良習慣の習慣

良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである

投稿日:


ノートを広げてペンを持ち、思考を書き出していたらいい言葉が浮かんできました。

それは、

“良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである”

という言葉です。




 

良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである

あなたは今よりもっと成長するためには、何をするでしょうか?

たいていの人は、もっとたくさんのことを「やる」と考えているのではないでしょうか。

わかります。

私自身も、私がサポートしているクライアントのみなさんも、みなさんそう言うので(笑)。

でも、ちょっと立ちどまっていただきたいんです。

というのは最近、私にこんな「気づき」がやってきたからです。

それは、

“良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである”

というフレーズです。

どういうことかわかりづらいと思いますので、少し説明しますね。

先述のように、自己成長したい人たちは「もっとたくさんの目標を達成したい」という気持ちになるものです。

すると、流れとしては「もっとたくさんのことをする」という発想になります。

「早起きだけじゃだめだ。人生が変わらない。運動もやって、読書もして、ブログも書かないと!」という風に。

でも、それがトラップなんですね。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





「なる」という良習慣を決めるために必要なもの

確かに、「する」というは重要です。

「する=行動」なので。

コーチングでも、私はクライアントの方に「行動こそ善」という言葉をお伝えしています。

「する」という行動がなければ、ゴールにたどり着くことはありえませんよね。

それに、行動しなければ何がゴールにつながる行動なのかわからないことも多いからです。

だからといって、ただ単に「する」だけで、何も考えずに行動しているだけでもよくないんですよね。

なぜなら、ゴールが決まっていなければ、行動が無駄になってしまう可能性があるからです。

たとえば、東京から大阪に行きたいというゴールを設定する。

それならOKです。

目的地が大阪とわかっていれば飛行機に乗ってもいいし、新幹線で行ってもいいし、車でもバスでもいいんです。

自転車でも、場合によっては徒歩でも行けますよね(私は学生時代に自転車旅行で行きました・笑)。

いずれの手段でもゴールにたどり着きます。

正しい方向がわかっているので。

つまり、ゴールに向けた「する」という行動が、ゴールにつながっているわけです。

これがゴールが決まっていないうちに行動すると、なかなか到着しません。

そのうちに「あれ、行動してるのになかなか大阪に到着できないな、、、」と気づくと北海道にいる可能性があるんですよね。

ですから、「大阪にたどり着いている」というゴールを決めることが大事になってくるわけです。

そのために、どんな行動をとるのか。

ここが飛行機や新幹線など、何を選んで大阪に行くのか。

それが手段なんですね。

どんな手段を選ぶのかは、その人の性格やタイプによって変わります。

また、クライアントを取り巻く状況によっても手段を変える必要も出てきます。

そんなふうにして、あなたがどんな行動を選んで進んでいくのか。

その手段を選ぶうちに、自分を変えて未来の自分に近づいていく。

このプロセスこそ「する」だけの行動ではなく、「なる」ための良習慣なんです。

 


■スポンサーリンク




究極の状態は「24時間を良習慣で埋めつくす」こと

そのためにも、重要なのはゴール地点の「どんな自分になりたいのか?」という未来を描くことです。

私がおすすめしているのは、3年後の理想の状態をイメージすること。

具体的には、以下の8つの分野での理想の状態を言葉や映像にしてみることです。

Q1.理想の3年後、健康面ではどんなことに気をつかい、どんな運動をしていますか?

Q2.理想の3年後、どんな趣味や楽しみを持っていますか?

Q3.理想の3年後、あなたのスキルや知識はどれくらい増えていますか?

Q4.理想の3年後、どんな時間の使い方をして1日をすごしていますか?

Q5.理想の3年後、仕事面でどんな活躍をしていますか?

Q6.理想の3年後、どのような人たち(家族・恋人・友人など)に囲まれていますか?

Q7.理想の3年後、あなたの収入や貯金はいくらになっていますか?

Q8.理想の3年後、豊かさや精神的な充実度はどれくらいありますか?

 

まずは最低限、この8分野を想像してみましょう。

そこから次の段階として、

「そこに至るまでには、どんな良習慣が必要なのか?」

ということを考えていただきたいんですね。

あえて「良習慣」と言った理由は、理想に近づく「なる」ための習慣だからです。

それで私は、「習慣」を3つに分類するようになりました。

その分類は、

1:良習慣=「なりたい自分」に近づく習慣

2:習慣=「する」だけの行動(惰性)

3:悪習慣=「なりたい自分」から遠ざかる習慣

というものです。

とてもシンプルに言えば、あなたがゴールにたどり着くためには、

・良習慣を増やす

・悪習慣を減らす

そして、

・ノーマルな習慣を良習慣に変えていくこと

が大事になってくるんですね。

究極の状態は「24時間を良習慣で埋めつくす」こと。

それができたら、あなたは最短ルートでゴールにたどり着くわけです。

・・・書いているだけでわくわくしてきました(笑)。

 

このような考えで、

“良習慣とは「する」ものではなく、「なる」ものである”

という言葉をつくらせていただきました。

あなたが「なる」ための良習慣はどんな行動でしょうか。

ぜひ良習慣を活用して「なる」という視点であなたの習慣を考えてみましょう。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

最近、石田淳さんの書籍を再読しています。

というのは、いま期間限定で石田淳さんの書籍が無料公開されているからなんです。

●石田淳さんの無料公開・読み放題書籍(期間限定)特設サイト

石田さんといえば「行動科学マネジメント」ですよね。

この機会を活用して、ぜひ「続く人」のポイントを学ばせていただきましょう。


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

「あっ、やってみよう!」と思ったときにベビーステップですぐに「楔を打っておく」習慣

先日、大阪から上京された実力派コピーライターの中村仁さんを囲む会に参加しました。 そこで、成長する人の秘訣を改めて学びました!   (ここから有料メルマガのご紹介です) —————————— …

競争を自分の成長につなげる。競争から学ぶための3つの要素とは?

人が集団になれば、何かしらで「競争」という概念が出てくるもの。 その「競争」を、自分を成長させるために活用してしまいましょう。   スポンサーリンク   教育現場で感じた「競争」の …

営業はお好きですか?「売る」という仕事で忘れてはいけない大切な力

あなたは、「営業」という仕事で大切なことって何だと思いますか? 私は、「営業で大切なのは人間力」だと考えています。     営業という仕事ネタの記事を書くきっかけ 私のブログの師匠 …

no image

夢がひとつ、叶った日。(講師デビュー編)

■人気ビジネスメルマガ「平成進化論」の3日間セミナーで知り合った同志のみなさんと毎月開催している自主勉強会で、 ついに、念願の講師デビューを果たしました!

決断力がないと思っている人へ。優柔不断を減らすために目的を明確にする。

「優柔不断で、決断力が弱くて困っている」 それはあなたが悪いのではないと思います。 ただ、行動するための理由が「目的レベル」に達していないだけかもしれません。   「複業」に関するインプット …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。