良習慣の習慣

その習慣、惰性になっていませんか?「習慣の質の見直し」で惰性化を防ぐ方法

投稿日:2020/01/10


一度決めたことをやり続けるということは、習慣としてすばらしいことです。

ただし、それが惰性になってしまわないように、ときどきは「習慣の質の見直し」に取り組みましょう。




 

習慣が惰性になってはいけない

一度身につけた習慣のやり方は、変えることが難しいもののひとつでしょう。

たとえば、読書の習慣。

考えてみると、読書の習慣というのは、赤ちゃんのときにはありませんよね。

親や先生から本の読み方を学び、そのうち自分で読書をするようになります。

私が子どもの頃は、本を読むときは音読をするのが一般的でした。

国語の授業で、先生と一緒に教科書を読んでいたんです。

ですから、声を出して読むスピードで本を読むクセがついているんですよね。

さらに、本を買ったら1ページ目からきちんとよみ、間をとばさずにきちんと最後まで読む。

それが本の読み方として普通だったわけです。

そういった読み方が自分の常識となり、大人になってもその読み方のまま読書をする人が多いのではないでしょうか。

これは、本の読み方としてしみついてしまったある種のクセです。

このクセで読むと時間がかかります。

多読するのは大変でしょう。

そう考えると、必ずしも質の高い読書法とはいえないんですよね。

そのようにクセになってしまった行動をダラダラと続けてしまうと、習慣というよりも「惰性」になってしまうことがあります。

 


 

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「習慣の質の見直し」で行動の質を高める

そこで、私がおすすめしたいことがあります。

それは、ときどき「習慣の質の見直し」をすることです。

あらためて読書の習慣を例にしてみましょう。

私が12年前に読書を習慣化した頃は、かばんに本を1冊持ち歩くことからスタートしました。

恥ずかしながら、それまでほとんど読書の習慣がなかったのです。

それでも、なんとか1週間に1冊を目標に本を読んでいました。

ただ、それでは本を買うスピードが、読むスピードに追いつかなくなってきたんですね。

読書の習慣の質をあげる必要性が出てきたということです。

ここで必要に迫られたのが「習慣の質の見直し」として次のようなことをおこないました。

・フォトリーディングという速読術を学んだ

・「レバレッジリーディング」でメリハリのある読書法を取り入れた

・Kindleで電子書籍を読むようになった

・1冊読み終わってしまっても、Kindleに読める本がある状況をつくった

・本によって精読と速読を使い分けるようになった

・マインドマップ読書術で読書する手法を学んだ

そのようにして、読書について「習慣の質の見直し」をおこなってきました。

そのため、現在では年間100冊以上をコンスタントに読めるようになっています(相変わらず積ん読は減らないんですが・・・笑)。

このような新しい手法や改善を取り入れることによって、読書量が増えたり、本の内容が記憶に残るようになれば、やったほうがいいわけです。

むしろ、毎日のように本を読むのであれば、惰性にならないように常にブラッシュアップを意識する必要があるでしょう。

 


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「習慣の質の見直し」がときに人生に変化を起こす

ところが、冒頭にも述べたように、一度身につけたやり方を変えるのはなかなか難しいもの。

本の読み方をより良く変えるといっても、どんな風に変えればいいのかわかりません。

そもそも、そんな必要性に迫られることもないからです。

それでも、状況によっては、今までのやり方では太刀打ちできなくなるときがやってきます。

必要に迫られたとき、私たちは新しいやり方を試さざるを得なくなるわけです。

それが、成長につながるということもあるんですね。

たとえば、先述した「レバレッジリーディング」の著者である本田直之さん。

社会人になってからMBA取得のために留学した際に、課題のボリュームがありすぎて従来の読書法ではとても間に合わない状況になったそうです。

そこで必要に迫られて開発した読書法が「レバレッジリーディング」の原型になったのです。

そのようにして、本田さんが多読の習慣を身につけることになりました。

それがビジネスに活かされ、本を書くことが人生の転機に。

つまり、「習慣の質の見直し」が、のちのベストセラー出版につながったんですね。

そう考えると、何か大きな決断をしなくても「習慣の質の見直し」をすることで人生が変わることもあるということでしょう。

さて、いまのあなたには、惰性になっている習慣はないでしょうか。

読書だけでなく、ジョギングのスピード、起きる時間、睡眠など。

それらの習慣をひとつずつ見直して、「習慣の質の見直し」をしてみる。

それが、人生を大きく変える可能性があるわけです。

あなどれませんね。(^^)

ぜひ、あなたの習慣をチェックして、惰性になりそうな「習慣の質の見直し」に取り組んでみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、コーチングを受けました。

2020年に力を入れる4つの活動領域について、目標と展望を話しました。

それに向けてモヤモヤしていた原因がわかり、方針を決断して明確にクリア。

ブレーキをはずすことができました。

やっぱりコーチングっていいなぁ、とあらためて実感です。(^^)


 

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・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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