質問の習慣

「良い質問をする習慣」を習慣化する方法

投稿日:2022/02/07


あなたがすでに定着している習慣に、プラスするといい習慣があります。

それは「良い質問をする習慣」です。




 

「問いの質が、人生の質を決める」

新しい行動を習慣化する際の「王道」とも言えるコツがあります。

それは「すでに習慣になっている行動に、新しい習慣をリンクさせる」という手法です。

これはシンプルですがパワフル。

あなたにも、ぜひ覚えておいていただきたいテクニックです。

中でも、私がお客さまに習慣をおすすめしているのは「質問する習慣」です。

私たちのあらゆる思考は「質問と答え」で成り立っています。

つまり「問いの質が、人生の質を決める」のです。

ですから、質の良い質問を自分に常に問いかけていれば、日常が変化していくのです。

ただ、私たちの日常には、なかなか「自分に質問する」というタイミングがありません。

ですから、頭の中で問いがまわっていかないわけです。

どうすればいいのでしょうか?

 


 

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質問に向き合うための3つのタイミング

質問するタイミングがない。

それなら、自分でつくりましょう。

質問に向き合うタイミングは、朝時間がおすすめです。

朝、自分にポジティブな質問を問いかける。

脳内にポジティブな意識があふれる。

すると、気分や行動がポジティブになっていきます。

波及効果は1日ずっと続くこともあります。

一方、これが「何かつらいことがありましたか?」と質問したら、意識が「過去につらかったできごと」にフォーカスします。

意識がつらいことに向けば、「行動しよう」という気も起きにくくなるでしょう。

ですから、朝時間にポジティブな質問に向き合う習慣をおすすめしているのです。

質問を活用するためのタイミングを3つご紹介します。

 

おすすめ1:手を洗うタイミング

コロナ禍になり、圧倒的に取り組む回数が増えた行動があります。

それが、

・手を洗う

・アルコールで手を消毒する

です。

外出する日は、1日に10回以上は手を清潔にするタイミングがありますね。

その際に、頭の中で質問する習慣を定着させています。

いま私が取り組んでいるのは「手を洗うときはいつも、今週意識したい感情を思い出す質問」です。

たとえば「ひとり戦略会議」で「最近、感謝する気持ちが足りてないな」と感じたとします。

そこで「今週1週間を、どんな感情で過ごしたいか?」というテーマについて考えるときに「今週は感謝の感情を大事にする1週間にしよう」と決めるわけです。

そうして、感謝の感情を1日の中で意識するために、手を洗うときに

Q:今、何に感謝している?

と自分に質問するのですね。

すると、自動的に何度も「感謝」という感情を意識することができるのです。

アンソニー・ロビンズ氏がおすすめする 幸福のための「10の感情」を意識する方法 | 【良習慣の力!】ブログ

 

おすすめ2:シャワーを浴びるタイミング

私は毎朝シャワーを浴びる習慣を持っています。

この時間に何も質問しないのはもったいないですね。

ですから、私はシャワーを浴びるタイミングを質問タイムにしています。

質問は「朝の7つのパワークエスチョン」です。

Q1:今、自分の人生で何が1番幸せだと感じている?

Q2:今、自分の人生で何が1番刺激的だと感じている?

Q3:今、自分の人生で何に1番誇りを感じている?

Q4:今、自分の人生で何に1番感謝している?

Q5:今、自分の人生で何を1番楽しいと感じている?

Q6:今、自分の人生で何に1番一生懸命になっている?

Q7:私は誰を愛しているのか?誰が私を愛しているのか?

これらの質問に答えていくと、感情がポジティブになります。

シャワーを出たあとは「よし、今日もやるぞ!」という気分になるのですね。

10個の質問があなたの人生をプラスに変える。アンソニー・ロビンズ氏おすすめのパワークエスチョン | 【良習慣の力!】ブログ

 

おすすめ3:仕事をスタートするタイミング

毎朝、仕事をスタートするタイミングがあります。

そこも絶好の質問タイムです。

まず、メールチェックから仕事をスタートしないようにしています。

メールチェックからスタートすると、受動的な仕事のはじまりになるからです。

私が取り組んでいるのは10分間のメモ書き。

「ゼロ秒思考」のメソッドを活用して、10分間集中してペンを走らせます。

1枚1分間で質問に答えています。

Q1:今日の重要タスクは?

Q2:昨日良かったことは?

Q3:昨日うまくいかなかったことや課題は?

Q4:今日はどうしていく?

Q5:デイリー5(改善したい5つのこと)は?

Q6〜Q8:15ゴールズは?

Q9:感謝できることは?

Q10:学習サイクルをまわすためには?

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問いの質が成果を変える

質問すれば、意識が「答えよう」とします。

すると、答えの方向に感情が向かうのですね。

意識が向かえば、行動も同じ方向にひっぱられます。

たとえば、新入社員のセールスパーソンが2人いるとします。

ひとりは「どうすれば隣のライバルに勝てるだろうか?」という問いを頭でまわしている。

もうひとりは「どうすれば全国1位の売上を達成できるだろうか?」という問いを考えている。

この2人の3年後や5年後を比べたら、大きく差がついているでしょう。

問いの質が、成果を変えてしまうのです。

ですから、「どんな問いを自分に向けるか?」が大事なわけです。

私たちは、もっと脳内に流れる問いの質にこだわっていいと考えています。

いい質問には、向き合えば向き合うほど、いい答えが出てきますので。

そのためにも「このタイミングで、こういう質問をする」ということを決めておきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

7時から「ユキトレ」に参加してスクワット100回。

7時30分から「早起き完全マスタープログラム」にて読書会&グループコンサルティング。

3時間を超える熱のこもった時間となりました。

午後は家族とゆっくりすごし、夜は食事を楽しみました。

帰宅後はドラマ「真犯人フラグ」の展開に、ハラハラドキドキしていました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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