「グループコンサルティング」という言葉を日常的に使っていました。
ただ、「いまいち意味がわからない」という意見があることに、意識が向いていませんでした。
専門的な言葉を使う際は、注意が必要ですね。
「良習慣塾」個別相談時のミス
「うわー、大きなミスをしていたなぁ……。」
そう感じるできごとがあったんです。
それは、今期の「良習慣塾」の募集でのこと。
私は「良習慣塾」プログラムの個別説明で、以下のように説明していました。
「良習慣塾では、
・コーチングセッション(第1週)
・セミナー(第2週)
・コーチングセッション(第3週)
・グループコンサルティング(第4週)
・月間集中タイム(月末)
という形で、行動し続ける環境づくりをしているんです!」
そうして、毎週のように軌道修正や再起動するきっかけをつくる。
それによって、モチベーション維持をしたり、やる気の低下を防ぐ仕組みなのです。
この仕組みを思いついたときは、我ながら「これはいい!」とひとりで感動していました。(笑)
ところが、先日。
新たに「良習慣塾」メンバーになってくださった方から、「コーチングセッションの際に、「あの、伊藤さん。すみません、グループコンサルティングって具体的には何をする時間なんですか?」
という質問をいただいたんですね。
「おおお……なるほど」と。
うなりました。
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「グループコンサルティング」とは何をするのか?
グループコンサルティング。
言葉だけだと、よくわからないような感じがあります、たしかに。
1回でもグループコンサルティングに参加した経験があれば、どんなものかすぐわかっていただけるはずです。
ただ、そういった体験をしたことがない方に、「グループコンサルティング」と伝えただけではだめですよね。
具体的にどんなことをするのか、イメージがわかないでしょう。
私の周囲の人たちは、普通に「グループコンサルティング」とか「コーチングセッション」と言っているので、常識だと思ってしまっていたんです。
しかし、自分の常識は、必ずしもほかの人の常識ではありませんよね。
そんな基本を忘れ、私は「セミナーもあるし、個別コーチングセッションもあるし、グループコンサルティングもあるんですよ!」と。
「あらゆる方面から、あなたのゴール達成をサポートしますよ!」と、得意げに言っていたわけです。
私の自信満々ぶりに、個別相談時に「グループコンサルティングって具体的には何をするんですか?」と聞けない雰囲気を出していたんでしょうね。
反省です……。
そこで今回、あらためてグループコンサルティングについて説明するメールやスライドづくりをしたんです。
そこで、私はグループコンサルティングのことを、
・秘密の作戦会議
・三人寄れば文殊の知恵
・衆知を集める
という表現でも言い換えてみました。
言い換えてみれば、「そういうことか!」というクリティカルヒットが出るかもしれません。
クリティカルヒットが出ないまでも、例をみると「なんとなくの方向性は伝わるかな」とは思います。
そのような波状攻撃で、ニュアンスをお伝えしたんです。
いい経験になりました。
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グループコンサルティングを進める5つのステップ
では、実際にグループコンサルティングとはどのように進めていくのか。
私が採用しているフォーマットは、以下のような流れです。
1:テーマ設定(相談者)
2:現状ヒアリング(伊藤→メンバー)
3:シンキングタイム(全員)
4:フィードバックや提案(メンバー→伊藤)
5:感想とアクションの設定(相談者)
1:テーマ設定(相談者)
ステップ1は、ご相談者の方から課題やテーマを設定していただきます。
たとえば、以前にあったのは、
Q:夜寝る前に、スマホを見すぎないようにするためには?
です。
ここからスタートです。
2:現状ヒアリング(伊藤→メンバー)
ステップ2は、私から相談者の方にヒアリングをします。
たとえば、
・どれくらいの頻度や時間、スマホを見てしまうのか?
・寝る前のスマホいじりで、具体的にどんなことに困っているのか?
・本当はどうなったら理想なのか?
ということをヒアリングします。
ほかのメンバーからも質問があれば、ここで追加していただきます。
時間は3〜5分くらいですね。
3:シンキングタイム(全員)
ステップ3は、シンキングタイム。
「さぁー、みんなで考えよう!」というノリです。
以前、テレビで放送されていた『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』のかけ声のように(わかる人、きっと少ないですよね・笑)。
私は、2分間の時間をとることが多いです。
4:フィードバックや提案(メンバー→伊藤)
ステップ4は、相談者の方への提案です。
ここがメインですね。
まずはメンバーのみなさんに、意見をいただきます。
もちろん、「私もまったく同じことで悩んでます……。」という意見があります。
ほかには、
「こうしたらどうでしょうか?」
「じつは私も以前、その課題に困っていたんですが、こんな風にしたら解決しましたよ」
といった意見や提案もあるんですね。
ここが、とてもおもしろいんですよね。
相談者の方が見えている世界と、ほかのメンバーが見てる世界が違うことがわかるからです。
そもそも、相談者の方の課題は、ほかのメンバーには発生していない問題だったりします。
たとえば、夜はスマホを別の部屋で充電器にさしてしまうので、いじることができない状態。
ですから、よる時間のスマホに悩むという発想がない方とか。
そんな意見を聞くと、ご相談者の方の認識がガラッと変わる瞬間があるんです。
ですから、ここの時間を長めにとります。
10分以上は欲しいところですね。
最後に、私からもアドバイスや提案をお伝えしておきます。
5:感想とアクションの設定(相談者)
最後のステップ5は、ご相談者の方に感想を伺います。
そして、ベビーステップの行動や新しいアプローチを宣言していただきます。
ここまでで全体で15〜20分くらいで、おひとりが終了。
次の相談者の課題を扱っていきます。
この連鎖が、私が開催しているグループコンサルティングの流れです。
参考になれば幸いです。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。
夜は「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
普段は表面に出ていない部分に焦点をあてる時間となりました。
「なぜ、その行動をとるのか?」というメカニズムにふれたような感覚。
お互いに、深みのある時間でした。
セッション後のログを送ったメールに、すぐさまご返信をいただけるくらいに。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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