気づきの習慣

ロールモデルの可能性が、自分の可能性。

投稿日:2024/11/26


あなたのロールモデルは、どんな方でしょうか。
そのロールモデルの方の可能性が、私たちの可能性を広げることもあれば、狭めてしまうこともあると考えています。




 

アウトプットの可能性はどこまで広げられるのか

先日、「良習慣塾」で開催したセミナー。
テーマは
「アウトプット脳をつくるマインド」
でした。

さて、アウトプットで見落としがち(と私が感じている)な、重要なポイントがあります。

それは、
・ロールモデルが取り組んでいるアウトプットのレベル
です。

私たちが「アウトプットをしよう」と思うとき、誰かをお手本にすることがあるはずです。
たとえば、ブログを始めるときに、ほかの方が書いたブログを読んで「なるほど、ブログはこう書くものなんだな」という感じで。

ここに、ポイントがあります。
最初に「こういうものなのか」と感じた量と質が、私たちの基準になることが多いのです。

要は、お手本によって、「ブログとは、これくらいの文字数で、これくらいの質の記事を書くことが基準」が決まります。
そこが、基準であり、上限になるわけです。

そのため、
・ロールモデルの方がアウトプットしている「量や質」が、私たちがたどり着けるアウトプットの幅(限界)を決めている(可能性が高い)
ということになるのです。

以前、私が初めてのブログとして「書評ブログ」を書いていたとき。
限界は「週に1度」でした。
なぜ毎週の頻度になったのか。
身近に書評ブログを書いている人がいなかったからです。

そのため、私のキャパとして「週末に1記事書くくらいが精一杯だろうな」と自己判断したわけです。
事実、毎週1記事を書くのも大変でした。

本は読んでいたものの、記事にするのが難しい。
すごく時間をかけて、ブログ1記事を更新していたんです。

そのうち、毎週でさえ無理になりました。
結果、挫折。
ブログをやめる結果となりました……。

ですから、「週に1度の更新」が私の限界だったのです。

 


 

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私の限界が広がった理由

身近にロールモデルがいない。
すると、「自分はせいぜいこれくらいの実力だろうな」と判断することになります。
私の「週1更新が限界」のように。

では、その限界が破られるのは、いつなのか。
「新しいロールモデル」を見つけたときです。

たとえば、自分のレベルが1のときに、レベル30の人のブログを読む。
「レベル30の人は、こんなにすごいのか!」と驚きます。
そこで「自分もレベル30にならなきゃ(なりたい)」と思う。
少しでも近づくために、トレーニングをするわけです。

私がブログを始めた2008年当時は、まさにレベル1。
ロールモデルはいません。
それだと、毎週1回が限界。
その基準さえ、守れませんでした。

理由は、前述の通り「毎週1回が、私の想像力の限界」だったからですね。

さて、最初のブログの挫折を経て、6年ほど。
2013年にこのブログ「良習慣の力!」を開設することとなりました。

このときのロールモデルの人たちは、どんなレベルだったのか。
ブログを毎日更新していたんです。

しかも、1記事2000文字くらいのボリューム。
質も高いものでした。

「まじか……。」と。
レベル1では、とても太刀打ちできない基準だったのです。

普通なら、この時点で「詰み」。
ゲームオーバーです。

 

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ロールモデルの可能性が、自分の可能性

ところが、想定では詰んだはずのゲームは、破綻しませんでした。
それどころか、今も続いています。

アウトプットレベル1のブロガーだった私が、
・毎日更新で4153日目
・1記事2000文字前後
で、ブログを継続できているんですよね。

私という人間は変わっていません。
それなのに、
・週1でさえブログを更新できなかった私
と、
・1日1記事のブログ更新を続けて12年目の私
がいるのです。

その変化が起きた理由こそ、
・ロールモデルの方がアウトプットしている「量や質」が、私たちがたどり着けるアウトプットの幅(限界)を決めている
ということなのです。

要は「お手本の人が毎日できているということは、自分にもできるかもしれない」と思わせてくれる。
そのレベルが、自分の可能性を広げてくれるわけです(同時に「ここまで」という限界も感じるわけですが)。

私のイメージは、写経です。

たとえば、私が「村上春樹さんのようなわかりやすい文章を書きたい!」と思ったとします。
すると、村上さんの文章が到達するべき最高峰となるわけです。

その文章を写経する。
すると「ここで句読点を打つのか」とか、「ひらがなと漢字のバランスはこれくらいなのか」ということがわかります。

そのまま真似すれば、村上春樹さんと同じレベルの文章を書くこと自体はできます(擬似的に)。
ただ、それ以上になることはないですよね。
目指すレベルが、そのまま目指す基準になるからです。

そのため、私は、
・ロールモデルの方がアウトプットしている「量や質」が、私たちがたどり着けるアウトプットの幅(限界)を決めている
と考えているのです。

だからこそ、「誰をお手本にするのか?」は重要ですね。
私たちの可能性がわかるので。

アウトプットの活動が多い人をロールモデルにすれば、私たちの可能性も広がります。
一方、アウトプットの活動が少ない人をモデリングすると、私たちの可能性も狭くなります。

ロールモデルの可能性が、自分の可能性。
そんな意識を持って、お手本の人を考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にスタバへ。
ブログとメルマガの前倒しや、新しいプロジェクトの考えごとなど。

こっそり進めている個人的なプロジェクトも進めることができました。

帰りは、塾帰りの娘と一緒に。(^^)


 


 

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