書く習慣

書く習慣がつまらない理由と、書く習慣をおもしろくする対策。

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スポーツ選手など、練習ノートや思考ノートをつけています。
「自分の成長は、ノートを書いているから」と公言する人も多いです。

私も真似をしましたが、その理由がわかりませんでした。
ただ、日記やふり返りを書き続けてみて、私の何がだめだったのか、その謎が1つ解けたんです。

「書く習慣」が続かない人には、ぜひ読んでいただきたい記事です。




 

「書く習慣」で生まれる2つの感情

10年日記を書き続けてきて、3年目。
せっかくの機会なので、いろんなフォーマットを試しています。

また、日々のふり返りも習慣にしています(このブログもふり返りの1部になっています)。

こうした習慣で、何を目指しているのか。

私は、
・自己省察
を試みています。
そうしなければ、今以上に人間性を高めることはできないだろうな、と考えているんです。

「その習慣によって劇的に人格者になったか?」と言われれば、もちろん、そんなことはありません。(残念ながら……。)

ただ、こういった内省の習慣を持っていなかったら、今よりさらにひどいのは間違いないです。(自慢ではありませんが……。)

そうして内省を続けてきて、気づいたことがあります。
それは、
・視点によって、感情が変わる
ということです。

その違いは何か。

視点が2つあって、
(1)評価の視点か?
(2)成長の視点か?
の違いなんです。

 


 

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「評価の視点」と「成長の視点」

では、「書く習慣」における
(1)評価の視点
(2)成長の視点
の違いとは、どんなものなのでしょうか。

私の実感をもとに書いてみますね。

 

(1)評価の視点

評価の視点で書く日記は、
・感謝されたこと
・ほめられたこと
・注意を受けたこと
という内容です。

たとえば、
・「良習慣塾」でのセミナーが高評価だった
・ブログに感想をいただけた
・営業成績がトップだった
という視点ですね。

一見、悪くないんです。
ただ、課題があります。

それは、
・評価が他者視点
ということなんです。

評価視点でふり返ると、書いているときは気分がいい。
でも、他者からの評価なので、
・自分にとってはフロー(流れ)
なんです。

他者からの評価は、自分ではコントロールできません。
良くも悪くも「一時的」なのです。

そのため、日記を書いていても「何かを遺した」という気分にはならないんですよね。

 

(2)成長の視点

一方、成長の視点で書く日記は、
・何ができるようになったか
・この状況から学べることや教訓にできることは何か
・次に同じ状況になったらどうするか
という内容です。

たとえば、
・前日にブログの下書きを書くことができた
・セミナー準備を30分だけ前倒しでできた
・チェックリストを改善することができた
という視点ですね。

なんとなく、地味です。
派手さが無い。

ただ、良い面もあります。

それは、
・評価が自分視点
ということです。

自分視点でふり返ると、フォーカスは「成長」です。
書いているときは地味な感情なんですが、
・自分にとってはストック(資産)
です。

自分が工夫して改善したこと。
以前はできなかったことができるようになること。
それは「永続的」なのです。

そのため、日記を書いていても「何かを遺した」という気分になれるんです。

 

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書く習慣がつまらない理由と、書く習慣をおもしろくする対策

「ふり返りなんて、おもしろくない。」

よく言われます。
というより、事実、私がずっと「おもしろくない……。」と感じていました。(笑)

でも、一流の人たちは「ふり返りをしないと成長できない」と言います。
「なぜなんだろう?」と、私はずっと疑問だったんです。

自分で日記やふり返りの習慣を継続してみて、その謎が解けました。

私が「書く習慣」がおもしろくなかったのは、
(1)評価の視点で書いていたから
です。

要は、自分の能力アピールや他者からの評価に軸を置いていたんですね。
そうなると、自分が何かを成し遂げたり、イベント的なできごとがないとふり返りがつまらなくなります。

ただ、日常ってそれほどドラマチックではないですよね(たいていの場合)。
ですから、日記を書いても「地味だな……。」となるわけです。

でも、活躍している人たちは、
(2)成長の視点
で書いているんです。

ですから、日々の中に自分の成長を見つけられます。
すると、日記を書くのが楽しくなってくるんですね。

もちろん、成長や前進を感じられない1日もあります。
そんなときは、新しいことに挑めなかった自分を見つめて、次に行けばいい。
そもそも、ふり返りや書く習慣がなかったら、何もなかったことにも気づかないわけですから。

さて、もしもあなたが、ふり返りや日記が楽しくないとしたら、
(1)評価の視点
で書いているからかもしれません。

そのスタンスを変えて、
(2)成長の視点
で書いてみるのはどうでしょうか。

おすすめは、ご自身に
・何ができるようになったか
・この状況から学べることや教訓にできることは何か
・次に同じ状況になったらどうするか
と問いかけてみることです。

もっとシンプルに、
・今日1日で成長したことは何か?
でも十分です。

ぜひ、「評価」ではなく「成長」にフォーカスを向けてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。

夜はスタバで「良習慣塾」セミナーの準備を。
いよいよ今期の「良習慣塾」の最終セミナー。
力が入ります。(^^)


 


 

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