良習慣の習慣

苦言を呈してくれる人を持ってこそ、壁を乗り越えられる。

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あなたの周囲には、ネガティブなフィードバックを伝えてくれる人はいるでしょうか?

成長スピードを早めるためには、苦言を呈してくれる人もいたほうが良いのです。

 

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ネガティブなフィードバックは避けたい

ネガティブなフィードバック、つまり苦言は、できれば避けたいものですよね。

とくに、師匠やマイコーチからのフィードバックは、図星なだけに痛いところをつかれます。(^_^;)

しかし、実際のところは、苦言はありがたいものなのではないでしょうか。

理由は、苦言を呈してくれるというのは、愛情と言葉のギフトだと思うのです。

たとえば私にとってみれば、ネガティブなフィードバックを伝えるというのは、なかなか言いにくいものです(昔に比べれば、これでもだいぶ言えるようになりましたが)。

なぜネガティブフィードバックを言いたくないのでしょうか?

私の率直なところを言えば、嫌われたくないからです。

好きな人や応援したい人であれば、なおさらやりたくありません。。。

 

謙虚さと感謝の気持を忘れないために

それでも、私自身がコーチの立場になってわかったことは、苦言を呈してくれる人というのは、嫌われたくない気持を押しきって、あえてアドバイスしているのだということです。

とくに40歳をすぎると、親になり、組織でもそれなりの立場になったりして、文句を言われる人や回数が減ってきます。

するといつの間にか、謙虚さや感謝の気持を失ってしまうのです。

謙虚さや感謝の気持を忘れないようにするためにも、苦言を言う役目を果たしてくれている人というのは貴重な存在なのです。

ですから、ネガティブなフィードバックをもらっても、謙虚に受けとめて、感謝するくらいの気持を持ちたいものです。

私は、師匠たちやマイコーチから受けたネガティブなフィードバックをEvernoteにメモしています。

それを読んでいると、私自身の改善点が浮かび上がってくるのです。

それらの言葉は私にとって背筋がのびる、かなりの価値を持つ言葉たちです。

ネガティブなフィードバックを、「うるさい」とか、「放っておいてほしい」と思ってしまう人は、成長スピードが遅くなるでしょう。

せっかくのアドバイスを聞き入れられないので、同じミスをくり返してしまうからです。

数ある欠点(汗)の中から、あえて指摘してくれているということは、それだけ根深い部分なのです、きっと。

 

ネガティブフィードバックをとりに行く

通りすがりの人や、あなたのことを嫌っている人だったら、嫌われるリスクをとってまでネガティブなフィードバックなどしてくれません。

あなたが自分の欠点をそのままにしてくれていた方が、相手にとってはメリットかもしれないからです。

でも、あなたの成長を願っている人は、本当は言いたくないけれどもあえて言ってくれているのだし、それだけの信頼関係があると思ってくれているのです。

それだけを考えてみても、やはり苦言を呈してくれる人が周囲にいてくれているのは、ありがたいことなのですよね。

むしろ、成長のためには、自分からネガティブなフィードバックをとりに行くくらいで良いでしょう。

そのネガティブなフィードバックを克服して、乗り越えた先には何があるのでしょうか。

きっとそこには、今までの自分1人では見えていなかったすばらしい景色があるはずです。

ですから、苦言やネガティブフィードバックに対して、感謝の気持をもって受けとめていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、午前中にコーチングセッションや習慣化コミュニティーのサポート。

午後は家族で過ごしました。

夜は、妻が観ていた「臨場 劇場版」という映画を観るともなく横目で鑑賞。

・・・していたら、面白くて最後はしっかり観てしまいました。(笑)

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