良習慣の習慣

「休み」とはサボることではなく「回復」すること

投稿日:2021/12/10


「休む」という言葉にマイナスのイメージを持っていたのですが、プラスのイメージに意味づけが変わりました。

私と同じように「休んではいけない」と思っている方に届けたい記事を書きました。




 

有給取得で感じた「休息」の大切さ

会社の仕事で有給を取り、妻と『あなたの番です 劇場版』を鑑賞に行きました。

平日の昼間の時間帯に映画を鑑賞できるのはいいですね。

体も心もリラックスすることができて、いい有給となりました。

つい忘れてしまいますが、休息も1つの生産的な活動なんですよね。

以前、

体という字の

ほとんどは

休むとという字で

できている

という広告コピーを目にしました。

このコピーを読んだとき「体を休めることって大事な活動なんだよな」と思ったのです。

現代人の睡眠時間は、減少傾向。

これは、スマホの影響が大きいです。

調査によると、せっかくふとんに入ったのにもかかわらず、すぐに寝ないでスマホをいじっている人が多いようです。

その結果、寝る時間が遅くなるのでしょう。

でも、高いパフォーマンスを出すためには睡眠時間は必須ですよね。

もちろん、やりたいことがたくさんあると、睡眠時間を削りたくなる。

その気持ちはよくわかります。

それでも、やはり一定の休みは必要です。

休まないで働き続けるのは、ピットインしないF1レースのようなもの。

それでは、レースでいい結果を残すことはできません。

とはいえ、「休んではいけない」という思い込みを持っている人は多いもの。

私自身も、そう思っているのでよくわかります。

 


 

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「休む」のはサボるのではなく「回復」すること

私が思う「休む」という言葉には、

・何もしない

・ダラダラする

・サボる

・何も生み出さない

・無駄な時間

といったマイナスのイメージがあるからです。

そのイメージは、

「がんばらなければ価値がない」

とか、

「がんばらなければ愛されない」

という私が持っている思い込みと真逆。

ですから、相反するわけです。

その「がんばらなければ価値がない」「がんばらなければ愛されない」という思い込み。

先日、受講したセミナーで、意味づけが変わる気づきがありました。

そのセミナーで、

・「休む」のではなく「回復」ととらえる

という言葉に出会ったんですね。

「そうか、休むとは回復することなんだ・・・!」という気づき。

言われてみれば、当たり前のことかもしれません。

「表現を変えただけでしょ」と思われるでしょう。

でも、こういうシンプルな気づきこそ、行動を変えるきっかけになるものなんですね。

私たちは「学び」は忘れてしまうことも多いですが、「気づき」は残ります。

「回復」は、サボるとは異なりますよね。

ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」でいえば、宿屋に泊まること。

宿屋で休んでHPを回復させなければ、冒険を続けることはできません。

その行為は決して「サボり」ではなく、まさに「回復」なのです。

私たちの「休み」も、それと同じ。

「休む」のはサボるのではなく、「回復」することなのです。

今までの「休み」は、マイナスのイメージでした。

で、「回復」だとプラスのイメージに変わったのです。

「英気を養う」という言葉もある通り、私たちには回復が必要。

それによって、より良いパフォーマンスを出せる。

その意味では「回復」はアクティブな行為なのです。

 

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ビジネスパーソンに必要な3つの活動

アスリートは、

(1)運動

(2)栄養

(3)休息

の3つの活動のバランスをとっています。

運動で体を動かす。

食事で栄養をとる。

睡眠やマッサージで休息をとる。

それら3つの活動のバランスをうまくとれているアスリートは、パフォーマンスが高いわけです。

とくに、大事なのは休息。

休息をとらないアスリートは、体調不良になったり、ケガをしてしまうでしょう。

これは、ビジネスパーソンの仕事も同じだと考えています。

3つの要素を置き換えてみると、

(1)運動=仕事

(2)栄養=学び

(3)休養=回復

ということになりますね。

こう考えると、アスリートにおける回復を、ビジネスパーソンもおろそかにしてはいけないということがわかります。

私の周囲には、がんばる人が多いです。

まじめな人ほど、とくにがんばる傾向にあります。

もちろん、行動していくのは大事。

そうしなければ成長はありません。

だからといって、休みをとらないのはNGですね。

20代の頃ならまだしも、40代になると体力も落ちます。

40代をすぎると仕事がおもしろくなってくる時期でもあるんですよね。

ですから、仕事時間をつい増やしたくなります。

私も複業でひとりビジネスのプロジェクトなどを増やしていきがちです。

もちろん、仕事を増やせば、収入が増えるなどいいこともあります。

ただ、仕事をやりすぎて休まなくなるのはあまり良くないわけですね。

アスリートのようにパフォーマンスを高めたければ、私たちビジネスパーソンも

(1)運動=仕事

(2)栄養=学び

(3)休養=回復

の3つの活動のバランスをとりましょう。

私も、「休む」というより「回復」するという意味で、休息をもっとアクティブにとらえていきたいと思います。

 


 

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■編集後記

昨日は、翌日の仕事を調整して、会社の有給を申請。

そのせいもあって、会社の仕事に追われました。。。


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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