コミュニケーションの習慣

伝えたいメッセージをシンプルかつ明確にするための3つのアプローチ。

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あなたの周囲には、「話が長い・・・」と思う人はいますか?

一方で、自分が言いたいことが長くなると、相手には伝わりませんよね。

メッセージをシンプルかつ明確にするための工夫を記事にしてみました。

 

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あいまいなテーマの話は長くなりがち

コーチングセッションをおこなう際は、クライアントさんにセッションのテーマを決めていただきます。

クライアントさんが抱えている課題や悩みということもあれば、熱いゴールを語っていただくときもあります。

ただ、何かの想いを伝えようとすると、つい話が冗長になりがちです。

これは私がクライアントの立場でもよくやってしまうのですが、、、思い当たるあたる人もいるのではないでしょうか。

でも、「長い話」というのはあまりいいことがないように思います。

聞いているほうにとっては、話の要点がわからなくなります。

話しているほうも「えーと、、、結局何が言いたかったんだっけな・・・」という感じになりがちなのですよね。

 

伝えたいことをまとめる3つのアプローチ

「エレベーターピッチ」という言葉をご存じでしょうか?

エレベーターに乗っているくらいのわずかな時間で、自分自身やビジネスについて説明ができるようになることです。

イメージとしては、新入社員が、偶然エレベーターで乗り合わせた社長に対して、短くかつインパクトあるように自分や自分のアイデアを売り込む感覚です。

エレーベーターに乗っている時間というのはわずかですから、かなり短時間ですよね。

極限まで削ったときに、本当に重要なメッセージが浮かび上がってくるということです。

「エレベーターピッチ」のように、伝えたいことを短いフレーズにするために私がやっていることを3つあげてみました。

 

1:枕詞をつける

これはシンプルです。

「ひと言でいうと〜」とか、「結論から言うと〜」と、話しはじめにつけるだけです。

ただ、人間の脳はかしこいものです。

この枕詞をつけるだけで本当にひと言のフレーズが出てきます。

 

2:エッセンスを抽出する

私は、ブログを書いたあとに記事タイトルを考えることが多いです。

その場合、記事のテーマに流れる「エッセンス」のようなものをタイトルに入れるように考えています。

これは良いトレーニングになるので、おすすめです。

 

3:質問をする

「いま話してもらったことをひと言で表現したら、どんなテーマになりますか?」と質問してみましょう。

実際、私がコーチをする際によく使うフレーズです。

拡散して話したあとなので、まとまりやすくなります。

 

メッセージはシンプルかつ明確にしよう

私は、早起き習慣化セミナーで「なぜ、早起きしたいのか?」という理由を深掘りしていただくワークをおこなっています。

表層的でぼんやりした早起きのイメージを、より明確にするためです。

最初は文章で書きだしていただくのですが、最後に「ひと言」で早起きの目的を話せるようにしてもらうのです。

シンプルに短く、ひと言で目的を語ることができるようにする。

そのメリットは、「目的が明確になる」ということにつきます。

明確さはパワーです。

短くシンプルにしておくと、脳にも記憶されやすいので、目標達成や願望成就につながるのですね。

長い時間をかけて、長い話をだらだらと説明するのであれば、誰にでもできるでしょう。

ただ、1分や5分で自己紹介をしたり、自分のアイデアを伝えるというのは簡単ではありません。

私も、セミナーでは伝えたいことがたくさんあると、終了時間ギリギリまでかかってしまいますし、コーチングセッションも長引くことが多いです。。。

そのために、ブログや枕詞を使って日々トレーニングしています。

特に、スピーチやプレゼンであれば、自分の考えをコンパクトにまとめて、何度もトレーニングをしないとなかなかできません。

そのためにも、伝えたいことを短くシンプルにまとめるトレーニングに取り組んでいきましょう。

 

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■編集後記

昨日はランチのあとのメールチェックをやめて、軽いウォーキングにトライしてみました。

午後の仕事が快調でした。

ランチタイムの軽い運動というのは脳に良いと聞いていましたが、やってみると実感できますね。

これは良い習慣かもしれません。

ダイエット習慣の副産物ですね。(^_^)

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-コミュニケーションの習慣

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良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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