良習慣の習慣

言葉づかいがあなたのパフォーマンスを決める。ポジティブな言葉とネガティブな言葉の差は大きい。

投稿日:2018/09/14


良いことがあったとき、あなたはどのような表現をしていますか?

一方、嫌なことがあったら、あなたはどのように自分の気持を表出しますか?

どのような言葉を使うのかによって、あなたの成果が変わってくるものです。

 

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ポジティブな言葉がもたらすもの

先日、コーチング練習会のグループメッセンジャーでやりとりをしているときに感じたことがあります。

それは、練習会を主催している女性コーチが、

・人に恵まれてうれしい!

・楽しい!みなさんのこと大好きです。

・セッション前に落ち着きました。ありがたいです!

といったコメントをしていたことです。

感情を表す言葉が、とてもプラスのエネルギーを感じました。

そのような言葉づかいを読んだり、聴いたりしていると、それだけでこちらもポジティブな気持になるものです。

いいことがあったんだな、と感じて、そのメッセンジャーグループ全体があたたかい感じに包まれていました。

その後、その女性の方のFacebookを見ていると、やはり、

・楽しい

・うれしい

・良かった

・好きです

という言葉をよく使っていることに気づきました。

このような言葉づかいをする人とコミュニケーションをとっていると、自然と笑顔になってきます。

ポジティブな言葉づかいは、その人だけでなく、周囲にも良い影響を与えるものなのです。

ですから、彼女は練習会を主催できるし、3年間も毎週継続できているのでしょう。

3年間毎週ですから、150回以上の練習会を開催。

このような勉強会や練習会というのは、長く続けるのが非常に難しいものの1つです。

どれだけ主催者が「やりたい」と言っても、集まってくれる人がいなければ開催できませんし、続けられません。

それができているのは、女性コーチの人柄、そしてそれをにじませている言葉づかいでしょう。

 

言葉がその人を形づくる

その反対もありますよね。

仕事はできるし、優秀なのですが、ポジティブな言葉をまったく使わない人がいます。

私の以前の職場の上司が、そのようなタイプの方でした。

・あいつはだめだ

・頭悪いよ、あの人は

・彼は礼儀もなってないし、仕事できないよ

部下にアドバイスをするときも、「ふざけんなよ」という言葉づかいをするような人でした。

威圧感、バリバリですよね。(笑)

そのような言葉ばかりを使うので、周囲の空気がいつも悪くなっていました。

その上司は、結局チーム長になることはなく、その人を評価していた上長が異動してしまったあとは、あまり良い境遇にはなっていませんでした。

当然のことながら、不機嫌な人の近くにはあまり近寄りたくありませんよね。

それよりもポジティブな言葉をつかい、プラスのリアクションが多い人のほうが、人が集まってくるものです。

ですから、ネガティブオーラ全開の人よりも、ポジティブオーラを感じる人のほうが、仲間や協力者が現れるのです。

よく言われるように、言葉は「言霊(ことだま)」とも表現されます。

言葉そのものにパワーがあり、自分の内側や外側の世界に対して影響しているものなのです。

この点を意識していると、言葉の力が、仕事やパフォーマンスの成果につながっていくのだと思います。

ですから、先述の女性コーチのように、「うれしい」「好きだな」という言葉をつかえばポジティブな姿勢で物事に迎えるでしょう。

「あいつはだめだ」「あの人、頭悪い」と言っていれば、やはりそのようなネガティブな状態ですごすことになるわけです。

こう考えると、どのような言葉を普段使っているかということが、仕事の結果や自分のパフォーマンスに大きく影響しているとわかります。

つまり、その人が使う言葉が、その人自身を形づくるのだということです。

 

良い言葉で自分をしつける

ネガティブな言葉を使えばネガティブな人間になりますし、ポジティブな言葉を使えばポジティブな人間になる。

とてもシンプルです。

これは誰にでも理解できることだと思います。

しかし、それを意識して良い言葉を使っているかというと、なかなか難しい部分があるのではないでしょうか。

ですから、普段から自分がどのような言葉を使っているのか、意識してみることが大事です。

私の場合でいえば、

・ブログやメルマガを書く

・使わない言葉を決める

といったことを意識しています。

また、同じようなことを表現する際にも、

・それは悪いよ

とは言わずに、

・それはあまり良くないかもしれない

というようにちょっとしたニュアンスを変えるようにしています。

先の女性コーチは、

・良いと思いますよ

と言わずに、

・私は好きです

と表現するわけです。

同じことを言っているはずですが、インパクトは変わりますよね。

たとえば、あなたが渾身のブログ記事を書いたとします。

それを読んでくれた人が、

・良いと思いますよ

と感想を言ってくれるのか、

・私は好きです

と言ってくれるのか。

伝わり方が違うのではないでしょうか。

そのようにして、常にポジティブな表現をして、意識的に良い感情を1日の中で何度も味わうようにしています。

私の周囲にいる成果をあげている師匠たちも、言葉づかいにはとても慎重です。

言葉づかいの習慣によってもたらされるものがどれだけ多いのか、理解しているだと思います。

良い感情をいつもキープしていれば、思考にネガティブが入りこむことを防ぐこともできます。

自分で自分の機嫌をとることができるということですね。

良い言葉は、良い思い込みを自分につくることでもあるのです。

ですから、良い言葉を使うことによって、自分の思考と行動をコントロールしていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、朝スイムで1,500メートル。(同じコースのみなさんは2,000メートル以上・汗)

気合を入れすぎて鼻血が出てしまいましたが(笑)、休憩して、練習終わりで自主練しました。

夜は会社終わりで連続講座のセミナーに参加。

非常に良い学びで、これからが楽しみになるセミナーでした。

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