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自分の意見を持っている人になるための3つの習慣

投稿日:2020/10/27


「自分の意見」を持つためにはどうすればいいのでしょうか。

私なりに考えて実践していることをまとめてみました。




 

セミナーでスライドを最初に配布しない理由

セミナーを受講したり、本をたくさん読むと「自分はいろんなことを知っている」という錯覚に陥ることがあります。

しかし、それだけではあまり意味はありません。

セミナーをそれなりに受講して、それなりに読書もしてきた私の意見です。

それは、セミナーを開催するようになってから強く感じるようになりました。

セミナーで話をしていると、時おり聞かれるのは「スライドの資料をコピーして配布されないのですか?」ということです。

私は、スライドの事前配布は、やっていません。

それが受講生のためだと考えているからです。

オンラインセミナーのときに、プリントアウトが必要なワークシートは事前に送付するくらいです。

スライドは、セミナー終了後にPDFにして共有しています。

以前は、スライドの全ページをコピーして配布していました。

ただ、そうするとずっと資料に書き込みばかりしていて、ほとんど目が合わないような受講生がいたのです。

こうなると、私の熱量も伝わりません。

また、スライドのコピーに一字一句もらさずにメモしたところで、それは受講生のためにならないのです。

きっと、それなりに満足感を持って帰宅されるかもしれません。

一生懸命にメモをすると、がんばって学んだつもりになるのですよね。

でも、そのたくさんのメモが書いてある資料はは、本棚にしまわれて二度と出てこないはずです。

次に出てくるのは本棚のそうじのときですね。

そして、資料はゴミ箱行きになる。

はい、私自身の例です。。。

これではセミナーを受講した意味がありません。

それよりも、受講生には目の前のスライドや講師を見ていただき、セミナー中にひとつでもいいので気づきや行動のきっかけを得ていただきたいと考えています。

私が受講する立場でも、そう考えています。

 


 

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拙くても自分の考えをアウトプットする

あなたは、何かわからないことがあったとき、どうしているでしょうか。

たいていの人はインターネットで検索するはずです。

私も同じです。

便利な時代ですよね。

答えがあることは瞬時に見つかります。

思わず、自分の頭脳が優秀になったような気がするときもあります。

でも当然のことながら、調べればわかることが増えても、私たち自身が優秀になったわけではないんですよね。

ここは注意しないといけないといけない部分でしょう。

「自分がやりたいこと」を検索してもインターネットから答えが出てくるわけではありません。

大事なことはインターネット上にはないわけで、「答えは自分の中にある」のです。

ですから、私のセミナーではワークの時間を多めにとるように設計しています。

セミナーやワークショップという非日常の環境で、時間制限がある中、ワークの課題に手を動かして脳をフル回転させて集中して取り組む。

ここに意味があると思うのです。

学んだ情報や知識は、日常で活用されてこそ意味を持つからです。

たとえば、私から「私のビジョンは○○です」とお伝えしたとします。

それを受講者の方がメモしても仕方がありません。

それよりは拙くともその時間内でバージョン1.0をつくっていただく。

もしかするとバージョン0.01のクオリティーかもしれません。

でも、ご自身の手で書いていただくことに価値があると考えているのです。

受講生の方が考えるテーマが「ビジョン」なら、

「自分が実現したい世界ってどんな状態なんだろう?」

「実現のために自分が満たしたい価値観ってどんなものだろうか?」

「そのためにもっとも重要な目標は何になるのか?」

といったことを考えていただきたいのです。

たとえすっきりした答えが出なくてもOK。

即答できる人ならそもそもセミナーに参加していないでしょう。

すぐにはわからない答えがあるから、「自分のビジョンは何か?」という問いに向き合う。

そして、「自分のビジョンは何か?」という問いに自分の意識を向けること。

それこそが重要なのだと考えているからです。

 


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自分の意見を持っている人になる3つの方法

たとえば、あなたは「今の『鬼滅の刃』映画の大ヒットをどう思いますか?」と聞かれたら、何と答えるでしょうか。

何の意見も持たなかったら、思わずインターネットで検索をしたくなるかもしれません。(笑)

そうならないように注意しましょう。

自分の意見を持っている人はどんなことをしているのか。

私の経験と合わせて3つにまとめてみました。

 

1:インプット先を制限する

すべての分野をカバーする時間はありませんよね。

インプット先は自分の専門分野や興味がある分野にかたよらせることが重要です。

専門分野ができると、「1を聞いて10を知る」のようにひとつの知識から自分なりの考えをまとめられるようになります。

こういった分野を増やしていきましょう。

そのためには、インプット先をしぼる必要があります。

私自身、インプット先はしぼっています。

ですから、世の中のニュースにうといです。

その分、習慣化や行動心理学の分野のインプットを増やしています。

すると専門分野では「自分はこういう考えを大事にしている」と言えるようになるのです。

 

2:考える時間をとる

自分の意見を持っている人は、確実に「考える時間」をとっています。

慣れてくると、自分の専門分野をベースにしながら判断できるようになります。

ものを考える習慣がある人はニュースなどを見るときにその都度、
自分なりの意見を考える思考習慣ができてくるのですね。

一方で、自分の意見をまとめる時間を持たない人は、自分の意見がまとまりません。

おそらく、自分の思考の軸もブレてしまうでしょう。

私は意識的に考える時間をとっています。

具体的には、

・毎朝のメモ書き

・「ひとり戦略会議」

・「習慣化オンラインサロン」のブログ部

・コーチングを受ける

といった時間をとっています。

これらは「時間ができたら考えよう」では確保できません。

先に「ここは考える時間にする」という形で意図をもって天引きしましょう。

 

3:アウトプットする場を持つ

しぼったインプット。

それを内省する時間。

その2つのプロセスを経たら、最後はやはりアウトプットです。

ここまでやって、ようやく「自分の意見」がかたまります。

少なくとも私は、このステップを踏まないと自分の意見はつくれません。

そのために、アウトプットする時間を天引きしているのです。

具体的には、

・毎日のブログ

・平日毎日のメルマガ

・毎月のセミナー

です。

アウトプットする場を決めておくと、自分の意見を考えざるを得なくなるのです。

 

ブログで書くトレーニングをする

このように考えると、自分の意見を持つためにおすすめなのは「ブログを書く」ことです。

「誰かに読まれる」という緊張を感じながら自分の意見をインターネット上に書く。

ブログはこのバランスがいいのですね。

大事なのは限られた分野で構わないので、インプットした情報をまとめる。

そして自分なりの意見をつくってみて、アウトプットしてみる。

そのトレーニングをくり返すことです。

「自分の意見を持ちたい」と考えている方は、知識を得るよりも、考えてアウトプットする時間を確保してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

夜は「良習慣塾」メンバーのYさんとコーチング&ジョギング。

そういえばYさんとは日曜日の朝から連日でした。(笑)

Yさんの心のマグマを聴ける時間となり、私の胸もじーんと熱くなりました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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