時間の習慣

「計画しない」のは「失敗を計画する」ということである

投稿日:2021/08/12


「計画」とは予定を管理するツールではなく、セルフマネジメントを考えるためのツールだと考えています。




 

計画と無計画からつくられる感情とは?

私が好きな言葉に、

・「計画しない」のは「失敗を計画する」ということである

というものがあります。

たしかに、「計画」と「無計画」について私が感じていることがあります。

それは、

・計画にしたがって行動すると充実感がある

・無計画でその場の雰囲気で行動すると後悔する

ということです。

たとえば、最近の私がやらかしたことでいえば、

・朝6時からオンライン朝活でブログを書く

というタスクがありました。

これが「計画」ですよね。

それなのに、朝活の前にスマホをチェックすると(これがいけなかった、、、)Facebookメッセンジャーに通知がありました。

メッセンジャーは急ぎの用件が多いのでサッとチェック。

すると、早めの対応が必要な連絡がありました。

そこで即座に返信。

すると、また返信があり、リアルタイムで何通かやりとりをすることとなりました。

結果、用件は終了。

急ぎのタスクはクリアできたのです。

ただ、この時間は本来はブログを書くという計画がありました。

それが、メッセンジャーをチェックしてしまったので、この時間に取り組むタスクが入れ変わってしまったのです。

結果、朝にブログを書く時間を失ってしまいました。

急ぎの連絡に対応したという点では悪いことではなかったはずです。

先のばし改善にもなっています。

それなりの達成感はありました。

しかし、残ったのは後悔。

まさに、

・無計画でその場の雰囲気で行動すると後悔する

を実行してしまったのです。

 


 

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未来を考える「計画」は苦手な人が多い

計画は規律はコントロールをつくり出します。

一方、無計画は突発やトラブルを引き起こします。

ですから、あなたが1日を規律やコントロール感を持ちたければ、

・「その日の計画を立てる前に、その日を始めてはいけない」

のです。

とはいえ、

「計画を立てるのが苦手なんですが・・・」

という人は多いです。

何を隠そう、私も計画は苦手でした。

なぜなら、計画を立てるとたいてい下記のようなパターンにハマるからです。

(1)計画を立てて気持ちが高ぶる

(2)しかし、計画がMAX見積もりになっているので、すぐに崩れていく

(3)結局、ほとんど終わっていない計画を見て自己嫌悪におちいる

このパターン。

小学生のときの夏休みの計画と同じです。

大人になってもちっとも成長していない私自身。

そんな自分に気づいたときは、あまりの低成長ぶりにがく然としたものです。

もしかしたら、あなたも「それ、わかる」と思っていただけるかもしれません。

でも、落ち込まなくても大丈夫です。

私が会社の外に出ていってセミナーやコミュニティーに参加するようになり、わかったことがあります。

それは「計画をたてるのは苦手な人のほうが多い」ということです。

ですから、

・計画をたてるのが面倒くさい

・計画をたてる時間があるならさっさと行動したほうがいい

・計画をたてても現実は変わるから計画をたてても無駄

といったような意見がたくさんあるのです。

実際、どれも正当な意見だと思います。

ただ、それでも計画をつくることをおすすめしたいのです。

なぜか?

それは、

・できあがった計画(プラン)

よりも、

・プランをつくっていくプロセスに価値があるから

です。

 

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流される日々に対抗するための「不完全な計画」をつくる

計画が苦手だという人は、計画に対して思い込みを持っている場合が多いです。

それは、

・計画はすばらしいものでなければならない

・計画をつくったら守らなければいけない

といった思い込みです。

その思い込みがあるから、完ぺきな計画を考えてしまうのです。

でも、本来は重要なのは完ぺきな計画をつくることではありません。

計画をつくるときに大事なのは、

・あなたがじっくりと1日や1週間のデザインを考えるということ

なのです。

「今日1日の中で、これだけは完了させたい」

「今週1週間の中で、この活動を大事にていく」

そこを考えて、見える化されたものが「計画」です。

つまり、

・計画=結果

・計画をつくる=プロセス

なのですね。

私たちにとって大事なのは、

・計画をつくるプロセスで、ゴールや時間の使い方について熟考した

という事実です。

ですから、完ぺきな計画にならなくても大丈夫。

たとえ70パーセントの完成だっていいのです。

その「不完全な計画」は仮説なので。

「不完全な計画」という仮説がなければ、次のより良い計画は生まれないのですね。

計画は「そのとおりになったのかどうか」というコントロール感をチェックするためのツールではありません。

「計画をつくる」という時間は、あなたが未来に向かって時間の使い方や価値観をはっきりさせるためにおこなうためのプロセスなのです。

その意味でも、

・「計画しない」のは「失敗を計画する」ということである

ということなのですね。

さて、あなたは次の1週間をどのようにすごしたいですか?

ぜひ、「不完全な計画」でいいので、あなたのプランを考えていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

夜にコーチングセッションを1件。

久しぶりにコーチングセッションの基本スタイルに沿ってのセッションでした。

やはり「基本の型」というのは、パワーがありますね。(^^)


 


 

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