思考の習慣

悩みの源泉はほかの人との比較。幸福を感じる基準は自分で決められる。

投稿日:2017/03/31


日々生きていると、うまくいくことばかりではありません。

というか、うまくいくことのほうが少ないような感じさえあります。(^_^;)

ただ、そのような状況であっても、幸福を感じることはできるはずです。

 

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世の中は不平等という現実

私たちの悩みやつらさというのは、どこからくるのでしょうか?

私のことを考えてみると、自分よりも優れた人やうまくいっている人と比較したときに、そのような感情におそわれる傾向にあります。

たとえば、私の例でいえば、

・私よりも頭脳が優秀な人
・私よりも才能にあふれた人
・私よりもルックスがいい人
・私よりも学歴がある人
・私よりもお金を稼いでいる人

という観点でみると、「あの人たちに比べたら、自分はうまくいってないことばかりだなぁ・・・」という感じですね。。。

これは、頭ではわかっているのですが、感情が自動的に発動してしまうので仕方がありません。

やめようと思っても、勝手に感じてしまうのです。

あえて言うまでもなく、「世の中は、不平等」です。

それが現実です。

いや、わかっているのですが。。。(^_^;)

 

幸福へのアクセスは誰でも可能

ただ、最近考えていることがあります。

それは、「幸福感」という意味では、私は以前よりもかなり味わえるようになっています。

それは、ほかの人と比べるべくもない価値観だからですね。

そう考えると、幸福感というのは、誰にとっても公平なのですよね。

どれだけ頭脳明晰であっても、どれだけ運動神経がよくても、そして私でも(笑)、幸福感を味わうことができるのです。

私の例ですが、以前、自分のビジネスで稼いだ収入で、家族に夕食をごちそうしたことがあります。

家族4人で、1万円くらいのささやかなディナーです。

その場で、妻にお礼を言われたり、子どもたちがおいしそうに焼肉を食べるのを見ていて、胸があつくなりました。

私が、大金持ちの家に生まれていたら、1万円くらいの焼肉では、満足できないかもしれません。

しかし、茨城県の小さな自営業の家に生まれ、上京して自活して結婚し、ようやくお小遣い制度を抜け出した私には、ものすごく幸せを感じるシーンでした。

一生忘れない記憶として、映像となって記憶しています。

ささいなできごとに幸福を感じられるのは、私が、大金持ちの家に生まれなかったからなのですよね。

 

幸せは条件で生み出すのではなく感じるもの

取引先の会社に、美人で評判の女性の方がいました。

とはいえ、彼女は気さくな方で、気どらない方です。

会社関係の飲み会があると、最後にご主人を迎えにきてもらい、一緒に帰る(そして、ときにはご主人も合流する・笑)くらい仲が良い夫婦でした。

ですが正直なところ、、、ご主人はどうみてもイケメンではない・・・という評価でした。(ご自身が相反されていたのです・汗)

ただ、その女性は、これまでおつき合いしたルックスがいい男性とは「結婚するのは無理だ」と感じたからだということでした。

それよりも、「私のことを本当に愛してくれて、絶対に浮気をしない人を選んだ」と言っていました。

仕事もできる優秀な方でしたが、男性に対する視点もしっかりしていますよね。(笑)

実際、芸能人同士の結婚がうまくいかない理由は、お互いにルックスが優れているので、自信過剰になって相手を思いやる気持を失ってしまうからだと言われます。

一方で、外見が派手でない人同士が結婚したほうが、お互いを思いやる気持が芽生えやすくなる、という研究結果を目にしたことがあります。

そのような人(つまりは私のような人・泣)は、自分を磨こうと努力する気持をもっていますし、ルックスには頼れないのでほかのところ(相手を大事にしたり)で勝負するしかありません。(笑)

ただ、そのような私でも一緒にいてくれる妻に感謝の気持が芽生えますし、その気持に応えたいと思うようになるのですね。

ですから、幸福感を味わえているのだと思います。

自分の幸福は、ほかの人の尺度でははかれませんので、自分が幸せと思えれば幸せなのです。

また、幸せは条件づけで生まれるものではなく「感じる」ものです。

誰であっても「ないもの意外は全部ある」わけですから、その持っているものを味わえるのです。

あなたが、ほかの人のことを見て「うらやましい」と感じたら、幸福感は自分の尺度できめられるということを思い出してみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社の先輩たちと靖国神社でお花見。

・・・の予定でしたが、お花見はできずに普通に居酒屋にいきました。(笑)

なぜなら、靖国神社は今年はお花見できないのです。(^_^;)

今年、靖国神社でお花見を予定していた方は注意しましょう。

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