モチベーションの習慣

なぜ、私は「目標は途中で変えてもいい派」に属しているのか?

投稿日:2025/05/28


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

あなたは、
・「目標は固定しなければダメ派」
・「目標は途中で変えてもいい派」
のどちらの派閥でしょうか。

私は後者です。
その理由を記事に書いてみました。




 

目標を決め直していいのか?

先日、「良習慣塾」でのセミナーを受講したメンバーのMさん。
その感想に、私は興味をひかれました。

それは何かというと、「1年の5つのゴールを決め直しました」というコメントなんですね。

この「目標を決め直す」こと。
私は大事だと考えています。

「えっ?せっかく考えた目標を決め直すなんていいの?」
「目標は初志貫徹。一貫性を持たないとうまくいかないのでは?」

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、私は、「目標は途中で変えてもいい派」の派閥に属しています。

むしろ、「目標は何度も磨き上げることで本物の目標になる」とさえ考えているんですよね。

なぜなら、「行動すると、目標の解像度が上がるから」です。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





1年後の可能性を決めるデメリット

たとえば、年度の最初に、1年で追いかけたいゴールを5つ考える。
その目標を1年間ずっと追いかけ続けて、達成する人もいます。

悪くないです。
すばらしいことですよね。

ただ、1年を通してまったく変わらないというのも、問題になることがあるんです。

具体的には、
・達成できたかどうかがわからないあいまいな表現になっている
・簡単すぎる目標になっている
・何年も同じ目標になっている
というように。

1年前の自分が、1年後の自分を正確に表現できるレベルの目標しか実現しないというデメリットがあるんですね。

それよりも、「1年かけてもできるかどうかわからない」レベルの目標を考える。
この基準だと、1年前から正確に表現するのは極めて困難ですから。

年度初めには、プロセスもゴールもわからない状態。
でも、進み続けているうちにプロセスがわかり始め、ゴールがはっきりしてくる。

そうなったら、年度初めの目標よりも、さらに具体的に目標を決め直せるでしょう。
おぼろげだった目標を、「しっくりくる」表現に書き直せるわけです。
書いていてしっくりくる目標なら、実現しそうですよね。

ですから、私は「目標は途中で変えてもいい派」なのです。
(そんな派閥は存在していないと思いますが・笑)。

 

■スポンサーリンク




目標を磨くとシンプルな言葉に変わる

何より、目標を何度も書き直すことで、目標に込められるものがあります。

それは「納得感」です。

経験がある方ならわかると思うのですが、目標を何度も書き直すと、誰かから借りた言葉ではなくなります。
「自分の言葉」に変わるんです。

だからといって、ギラついた言葉ではなく。
シンプルな言葉になってくるんです。

それは、ほかの人から見ると「ふーん」という感じです。
でも、目標を何度も書き直している本人にとっては磨き抜かれた言葉。
想いや情熱が入っているんです。

ですから、その目標を目にしたときに「この目標のために動こう」と思うことができるわけです。

この「想いを込める」プロセスがなく、ただ言葉だけの目標を書いても、たいていの場合、行動につながりません。

私が目標設定に失敗した多くの原因はここです。
「想いが込められていない」から、目標が上すべりしていたんです。

現在はその失敗から反省をして、1週間に一度以上はふり返りをして、目標を書き出すことにしています。
その瞬間の自分の感覚ですけれど、何度も書くことで頭・心・体に目標を染み込ませている。
そんな感覚なんです。

これは、インパクトより「回数」「頻度」が大事だと考えています。
そのため、「良習慣塾」メンバーにも、何度も同じ目標を書いていただいています。
それによって、日々前進しているメンバーたちがいるのです。

実際、出版のときは、同じ文章を何度も推敲します。
追加するのではなく、削ることで、シンプルにする行為です。
ですから、文章に「想いが込められる」。
私は、そう感じています。

さて、あなたの年始の目標や年度初めの目標は、現在、どうなっているでしょうか。
「そのとき書いただけで終わっている……。」ということにしないように。
ぜひ、目標は何度も書き直してみましょう。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンのスイムスクールへ。

先日のホノルルトライアスロンでデビューした方や、他のレースでの完走報告を聞くことができました。

すでに「次は何のレースに出るんですか?」という話題も多かったです(笑)。


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-モチベーションの習慣

執筆者:

関連記事

1週間に1回の「プチ緊張」ゴールを設定して、自ら機会をつくり出す。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」とは、リクルート社の有名な社訓ですよね。 これは私たち個人にもあてはまり、自ら「プチ緊張する」仕事をつくり、そのゴールを追いかけることによって、心を動か …

不安定は、さらなる安定の始まり。

不安定になると、日常のコントロール感が失われます。 ただ、その不安定感が、さらなる安定を連れくることがあるものです。   メダリストと私(たち)の共通点 オリンピックでメダリストになるような …

ピリオダイゼーションのスキルがあなたの目標達成を助ける

目標達成するために有効なスキルをご紹介します。 それはオリンピック選手たちも活用している「ピリオダイゼーション」というスキルです。   「ピリオダイゼーション」というスキル スポーツで使われ …

先のばし撃退に効果的。「モチベーションアップの7つのステップ」 と「ズーニンの初動4分間の法則」のコンビ。

「本棚を1スペースだけ片づける」つもりが、気づくと「60冊以上の本を処分する大そうじ」になっていました。 ずっと先のばしにしていた本棚の大そうじが完了したポイントは、 (1)モチベーションアップの7つ …

童話「ウサギとカメ」から考える「視点の重要性」とは?

遠くのゴールを見ながら、目の前の1歩を進む。 私たちは、どこを見るのかによって、たどり着くゴール地点が変わります。   単発のフルマラソン VS 日々のゆるラン 先日、私にとって興味深い現象 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。