仮説の習慣

ランが14年間も速くならない理由が判明した話

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

継続は上達に欠かせない要素です。
ただ、集中して継続するからこその上達なのです。




 

14年間もランニングが速くならない理由

「長く続けているんだけど、まったく上達しないんだよな……。」

私の悩みです。

何の悩みか。
ランニングのスピードです。

「そうだ、フルマラソンを走ろう」と思い立ったのは2011年。
素人ランナーから半年かけて、フルマラソンを完走しました。
その後、なんとか60キロマラソン、100キロマラソンまで完走できました。

そう考えると、マラソンを始めてから14年になるんですよね。
それなのに、まったく速くなっていません……。

14年前の私の期待はこうでした。
「このままランニングを続ければ、タイムが早くなるはずだ」と。

でも、現実は違います。
14年もの間、ほとんど変わらず。
1キロ6分30分から7分くらいのペースが心地よく走れる感じなんです。

「なぜだろう?」と。
長年の疑問でした。

それが最近になってようやく、謎が解けたんです。

大きな原因の1つは「マルチタスクで走っているから」です。

 


 

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1年でスイムを自己ベスト更新できた理由

ランニングのスピードが変わらない一方で、上達を感じた種目があります。
それは、スイムです。

独学で実践した後、スイムスクールへ。
少なくとも毎週トレーニングする習慣が定着しました。

結果、少しは、
・泳げる距離
・泳ぐスピード
は変わりました。

実際、昨年末に108本を泳いだのは自己ベスト更新です。

「煩悩スイム108本」完泳レポート(2024年@アスロニア) | 【良習慣の力!】ブログ

なぜ、ランニングは上達しないのに、スイムは(少しは)上達したのか。

ランニングが速くならないのと、反対の理由です。
つまり、スイムは「シングルタスク」なんです。

何が違うのか。
それぞれのスポーツに取り組んでいるときの私の「集中力」が違うのです。

ランニングは、音楽を聴いたり、オーディオブックを聴いたり、室内では動画セミナーを受講しながら走っています。
そうして耳に意識を向けていると、ランニング中の苦しさが軽減されます。

「学べるし、つかれずに走れるし、一石二鳥。有効な時間の使い方だなぁ」と。
満足していたんです。

ただ、これがトラップだったんですね。
なぜなら、「ランニングに100パーセントの意識を向けていない状態だから」です。

むしろ、耳の方に意識を向けているような……。
だとすれば、走っているときのフォームやペース配分などに意識を向けられていないのです。
意識がランニングに向いていない状態では、走るスキルの上達は難しいですよね。

一方、スイムはどうでしょうか。

水の中ですから、音楽やスマホはありません。
泳ぐこと、それだけに集中できるのです。

そのため、呼吸や手のかき方などに意識を向けることができます。
100パーセント。
同時に、苦しさやつかれもストレートに味わいますが(笑)。

そのようにしてスイムには集中しているので、ランニングよりも上達を感じることができているのではないか。

それが、私が考えている答え(=仮説)です。

 

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上達させたい活動にはシングルタスクで集中する

ランニングは耳も使っているので意識が分散してしまうマルチタスク。
スイムは泳ぐことに集中しているのでシングルタスク。

この違いが、私の上達スピードの差だとすると興味深いです。

たとえば、ラジオを聞きながら片づけをする。
「片づける」という結果になるかもしれません。
でも、片づけそのものには集中していない。

「片づける」という面倒からは一時的に逃れることができます。
ただ、マルチタスクなので、片づけのスキルを高めることからは遠ざかってしまうかもしれないわけですね。
同じような事例は、世の中にたくさんあるでしょう。

さて、あなたはいかがでしょうか。

長く取り組んでいるのに、期待しているほどの上達が実現していないことがあるとしたら。
もしかしたら、原因はマルチタスクにあるのかもしれません。
私のランニングのように。

もし、あなたがもっと磨きたいスキルがあるなら、シングルタスクで向き合ってみてはいかがでしょうか。
私のスイムのように。

集中すると、未熟な自分を感じたり、スキル不足の自分に痛みを感じるかもしれませんけれど。
ごまかしながら長時間ダラダラ取り組むよりも、ビシッと短時間で集中したほうが上達するはずですから。

あなたのスキル向上のヒントになれば、うれしいです。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンのスイムスクールへ。
・・・と思ったら、ゴールデンウィークで休館日でした……(汗)。

気を取り直して、スタバへ。
せっかくの時間だったので、有効活用しました。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
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