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「自信がない」は「自分のことばかり考えている」という告白

投稿日:2021/11/23


「自信がない、、、どうしたらいいんだろう」

私が初めてセミナー(というか勉強会の講師役ですね)を開催するときに、自分に話しかけていた言葉です。

今はだいぶ改善してきましたので、考え方の変化を記事に書きました。




 

初めての講師役で感じた「自信がない」という不安

私が自己投資をスタートした頃に、セミナーを受講するようになりました。

受講生としてセミナー講師の方々の仕事ぶりを見ているうちに、「セミナー講師ってすばらしい仕事だな」と感じたんですね。

そのうちに「いつかは自分もセミナー講師をやってみたい」という夢を持つようになりました。

ただ、「いつか」という言葉を使っている限り、その夢が実現することはありません。

だからといって、セミナーをいきなり外部に向けて開催するのは、未経験の私にはジャイアントステップすぎます。

そんなときに、セミナーで出会った友人たちと有志の勉強会を発足するという話があがりました。

講師役は持ちまわり。

各メンバーの得意分野を勉強会で発表していくこととなりました。

その状況で、思い切って講師役を買って出たわけです。

ただし、問題は山積み。

「やります!」と手をあげたはいいものの、セミナーはおろかプレゼンのような経験はゼロ。

スライドをつくるためのプレゼンテーションソフト(PowerPointやKeynote)をつかったこともありませんでした(会社の仕事で使わなければほとんど使う機会がないんですよね、、、)。

ですから、

「どんな構成にすればいいんだろう?」

「そもそも、90分も話せるのか?」

「何を話せばいいかわからなくなって頭が真っ白になったどうしよう?」

そんなことを考えているうちに、どんどん不安になってくるわけです。

結果、冒頭のように

「自信がない、、、どうしたらいいんだろう」

という状況に陥っていたわけです。

 


 

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「自信がない」は「自分のことばかり考えている」という告白

「自信がないです」と言うのは、「自分のことだけ考えています」という告白

という言葉があります。

当時の私は、まさにこの状態でした。

ですから、

・「セミナーを受講してくださる方々に、どんな価値を提供できるか?」

という問いではなく、

・「どうすれば自分が良く見られるか?」

・「自分が失敗しないためにはどうすればいいのか?」

ということばかり心配していたわけです。

この状態は「自分フォーカス」ですよね。

「自分がどう思われるか?」しか考えていなわけですから。

ベクトルが私自身に向かっているんです。

「自分フォーカス」でいる限り「自信があるか?自信がないか?」という問いが出てきてしまいます。

その「問い」は2択ですから、「ある」「ない」しかありません。

でも、未経験のことに自信を持つというのはタフすぎますよね。

そもそもの「問い」が間違っていたら、答えも間違ってしまいます。

では、「自信があるか?自信がないか?」という問いを手放すためにはどうすればいいのでしょうか。

おすすめの考え方があります。

それは、

・意識のベクトルを自分ではなく、相手に向けること

です。

要は、

・「セミナーを開催した自分がどう見られるか」という「自分フォーカス」

を手放して、

・「受講してくださる方々によろこんでもらうためにはどうすればいいのか?」という「相手フォーカス」

に変える、ということです。

意識の「向き」を自分から相手に変える必要があるんですね。

 

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「自分フォーカス」を「相手フォーカス」に変える

先日、友人が開催するセミナーに開催しました。

そのセミナーの構成が見事。

「すばらしいな」と感じました。

何にすばらしさを感じたのかといえば、受講生に向けている「相手フォーカス」の徹底ぶりです。

テーマ設定から、セミナーの構成や内容など「私のためにつくられたセミナーなのではないか?」と感じるほど。

ですから、私にもインパクトを持って伝わってきたのでしょう。

あらためて、私は「相手フォーカス」でセミナー等を設計することの重要性を感じました(自分のセミナーを省みるきっかけにもなります)。

あなたもそのように「相手フォーカス」から考えてみましょう。

もちろん、「自信がない、、、」と「自分フォーカス」になるときがあるかもしれません。

それでも、意識のベクトルを

「受講してくださる方々によろこんでもらうためにはどうすればいいのか?」

に変えてみることからあらためて内容を考えていきましょう。

大丈夫です。

そのセミナー会場で、あなたが発表するコンテンツにもっとも詳しいのはあなたです。

テーマのために何ヶ月も学んできています。

その学びをセミナーに盛り込んでいるはずですよね。

あなたの成果を、受講生の方々に思いっきり伝えていきましょう。

「私はこの知識や実践からの経験が大事だと考えています」

「ですから、このコンテンツの大切さをあなたにも共有したいんです」

というスタンスでのぞめば、受講生の方々もよろこんでくれるはずです。

「自信がない、、、」という「自分フォーカス」に意識を向けるのではなく、「相手をよろこばせる時間にする」という「相手フォーカス」に意識を向けていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランチタイムを利用してコーチングセッション。

長年の夢を実現にうつしていくためのすてきなテーマでした。

夜は「良習慣塾」メンバーとの相互セッション。

こちらも即答できない深い問いに向き合いました。(^^)


 


 

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