時間の習慣

時間への考え方は、ある日突然にレベルアップするわけではない

投稿日:2023/12/14


時間活用を改善し続けるためには、今の自分の1ランク上くらいの考え方を取り入れていくのがおすすめです。
なぜなら、時間への考え方も、突然のレベルアップがあるわけではないからです。




 

時間の使い方への違和感

「時間の使い方が、うまくいってないなぁ……。」

そう感じるとき、私はGoogleカレンダーを眺めるようにしています。

理由は、
・現在の自分の時間への考え方を確認するため
です。

Googleカレンダーには、どんな行動をしたのか、できるだけ記録しています。
ですから、Googleカレンダーを見れば、現在の私の時間への考え方を確認できると考えているんですね。

どれだけ「理想の1日」を描いたとしても、現在の私のイメージが追いついていなければ、実現することはありません。
日本にいて、会社に通勤している日常が現実なら「早朝からハワイのビーチをランニングする」というイメージは、単なる妄想なんです。

ですから、私がイメージできていないことを、実際に行動するのは、なかなか困難なんですね。

むしろ、「理想の1日」とまったくかけ離れてしまっていると、自分の至らなさにショックを受けてしまうんです。

 


 

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「会社に起こされる」という考え方を変える

以前の私は、会社の始業時間から逆算をして起きていました。

「遅刻しないためには、7時に起きなければならない」
そんな考え方だったのです。

つまり、
・会社に起こされる人生
を過ごしていました。

1日の始まりを、会社に決められていたわけですから。

「このままでは、まずい」
そこに気づき、早起きをすると決意しました。
1日をスタートする時間は、自分で決めることにしたわけです。

当然、すぐにはうまくいきませんでした。
何しろ、それまでの人生で35年以上、夜型のライフスタイルだったので。
それが私にとって、慣れ親しんだ時間への考え方だったのです。

夜ふかしすることに最適な考え方。
二度寝するのに最適な考え方。

そんな考え方ですごして、夜に強い私をキープしていたわけです。

それでも、本やセミナーで朝型の人たちの考え方を学び、少しずつ考え方を変えていきました。
すると、徐々にではあるんですが、朝型の人の考え方に慣れてくるようになったんです。

たとえば、
・終電まで仕事をするのをやめる
・飲み会に行くのをやめる(ましてや2次会にはいかない)
・夜の自分を信用しない
といった考え方です。

夜型のときの私の考え方と真逆ですね。(笑)
過去の私がやってしまっていたことと反対のことをすれば、良かったわけです。

そのようにして、夜型タイプの私は、朝型のタイプになるように考え方やルールを変えていきました。

私が好きな言葉に、「脳は最強の適応マシン」があります。
そう考えると、過去にどれほど夜型だったとしても、新しい考え方を取り入れることができれば、何歳からでも朝型に変わることができます。

 

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「1ランク上の考え方」を取り入れる

脳は、私たちが人生を終えるそのときまで変わり続ける、という研究もあります。

考え方は、成長し続けられるということですよね。
私にとっては、勇気をもらえる話です。

私たちにとって大事なのは、自分の考え方をこれからどう変えていくかと言うことです。

それが単純にいかない(ちょっと難易度が高い)のは、
・自分の今のレベルに合った負荷をかける
というところなんですよね。

本当は、いきなり朝5時起きの人の考え方を取り入れられれば楽なんです。
そうすれば、一気に変わります。

ただ、いつも朝7時に起きていた私にとって、朝5時起きの人の考え方をインストールするのは、ハードルが高すぎるわけです。

だからといって、6時55分に起きる人の思考を手に入れても、それほど変化はありません。

ですから、取り入れる新しい考え方のレベルは、高すぎても低すぎてもいけないわけです。

ですから、私たちは、
・今の自分には、どんな時間の考え方が合っているのか?
について、考える必要があるんです。

時間への考え方は、ある日突然上達するものではないと考えています。

「こんなふうに過ごしたいな」という理想があり、試行錯誤をしながら、徐々に現実が近づいていく。
そのプロセスで、その理想の日々に見合った考え方に慣れていく。
そんなイメージです。

すると、今までふとんから最短で会社に行っていた人の日常が変わります。

朝からブログを書いたり、ウォーキングをしたり、英会話のレッスンをする。
朝時間に自分を磨くことが、当たり前になっていくんです。

そうなったら、
・時間の使い方が上達した
・時間への考え方がレベルアップした
ということになるわけですね。

そのためには、時間の使い方が上手い人がどのような考え方をしているのか、本やセミナーや人の話から学びましょう。
そして「今の自分に試せそうだな」ということがあれば、取り入れてみていただけたらと思います。

 


 

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■編集後記

昨日は、低速運転の1日……。

会社も休み、おとなしくしていました。(^_^;)


 


 

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