良習慣の習慣

努力やがんばりは大事。でも同時に自分の「ピットイン」で休息する場所も確保する。

投稿日:2019/01/23


がんばり続ける努力は必要ですし、私は努力肯定派です。

ただ、やはり休息やリラックスは、意図してとっていくことも大事にしていきましょう。

 

スポンサーリンク


 

人生の中で本気で努力をする時期とは?

「働き改革」やワークライフバランスという言葉がある中で、とても個人的な意見なのですが、20代後半くらいから40代前半の時期は、多少の無理をしてでも努力したほうがいい時期なのではないか、と考えています。

もちろん、相対的な「無理」であって、10代でも、50代以降も、それなりの努力はずっと必要でしょう。

ただ、私の周囲である時期にググッと成長する方は、20代後半から40代前半でライフスタイルや考え方が大きく変化するように感じているのです。

たとえば、スポーツ選手でいえば、野球のイチロー選手やサッカーの中田英寿さんがそれにあたります。

お2人とも、ある時期からマスコミに接する態度が変わり、発言も鋭さを増した時期がありました。

おとなしい意見や無難なコメントを言わない分、それだけ努力をしていたのだと思います。

実際、ほかの選手から尊敬されるレベルのプレーをしていた時期でもありました。

そのような意味で、今までの自分を手放すくらいのレベルの努力をすること。

それが、人生のある時期で発生させることが大事なのではないかと思うのです。

 

無理がたたれば突然倒れてしまうリスクがある

一方で、そうは言っても、人間はがんばりすぎると今度はだめになってしまう部分もあります。

私自身、昨年の5月頃は自分比でかなり無理をしてしまった時期でした。

ざっと活動記録をふり返ってみると、

・主に週末を活用してコーチングセッションを30時間以上
・平日は会社員としての仕事
・ブログを1日1記事更新
・メルマガを平日毎日発行
・フルマラソン完走
・週1回のスイム練習
・月間100kmのランニング
・習慣化コニュニティーのフォロー
・「習慣化の学校」のサポート
・自主セミナー開催
・ダイエットの習慣化
・妻と2人でデート(笑)

など、けっこう詰め込んでいました。

実際、かなり充実していた印象があります。

「もっと早く、もっとたくさんの成果を出したい」

そういった想いから、大量行動を心がけていたのは確かです。

ちょうどその時期に、柴又100kmウルトラマラソンがありました。

自分としては今までにないくらいトレーニングを重ねて臨んだつもりです。

しかし、53km地点をすぎたあたりまでの記憶しかなく、熱中症でダウン。

目が覚めたときは救急病院のベッドの上で「ここは、、、どこだ?」と本気で思いました。。。

病院の診察では、熱中症はもちろんのこと、疲れも出ているようだ、というコメントがありました。

そう、私は休むことを忘れていたのですね。

熱中症になったのは、私が体のケアを怠ったことが原因ですが、体が「休め」と言っていたのかもしれません。

やはり人間はノンストップで動き続けることは難しく、メリハリをつけて休む時間やリラックスする時間をとることが重要なのです。

 

自分のリラックススポットを持っておくことを許可しよう

何か熱中できる対象があると、多少の無理をしてでも達成したくなってしまう。

そのような傾向がある人は、私だけではないと思います。

「サボってはいけない」
「がんばらなくては愛されない」
「常に目標達成をしていないと自分には価値がない」

無意識のうちにそのような思い込みを持っている人もたくさんいます(私もそういう部分があります・・・汗)。

しかし、人間は強い部分ばかりではありませんよね。

私のウルトラマラソンでの熱中症のように、頭も心もオーバーヒートしていても、そのまま走り続けてしまえば、突然倒れてしまう可能性もあるのです。

さて、では、どのように対処していけばいいのでしょうか。

それは、自分がリラックスできる時間や環境を見つけて、定期的に休んでおくことです。

人は、「休む場所がない」と思うと、八方塞がりになってしまい苦しくなります。

ですから、そのようなリラックスタイムをとり、休息をとる環境が必要なのです。

たとえば、近所の銭湯でもいいでしょうし、ひとりでぼんやりできるカフェでもいいでしょうし、遠出するのもいいでしょう。

私なら、行きつけのやきとん屋さんでのんびりすることや、自宅で家族それぞれが好きなことをやっている時間は、本当にリラックスできます。

・・・というより、リラックスしすぎて仕事モードになかなか入れないので、生産性ゼロです(笑)。

以前はそのような自分を許可できないような気がしていました。

しかし、意図してリラックスタイムをとらなければ、また倒れてしまうかもしれませんので、熱中症になったことを教訓としています。

あなたも、急に倒れないためにも、適度な休憩をとりながら前進してきましょう。

マラソンには給水所がありますし、F1にはピットがありますよね。

それと同じ役割の場所を見つけるのです(自分でつくるという手もありますが、それだとリラックスは難しいかもしれませんよね)。

そのようにして、自分のリラックススポットを持っておき、適宜休みながら前進してくことが、バランスを崩さずに生きていくコツだと考えています。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、会社終わりで継続クライアントさんとのコーチングセッション。

ご自身を知って、仕事への意識を変え、次のフェーズに進んでいくクライアントさんの成長を感じる時間でした。

少しずつ上昇のスパイラルにのり、らせん階段をあがっていくイメージを感じています。(^_^)

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

自分の中に新規事業開発部をつくる

■ホラ吹き仲間をつくる   鮒谷周史さんの3日間セミナー22期生で毎月勉強会を開催しています。   わたしの講師デビューもその場でした。 非常に良い経験をさせてもらっていますね。 …

最近、あなたは冷や汗をかくような体験をしたことがありますか?

最近、あなたは冷や汗をかくような体験をしたことがありますか? 「最近、冷や汗をかいてないな……」 もしそうなら、挑む回数が減ってしまっているのかもしれません。 そう考える理由を書きました。 &nbsp …

朝6時の早朝出社を経験すること。朝5時の始発電車で帰宅すること。両極端を体験して分かることとは?

早朝出社! 今日は早朝出社してみました! 朝4時起きして、5時に家を出ました。 会社に着いたのは6時すぎ。 朝時間を使って久しぶりに1人で自分の仕事に集中できました! (結果14時間も働いてしまいまし …

「朝ギリギリまで起きられない」ことも「先のばし」!?ベビーステップで解決しましょう!

  こんにちは! 銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。 今日は週末の「早起きネタ」の記事です!     早起きできないことも「先のばし」 「朝 …

no image

間違った歯磨き(?)を37年間も続けていました…(恥)

■昨日は、行動習慣ナビゲーター講座の2日目でした。 伝ちゃんのトーク(とオヤジギャグ 笑)もさえ渡り、充実した学びの時間となりました。 冒頭で、新習慣定着のために威力を発揮する「SCS(スーパーチェッ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。