気づきの習慣

無病息災を願うのは大事。でも、困難がまったくなかったら成長しませんよね?

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お正月、大混雑の中を初詣にいく人々の姿を目にしました。

その光景を見ていて、思いがけず「無病息災」という言葉から、人の幸福の視点について考えを巡らせてしまいました。

 

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「無病息災」という言葉をみて考えたこと

参拝にいくと「無病息災」という言葉を見かけます。

健康で元気に過ごせることが一番ですし、それを目指したいものです。

ただ、「無病息災」をただ願うだけならば構わないのですが、、、正直なところ永久に「無病息災」というのは難しいでしょう。

あまり考えたくないことですが、生きていく中では病気やけがに悩まされるときがあります。

私もこれまでに大病こそないものの、風邪をひいたり、痛みをともなうけがをしています。

それでも、病気をすることによって「疲れがたまってたんだな」ということに気づくし、けがをすれば「自分の実力以上に無理をしすぎてしまった」と思うようになり、自省するべきことがわかるのです。

要は、トラブルや嫌なできごとの中にも、「肯定的な意図」というものが潜んでいるわけですね。

 

失敗を避け続ける人生は幸せか?

私の友人に、同じ奥さまと2度結婚した友人がいます。

その奥さまと離婚を経験したことによって、傷つき、ありえないほどの労力を使ったということでした。

しかし、離れてみて、あらためて奥さまの魅力に気がつき、今はとてもうまくいっているそうです。

そのような意味では、思いがけないことに遭遇してしまった人であっても、必ずしも不幸だとは言えないと思うのです。

私も「無病息災」を願っていますし、誰でも病気にはなりたくないし、仕事でミスはしたくありません。

パートナーとはけんかをしたくないし、失恋もしたくないです。

ただ、それをずっと避けていくように生きるのが、幸福感のある生き方かと問われると、それはちょっと違うような気がしています。

 

その場所で「どのようにして自分の幸せを見つけるのか?」

人によっては、まったく想定していないような出来事が起こることがあります。

私自身、過去に交通事故にあったことがあります。(完全に私の不注意で・汗)

たとえば、学校でも子どもが不登校になってしまって心配されている親御さんがいます。

私の姉は今年スキーに遊びにいって捻挫をして松葉杖になっているそうです。。。

その事実だけをとらえると、不幸におそわれたように感じてしまいます。

ただ、その事実をどのようにとらえていくのか、ということについては、その人がどのように解釈をしていくのか、どのように意味づけしていくのかによって変わるのでしょう。

私も含めて、周囲には目標を活用してゴールに向かう人が多いです。

ただ「私はここに行きたい」と願っても、ストレートにたどり着くことは少ないです。

むしろ、自分が取り組んでいてもうまくいかないことだらけですし、クライアントのみなさんを見ていても、順風満帆な人のほうか少ないです。

それは、挑戦することを選んで、前進しようとしているからです。

それでも、続けていると、予想もしていなかった場所に流されることもあります。

ただ、流されていった先で、幸福を見つけたり、充実感を味わうことができれば、その人の人生はうまくいっているといって良いのではないでしょうか。

そのような意味では、意図的な人生であっても、流されている人生であっても、その中において「どのようにして自分の幸せを見つけるのか?」という視点はとても重要なものになってきますよね。

驚くような幸福も、信じたくないような出来事も、人生のプロセスの中にあるのだと感じています。

 

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■編集後記

昨日、息子が書き初めの宿題にあわててとりかかっていました。

これを見ると、「いよいよ子どもたちの冬休みも終わりだなー。」と思います。

もっと早くやっておけば良かったのに・・・と思いつつ、過去の自分がオーバーラップしてくるのですよね。(笑)

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