思考の習慣

スコアボードを気にしすぎるよりも自分の「選球眼」を鍛える

投稿日:2020/02/10


私たちは、つい周りの状況を気にしてしまいがちです。

その状態は、スコアボードばかりを見て悩んでいる状態なのかもしれません。




 

野球における「選球眼」

野球には「選球眼」という言葉があります。

ピッチャーから投げられた球が、ストライクなのかボールなのか。

それを見極める眼の能力のことです。

バッターボックスに立っていると、監督やチームメイトから「いい球を見ていこう」と声をかけられます。

その言葉の通り、野球は目の前のボールをよく見て打たないと、いい結果はでないからです。

それができたバッターは、ヒットを打てる確率が高まります。

ですからバッターは100パーセント、ボールに集中するんですね。

もちろん、ゲームの結果は大事です。

勝利するために試合を戦っているわけですから。

ただ、「いま3対10で負けてるな」というようなことを考えてばかりでもよくありません。

目の前のボールに集中できないからです。

スコアボードを見ながらバッティングしていては、空振りしてしまうでしょう。

また、相手のピッチャーや野手陣を見ていてもボールを打てません。

ですから、いい結果を出すためには、目の前のボールに集中すること。

スコアボードは、バッターボックスの外でちらっと見ればいいはず。

試合の状況をつかんで行動するのは大事ですが、そういったことに気を取られすぎるといい結果が出ないと思うんです。

 


 

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日常で「選球眼」を必要とする場面

私たちも、日常で「選球眼」をトレーニングする場面があると思います。

たとえば、

・取引先は信頼できるのか?

・仕事を依頼した人は役割を果たしてくれるのか?

・この本は自分の問題を解決してくれる内容なのか?

・今度のセミナーで学べることは即実践に役立つのか?

・政府や会社は万が一のときに自分のことを守ってくれるのだろうか?

といった選択を、自分で見極めなければならないんですよね。

同時に、選択をするために考えなければならないものがあります。

それは、自分自身の状態です。

ここをあきらかにしておかなければ、状況に合った選択はできないと思うんですよね。

ですから、

・ビジネスはうまくいっているのか?

・ライバルに比べて自分はどうなのか?

・お客さまの数はどうなっているのか?

・ブログやフォロワーの数はどれくらいなのか?

・自分の年収はどれくらいなのか?

・セミナーやイベントにどれくらいの人がきてくれるのか?

といった面を見るわけです。

ただ、私たちは結果ばかりが気になってしまうときがないでしょうか。

というよりもむしろ、普段の私たちは結果ばかりを気にしているときのほうが多いように思います(こう書いている私自身が、よく結果を気にしまうので、、、)。

そんなときは、どのような状態なのでしょうか。

 


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目の前の「選球眼」をトレーニングする

私たちが結果ばかりを気にしてしまい、選択に迷うとき。

それは、野球でいえばスコアボードを気にしすぎてしまう状況に似ているだと思います。

スコアボードばかり見て「まだ負けてるじゃないか」という風に。

でも、思うんです。

「試合はまだ途中」なんだと。

もしかすると、あなたも今は負けているかもしれません。

でも、ヒットを打てるように目の前のボールに集中しなければ、得点は入らないんですよね。

ですから、大事なのは、

・今の自分にできる最善を尽くす

・今のお客さまに喜んでいただくためにできることを実行する

・今の状況での最重要のタスクに取り組む

ということなのだと思うんです。

それができれば、自然にいい結果につながるはずなので。

迷ったり、不安になるときは、スコアボードを見すぎかもしれません。

それよりも、今できるプロセスに集中しましょう。

現状で何点とれているかはわかりません。

それでも、目の前のことにベストを尽くすことは変わりないはずですよね。

本来はシンプルなはずなんです。

それに、迷ってしまうと「選球眼」がぶれます。

するとボール球を打ってしまい、ヒットになりません。

これは自滅。

自分で複雑にしてしまっているんですよね。

スコアボードは気にしすぎず、「いま、ここ、自分」に集中しましょう。

目の前に迫ってきたボールに集中して、あなた自身のスイングをすることです。

それができれば、いい結果につながるはず。

そのように信じましょう。

私たちのゲームは、まだまだ終わっていませんので。

 


 

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■編集後記

昨日は、息子と2人でカフェに行き、第2領域の時間。

新サービスのコンセプトを練ったり、「原田式 長期目的・目標設定シート」を書いたり、クライアントさんへのアドバイスを考えたり、ノートに考えを書き出しまくっていました。

地味な時間なんですが、こういう時間なしには成長できないと思っています。

そして、サポートしているクライアントさんから複業の「0→1」を達成しました、との喜びの声が。

クライアントさんががんばり続けたプロセスを知っているので、メールを返信しながら感動して、思わず涙が出ました。(T_T)


 


 

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