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「The Daily Five(デイリーファイブ)」で1日に5つのタスクに挑む習慣

投稿日:


「自分の実験のプロセスをブログにもっと書いたほうがいいのではないか?」

内省をしていて、そんな問いがふってきました。

その気づきを実験してみます。

今月は「The Daily Five(デイリーファイブ)」の習慣にトライします。




 

習慣化の原則は「1度に1つにしぼる」

新しい習慣を身につけるときは、1度に1つの習慣にしぼる。

これが習慣化の基本原則です。

もちろん、複数の習慣を同時に身につけたくなる気持ちはわかります。

痛いほどに。

とくに私のように気が多いタイプは、「1度にできるだけたくさん」と思ってしまうこともあるでしょう。

「そうなったら、明日から別人だ!」

そのような妄想をするのですよね。(笑)

それでも、1ヶ月で1つの習慣を見につけることができれば、1年で12個の習慣が定着するわけです。

今のあなたが日常に持っている習慣。

それが新しい12個の良習慣と入れ替わっている1年後が存在しているのです。

細胞が入れ替わるように、より良い習慣に更新されているようなイメージですね。

それを確実に実現するためには、やはり1度に1つに焦点をあてること。

子どもの頃に、太陽の光を虫めがねで集め、黒い紙を燃やした経験がある人は多いでしょう。

あのイメージです。

私たちが持っているリソースを分散させないこと。

意識や労力などを、1つの習慣を定着させることに集中させるのです。

それが、1つずつ確実に身に着けていくことをおすすめする理由です。

 


 

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「The Daily Five(デイリーファイブ)」の習慣とは?

今年は、私自身もあたらめてそのような習慣の実験をしていこうと考えています。

1ヶ月に1つの新習慣を上書きしていくイメージですね。

理由は、昨年の「カロリーメイトダイエット」が楽しかったからです。(笑)

「カロリーメイトダイエット」を続ける3つのポイント | 【良習慣の力!】ブログ

朝食と昼食をカロリーメイトだけにする3つのメリットと2つのデメリット | 【良習慣の力!】ブログ

1日2.5食のライフスタイル。「カロリーメイトダイエット」1ヶ月で4.3キロ減量 | 【良習慣の力!】ブログ

「カロリーメイトダイエット」のように、自分にとって新しい習慣を1ヶ月に1つ実験する。

その人体実験のプロセスをブログに記録しておく。

それが、私にとって興味深いテーマの変遷になりますし、ブログを読んでくださる方への価値提供になると仮説をたてています。

実際、「カロリーメイトダイエット」の記事は友人たちから好意的なフィードバックがありました。

では、1月は何をやるのか。

テーマは「The Daily Five(デイリーファイブ)」の習慣です。

「The Daily Five(デイリーファイブ)」の習慣とは何か?

方法はシンプルで、

・自分にとって「今日、何を完了させていることが自分の成功なのか?」を考える

・そのタスクを5つ書き出して、実行する

という習慣です。

このように説明すると、「なんだ、そんなことか」と思うかもしれません。

「ルーティンのチェックリストだったら、ありふれているよね」と。

「そんなことはもうやっていますよ」と。

私なら、「良習慣の種」があるじゃないか、ということになりますね。

「良習慣の種」を育てるチェックリスト。実行できたタスクをビジュアル化して自己信頼感を高めよう。 | 【良習慣の力!】ブログ

ただ、この「The Daily Five(デイリーファイブ)」の習慣。

「良習慣の種」とは少し異なります。

「良習慣の種」はシンプルに言うとルーティンのチェックリスト。

時間軸としては「現在の自分」が取り組む習慣のリストです。

ですから、私の「良習慣の種」も、

・4時55分までに早起きする

・ブログを書く

・3キロランニングする

という表現になっています。

これらの習慣が、今の自分にとって必要だからです。

そして、多少の遅れがあったりしても実行すれば「◎」にしています。

「実行した」という事実も重要だからです。

でも、「The Daily Five(デイリーファイブ)」は違います。

時間軸が「未来の自分」からみた習慣なのです。

たとえば、「1年後、成長した自分だったら、これくらいのルーティンは普通に成し遂げている必要があるな」と思うような習慣です。

そこから逆算して、「では、そこに近づくためにはどのように習慣に取り組んでいく必要があるのか?」ということを考えるわけです。

これを毎日5つ取り組んでいく。

そして完了させていく。

完了できなかったとしてもトライしていく。

そして実験し続ける。

そうなれば、1年後を待たずとも「1年後の成長した自分が持っているだろう習慣」を手に入れることができるかもしれませんよね。

この発想を聞いたとき、すばらしい成長ツールだと感じました。

 

