読書の習慣

400ページ超えの本もラクに読めるようになる2つのステップ

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「時間がかかりそう」と感じると、私たちは先のばししがちです。
その先のばしをどう防いでいくか。

おすすめは、
(1)ハードルをグッと下げる
(2)小さなハードルを何度もクリアする
という2つのステップです。




 

分厚い本を読むことを先のばししてしまう悩み

分厚い本(目安は400ページ超え)を前にすると、ひるむ自分がいます。

「手を出したら、読み終えるまでに時間がかかるだろうな」
「読み始められたとしても、途中で挫折してしまうかも」

そんな考えが浮かんでくるからです。

ただ、どれほどページが多かったとしても「本は本」なんですよね。

1冊600ページの本があるとしても、3冊200ページ読むことと基本的には同じはず。
理屈はわかっているんです。
それなのに、簡単そうな200ページの本を読みたくなるんですよね。

私の自宅の本棚でも、未読になっている本はページ数が多い本です。
もちろん、内容には、興味があるんです。
そこで「今度こそ読もう」と思って、パラパラと読む。
「やっぱりおもしろそうだな」と感じます。

でも、ページ数を見て「500ページ超えか……。」とあきらめて、また本棚に戻してしまう。
そんなことがずっと続いているんです。

これも先のばしですよね。
しかも本には締め切りがありません。
なんとかしないと、何年も積読本のままです。
(実際に、あります……。)

 


 

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なぜ分厚い本の読書を先のばししてしまうのか?

分厚い本への先のばしは、なぜ起きるのでしょうか。
私は読書は大好きですし、抵抗はほとんど無いはずなのに。

考えてみると、自分の行動がマヒしているような感じなんです。
分厚い本を前に、体がかたまってしまっているような。

イメージは、初めてエスカレーターに乗ろうとする子どもみたいな感じです。
動いている階段を初めて目にする。
足を伸ばそうとするけれど、怖くて足を引っ込めてしまう。
結果、ずっとエスカレーターの前から進めない。
そんな状態です。

これが、私が分厚い本を目にしたときの感情なんですよね。

こういうときは、私たちの本能がアラートを出しているんです。
「それに手を出したら大変だよ。面倒だし、時間もかかるし、エネルギーをたくさん使うことになるよ」と。

陸上でいえば、目の前のハードルが2段階くらいグッと上がった感じがするんです。
「こりゃ強敵だ」と身構えてしまう感じ。
そうなると、600ページの本1冊より、200ページの本3冊を読みたくなってしまうんですよね。
200ページの本のハードルなら、何度も乗り越えているので。

ただ、ある日ぶつかったんです。
「このままだと、600ページの本を読むタイミングはいつやってくるんだろう?」という疑問に。

その答えは明確でした。
「このままだったら、ずっとこのまま読まないよな……。」ということです。

では、どうすればいいのか。
答えは2つのステップでした。

それは、
(1)ハードルをグッと下げる
(2)小さなハードルを何度もクリアする
です。

 

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「未経験の敵」を乗り越える2ステップ

目の前に壁が立ちはだかっているときは、ひるむのは「未経験の敵」に見えるからです。
ですから、敵に向き合うことで「そんなに怖くないよ」と自分自身に言い聞かせる必要があるんですね。

そのための方法が、
(1)ハードルをグッと下げる
(2)小さなハードルを何度もクリアする
ということなんです。

600ページの本だとしたら、イメージとしては6メートルくらいのハードルに見えてしまっています。
高すぎるハードルです。

でも、それは錯覚です。

では具体的にはどうするか。
まずは5分間だけ読んでみればいいんです。
タイマーをセットして。

すると、6ページくらいは読めるんですね。
それでも、確実で着実な前進です。

サイズ感としては、高さ600メートルを超えるために、たった6cmしかクリアしていません。
でも、わずか6ページですけれど、小さなハードルをクリアしています。

このようにして何度も読んでいるうちに「またできた!」「今日もできた!」が続きます。
これを10回とか20回程度くり返すと、慣れてきます。
結果、そのハードルをクリアすることが簡単になるんですね。
やがて5分が10分になり、6ページが20ページになるんです。

そのようにして、毎日5分だけの読書や毎日6ページの読書をするのがおすすめです。

難解な本もラクに読める「1日6ページ読書法」 | 【良習慣の力!】ブログ

私は、この方法で、名著と言われる分厚い本を読破しています。
先日も『ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則』を読破しました(431ページ)。

あなたも分厚い本にひるむことがあったら、
(1)ハードルをグッと下げる
(2)小さなハードルを何度もクリアする
という手法で、本能に「そんなに怖がらなくて大丈夫だよ」と伝えましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。

夜はエニタイムフィットネスでバイクとラン。
運動するときに大事なイヤホンを忘れました……。
と思ったら、帰るときに着たジャージのポケットに入ってました。(笑)


 


 

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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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