく

過去の嫌な出来事を人に話すと、人は強いストレスを感じます。

怒りの体験を何度も思い出すと、ストレスが増大してしまいます。

それよりは、失敗しても良いから、自分で小さくチャレンジしてみる。

自分にOKを出していくことで、自尊心を育てていくのです。

そのためにも、日常的にいろいろな経験をしておくのはおすすめです。

直感で良いと思ったこと。

楽しそうだと思ったこと。

気になったこと。

それらを主体的に体験することによって、さまざまな人や価値観、そして出来事に慣れておくことを習慣にするのです。

自分で選ぶことを増やすことによって、無力感は減ります。

日々、新しい体験を主体的に選択することによって、ストレスを減らしていきましょう。

 

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【編集後記】

私のブログ師匠からアドバイスをいただき、RSSリーダーfeedlyの表示を全文表示に戻しました。

読み返したブログに誤字脱字が多くて辟易し、RSSだと修正がきかないことから全文表示をやめた記憶があります。

しかし、最近は自分でも「Visit Website」をクリックしてアクセスするのが面倒になっていたので、ちょうど良かったかもしれません。(^_^)

井ノ上さん、ありがとうございます!!

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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