気づきの習慣

「憧れる」のをやめてはいけない理由

投稿日:2024/01/16


憧れの人の存在は、私たちの成長に大事な役割を果たしてくれています。
その理由を記事にしてみました。




 

「憧れるのをやめましょう」の注意点

「憧れるのをやめましょう」

2023年に、何度も見聞きしたフレーズです。

このフレーズ。
誰が言ったのか。

そう、今や「世界一の野球選手」と言われるようになった大谷翔平選手の言葉ですね。

昨年、日本野球が世界一に輝いたWBC。
最強チームアメリカを敵に迎えた決勝戦。

緊張する試合前のロッカールームで、選手たちが円陣を組みました。
そこで、大谷選手が「憧れるのをやめましょう」と言ったわけです。

その後、見事に世界一。
まるでマンガのストーリーみたいですよね。

実際にドキュメンタリー映画になっていて、これが興奮もの(笑)。
野球好きの方にはおすすめです。
Amazonのプライム・ビデオで観ることができます。

憧れを超えた侍たち 世界一への記録

この「憧れるのをやめましょう」。
そのフレーズだけが、やけにクローズアップされているように感じています。

ただ、少し注意したいところがあります。
私はそのあとに続いた言葉が大事だと思っています。

それは、大谷選手の「今日1日だけは」という言葉です。
彼は「今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」と言っています。

要は、試合のときだけ「憧れるのをやめましょう」と言って限定しているんですね。

なぜ、この限定した条件が大事だと思うのか。
それは、普段から憧れるのをやめてしまうと、私は「成長が止まってしまう」と考えているからです。

 


 

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ロールモデルの有無と成長の関係

私が思い出すのは、
・ロールモデル
です。

ほかにも、
・師匠
・メンター
・模範
などがあります。

ロールモデルの存在は、私たちが成長し続けるために、とても重要なポイントだと考えているんです。
なぜなら、ロールモデルが私たちの成長の道しるべになるからなんですよね。

私たちの人生が船の航海のようなものだとすれば、ロールモデルは灯台です。
「あなたが目指しているのは、こっちの方向だよ」という方向性を示してくれる存在なんです。

実際、大谷選手も、アメリカのスター選手たちに敬意を払っていないわけではありません。
憧れてしまったら、試合に勝てない。
だから、この試合中だけは「憧れるのをやめましょう」と言っているんです。

普段は、大谷選手もマイク・トラウト選手やムーキー・ベッツ選手のことを「すごい選手」と表現していますから。

一流から、学び続ける。
ですから、成長し続けているわけです。

私がサポートしているコーチングのクライアントの方たちにも、ロールモデルの有無が重要なんです。

どういうことか。
ロールモデルがいない人は、成長が伸び悩む傾向にあるんです。

もちろん、ロールモデルがいなくても、ゴールに向かって行動量を増やしたり、勇気を出してチャレンジできます。
瞬間的な成果を得られることも、確かにあるんです。

ただ、問題はチャレンジ行動が継続しない場合が多い傾向にあったりします。

一方、コーチングの契約が終わっても、活躍を続ける人もいます。
その人たちは、ロールモデルを持っているんです。

実際、コーチとしてサポートしている間は会社員だった方たちが会社をやめて、
・独立
・転職
・大学教授
などになり、活躍の場を広げているんですよね。

ロールモデルがいるかいないか。
両者の違いは、時間の経過とともにどんどん開いていくように感じています。

 

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ロールモデルを見つけるためには?

実は、ロールモデルを持てない人には、共通点があると言われています。

それは、
・心の中では「活躍してる人より自分のほうがすごい」とひそかに思っている
ということです。

ですから、活躍している人たちから学ぼうと思えないのです(これは無意識のこともあるそうです)。

そうなると、ロールモデルから学ぼうと思えません。
ときには傲慢になってしまうことも……。
すると、伸び悩んでしまうのです。

船が港というゴールについたあと、灯台が見えないので「次はどこに向かえばいいんだろう……。」という状態になるからなんですね。

一方、成長し続ける人は違います。

ロールモデルの良いところを学び、真似できるところは真似する。
自分ができる範囲で。

ですから、謙虚。
「自分はまだまだです」という感じです。

船が港についたあと、灯台が見えるのと同じですね。
「あっちの方向に進めばいいんだな」と思えるわけです。

では、ロールモデルはどうすれば見つかるのでしょうか。

ここには、具体的な答えはありません。
「あそこに行けば、あなたのロールモデルが待ってるよ」というわけにはいかないんです。

ただ、あなたが次のステージに上がるために、本当にロールモデルの存在を必要としているときに、フッと現れたりするものです。
残念ながら、私には科学的な証拠は出せないのですが。

ただ、イメージとしては、映画や漫画などで、主人公がピンチになると新しいロールモデルが登場して、主人公を助けることがありますよね。
あなたも、そういったシーンを見たことがあるのではないかと思います。

ロールモデルが現れるのは、あのイメージなんです。
ですから、私たちが「ロールモデルが必要だ」と思わないことには、アンテナが立ちません。
もしかしたらまわりにいるかもしれませんが、求めていなければスルーしてしまうわけです。

さて、今のあなたにはロールモデルが必要でしょうか。
「自分のほうがすごい」と思いすぎてはいないでしょうか? (笑)

もちろん、その意気込みはすばらしいです。
ただ、彼らから学べるところは、吸収していくほうが、メリットがあると思います。

そして、あなたが目指すゴールを日常にしている人たちが、実現するまでにどんなことをやってきたのか研究してみましょう。

そのようにしてロールモデルに近づこうとする素直さを持ち、そのステージにたどり着くための行動を積み重ねれば、あなたが望む方向に成長できるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は「ビジネスブックBAR」の準備。
ほぼ終えることができました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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