気づきの習慣

映画「武士の献立」から考えた「ほかの誰か」になることを手放す生き方

投稿日:


憧れの「理想モデル」を目指すこと。

そして、等身大の自分を受け入れる。

2つのバランスをとっていきましょう。




 

映画「武士の献立」に見た武士道のメッセージ

「武士道というは死ぬことと見つけたり」

この有名な言葉。

これは「葉隠(はがくれ)」という武士道の書に記されています。

「葉隠」は、江戸時代中期に、佐賀藩士の山本常朝が武士としての心得を口述したことを書物にしたもの。

侍の生きざまを記した武士道のバイブルと言われています。

その感覚を感じる映画を観ました。

それは昨日テレビ放送していた「武士の献立」という映画です。

上戸彩さん主演の女性「春」が、武家に嫁いでいったあとの紆余曲折を描く人間ドラマ。

映画の中でもとくに印象的だったのが、高良健吾さん演じる夫の安信(やすのぶ)が命をかけるシーン。

そこには、妻への感情や両親への想いがありつつも、自分が信じる道を選びたいという信念の葛藤があります。

信念を貫いた先に待っているのは「死」の可能性。

でも、武士には自分の命よりも大事にしたいものがあるわけです。

結果がどうなったのかは記事ではふれずにおくとして、ここに「武士道というは死ぬことと見つけたり」のメッセージを感じたのです。

武士にとっては「いかに死ぬか」ということがいかに大事なのか、ということです。

 


 

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究極の質問が浮かび上がらせてくれるもの

あらためて言うまでもなく、私たち人間は100パーセント寿命があります。

これはどれだけお金持ちの人でも、どれだけ優秀な人でも、私も同じ条件です。

ただ、日常生活を送っていると、この真実を忘れがちなのですよね。

頭の中では「私は大丈夫だろう」という思いが少なからずあったりします。

でも、それは突然の天災に見舞われた人たちも、そう思っていたでしょう。

そう考えると、幸運が続いているだけで生きているという見方もできるわけです。

そう、自分の寿命はコントロールできないことなのですよね。

だからこそ、できるだけ後悔しない生き方をしていきたいと思います。

また、自分の人生を行きていない人をできるだけ自分の価値観で生きる人に戻すお手伝いをしていきたいと思うのです。

プロコーチという仕事をしていると、そういう想いを強く感じます。

クライアントが人生に迷うとき、コーチングの質問としていろいろとたずねることがあります。

「自分の墓碑銘に何というメッセージを書きたいですか?」

「自分の葬儀ではどんな風にあなたのことを話してもらいたいですか?」

「自分が亡くなったときに新聞の死亡記事にのるとしたらどんな風に書かれていたいですか?」

そういう質問をすることがあります。

もしかして、こういった質問はときに不謹慎かもしれない。

コーチングを学んだとき、そう思うこともありました。

ただ、そういった究極の質問に対する答えることは重要です。

その人の本質が浮かび上がってくるからです。

そのようにして人生の終わりを考えること。

それは同時に「どんな風に自分の人生を生きていきたいのか?」を考えることもでもあるのです。

それにも関わらず「自分の寿命が終わるかもしれない」という現実を見ない。

それは、自分に確実にやってくる未来から目を背けているということでもあるのですよね。

ですから、コーチングセッションといった貴重な機会を活用して、自分自身の価値観に迫っていくのです。

 


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「ほかの誰か」のように生きなくてもいい

自分の中にある嫌なものから目を背ける。

それは、冷蔵庫に苦手な食べ物があるのに、ずっとそのままにしておくようなものかもしれません。

いくら苦手だからといっても長く放置しておけば、それは異臭を放ってくるでしょう。

そうならないために、どこかで扱わければなりません。

扱い方も工夫すればやり方はあります。

たとえば、そのまま食べずにみじん切りにして炒めれば食べられるかもしれないのです。

でも、意識を向けなかったらそんなアイデアも出てきません。

そうならないためにも、自分が苦手なところや嫌な感情にも向き合って行く必要がある。

そう思うのです。

実際に私たちが感じるネガティブな感情は、居場所がないと私たちを攻撃してきます。

「俺のこと、気にしてくれよ」という風に。

不安や不満、恐れなどが親に無視されている子どものような感じで訴えてくるのです。

ですから、私たちができることはネガティブな感情に対して居場所を与えること。

「そうか、自分はこんな風にネガティブなことを考えているんだな」といういう風に受け止めるて、ネガティブな感情に居場所を与える。

そのようにして、自分のポジティブだけでなく、ネガティブも受け入れましょう。

そうすれば、等身大の自分を感じられるようになります。

「ほかの誰か」のようにならなくていいのです。

もちろん、憧れの人や師匠の存在があるのはすてきなことだと思います。

自分の常識や自分の枠を打ち破ってくれるからです。

ただ、あなたは憧れの人と同じ人になる必要はありません。

世界でただひとりの人として生を受けているからです。

それが「ほかの誰か」のようにならなくていいということです。

欠点が短所あってもよくて、むしろそれらがあなたの魅力につながることが多いのです。

あなた自身を受け入れていきましょう。

そのままの自分にOKを出せたとき、私たちは自分の価値観とつながれるようになるのです。

「武士道というは死ぬことと見つけたり」と考えていた武士は、きっと「ほかの誰かのように生きよう」と思っていなかったはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から習慣化オンラインサロンの朝活ファシリテーションからスタート。

その後、コーチングセッションを1件。

ランチは娘と一緒にパンケーキづくり。

午後は映画「武士の献立」を見てから、ランニング。

夕食はロコモコ丼をつくってみました。

その後、家族で「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」を鑑賞。

盛りだくさんの1日でした。


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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