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「The Daily Five(デイリーファイブ)」に必要な3ステップ

「The Daily Five(デイリーファイブ)」は、私が所属している会員制のコミュニティーメンバー向けに配布された冊子です。

専用のフォーマットに沿った冊子で高級感もあるあります。

昨年末に届いたばかりですが、すでに重宝しています。

専用の小冊子がなくとも、手法としてはとてもシンプル。

ですので、あなたにも活用していただきたいと考えています。

「The Daily Five(デイリーファイブ)」は、3つのステップで完了します。

ステップ1:今日の重要な5つのことを書く

ステップ2:1日が終わったらできたタスクとできなかったタスクをチェックする

ステップ3:1週間の終わりにふり返り、改善策やアイデアを考える

 

ステップ1:今日の重要な5つのことを書く

まず、「今日の重要な5つのことを書く」。

今日が終わるまでに完了させたいタスクを5つ書き出します。

あらためての注意点としては、「The Daily Five(デイリーファイブ)」をルーティンのチェックリストにしてはいけない、ということです。

ポイントは、未来の自分が持っているであろう習慣やタスクから考えるということですね。

ただ単に◎をつけたいなら、簡単なタスクを書けばいいわけです。

でも、それでは「The Daily Five(デイリーファイブ)」の意味がないのですね。

自分にとってある程度の負荷がかかるタスクにする必要があります。

だからといって、今の自分には不可能すぎるタスクを設定するのも意味がありません。

ここは習慣にかかる負荷の強度について、バランス感覚が求められます。

 

ステップ2:1日が終わったらできたタスクとできなかったタスクをチェックする

次は、「1日が終わったらできたタスクとできなかったタスクをチェックする」。

1日の終わり、または翌朝に5つのタスクの完了度をチェックします。

小冊子では「○」と「×」でチェックする方法がとられていました。

「良習慣の種」のアプローチだと「×」はセルフイメージを下げるため書かないようにしています。

ここは少しだけアレンジさせていただき、できたら「◎」、できなかったときでも「○」にすることとしました。

ただし、ここでマイルールを導入。

「○」のときは、改善案を考えることができたら「○」にすることとしました。

また、同じタスクを3日以上連続で「○」にしないことにしました。

もしも2日「○」続いてしまったら、翌日は朝一番に取り組む。

そのようにしてできないタスクの「×」がダラダラと続かないように工夫してみます。

 

ステップ3:1週間の終わりにふり返り、改善策やアイデアを考える

最後は「ステップ3:1週間の終わりにふり返り、改善策やアイデアを考える」。

これをやらないと、「The Daily Five(デイリーファイブ)」の意味が大きく薄れてしまいます。

1週間で35個のタスクに対して、実行率はどれくらいなのか。

チェックして、翌週につなげます。

1週間で35個なら、1ヶ月で140個の改善。

1ヶ月で140個の改善なら、1年で1825個の改善です。

「実験、実験、また実験」ですね。

これだけ完了(もしくは改善)していけば、逆算した未来に近づけるでしょう。

そう考えると、1年後が楽しみになってきますね。

 

実験のプロセスを記事にしていきます

この「The Daily Five(デイリーファイブ)」の習慣。

1ヶ月トライしてみます。

そのメリットやデメリット、そのプロセスでの気づきをブログでも10日に一度くらいの感覚でご紹介していく予定です。

もしよければ、あなたもご一緒しましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時30分の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

その後、朝7時30分から10時30分すぎまで「早起き習慣化セミナー」をオンライン開催。

午後はランニング。

夜は家族で食事をして、「良習慣塾」メンバーとコーチングセッション。

充実した年末年始となりました。


 


 

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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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