できるだけ楽しんで習慣化するためには、イメージの力が重要です。
ポジティブなイメージを増やす方法を記事にしました。
3種類の「イメージ」とは？
人は誰でも「イメージ」を持っています。
そのイメージ。
実は私たちの「イメージ」には3種類あります。
その3種類とは何でしょうか？
それは、
・過去のイメージ
・現在のイメージ
・未来のイメージ
の3つです。
この「イメージ」という概念。
習慣化にとても重要なものなのです。
なぜか。
それは、
・習慣化するためにはイメージの力が重要だから
ということです。
早起き習慣化で考えてみましょう。
私の例です。
まず、早起きがうまくいかないとき。
私は「早起き」に対して、下記のようなイメージを持っていました。
・つらい
・眠い
・しんどい
という風に。
ですから、目覚ましが鳴って目が覚めたときに頭に浮かんでくるのは、
・つらいから起きたくない
・眠いから二度寝したい
・しんどいからもっと休んでいたい
というイメージたち。
これでは「よし！起きよう！」と思えませんよね、、、
一方、早起きがうまくいくようになったとき。
私の「早起き」に対するイメージが変化してきたのです。
・気持ちいい
・達成感がある
・好きなことができる
という風に。
ですから、5時30分に目が覚めたときに、
・気持ちいい時間がすごせる
・達成感を持って1日をスタートできる
・好きなことができるから自分の自由時間がある
というイメージに書き換わってきたのです。
このプラスのイメージが増えてきたとき。
私は早起き習慣化が定着してきたのです。
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「ポジティブアプローチの連続質問」の方法とは？
先述のように、「早起き」に対してポジティブの未来のイメージを増やすこと。
それができれば「早起きしたい！」という気持ちも増えるのです。
これは「フューチャーペーシング」という心理学のテクニックです。
先週末に開催した「早起き完全マスタープログラム」セミナーでも取り組んでいただきました。
未来のイメージを増やすワークをおこなうと、受講生のみなさんの表情が明るくなるのがわかります。
実行した方は、
「まだブログを書きはじめたばかりなのに、本を出版しているイメージが出てきました！」
「いまは部屋が乱雑なんですが、片づけていった先にダイエットまで成功している自分がイメージできました！」
「ずっと忘れていたイタリアに 旅行に行くという憧れを思い出しました！」
という感想を言われます（少しアレンジしていますが事実です）。
私自身も好きなワークなので、この時間は楽しいです。
ですから、おすすめしているのです。
でも、あなたはこう思うかもしれません。
「未来のイメージを増やすって具体的にはどうやるの？」と。
そうですよね、
・未来のイメージ
は、ほかの2つ
・過去のイメージ
・現在のイメージ
と違います。
まだ起きていない現実だからです。
ですから「未来をイメージしましょう」と言っても、「じゃ、今から未来をイメージしてきますね！」とはいきませんよね。（笑）
では、どうするのか。
おすすめは、
・質問
です。
しかも、単なる質問ではありません。
ポイントは2つあって、
（1）ポジティブな質問を
（2）連続で答え続ける
というアプローチをとるのです。
この手法を、私は
・ポジティブアプローチの連続質問
と名づけています。
自著『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』でもご紹介させていただきました。
「ポジティブアプローチの連続質問」の具体的なやり方は以下の通りです。
・ステップ1：現在のゴールを書き出す
・ステップ2：「それが実現できたら、次はどうなる？」という質問をくり返す
・ステップ3：同じ質問を10回から15回はくり返す
たったこれだけです。
ぜひ、あなたの今のゴールを描き、
「それが実現できたら、次はどうなる？」
という質問をくり返してみましょう。
私がつくったオリジナルのワークシートは、こちらのページからダウンロードできます。
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「未来のイメージ」増加で起きる3つの変化とは？
フューチャーペーシングで「未来のイメージ」を増やすと、変化が起きます。
それは、
（1）感情の変化
（2）意味づけの変化
（3）行動の変化
です。
早起きで考えてみましょう。
（1）感情の変化
早起きに対する「未来のイメージ」が増えると、ポジティブな感情が増えます。
「早起きすると、いいことがある」という感情になるのです。
（2）意味づけの変化
早起きに対する「未来のイメージ」が増えると、「早起き」という行為に対する意味づけも変わります。
たとえ寝起きがつらい日があっても「この1日の早起きが、自分が得たい未来につながっている」と思えます。
それが「今日1日くらい早起きしても、何にも変わらない」という気持ちに勝たせてくれます。
（3）行動の変化
早起きに対する「未来のイメージ」が増えると、「早起き」の行動力がアップします。
未来のポジティブな感情が動けば、心理的な葛藤である
・「二度寝したい51：早起きしたい49」
を、
・「二度寝したい49：早起きしたい51」
に変えるタイミングで味方してくれるのです。
どんな気持ちでプロセスを歩むのか
習慣化するためには、必ずプロセスがあります。
そのプロセスを経ることなしに、身につくことはないからです。
「いいとこ取り」をして面倒なところはスキップしたいですよね。
でも、地道なプロセスを省いて、最終的な習慣化という果実だけを得ることはとても困難です。
海外旅行に行くためには、パスポートを取る必要があるように。
カレーライスをつくるためには、玉ねぎをカットする必要があるように。
ただ、そのプロセスをどんな風に歩んでいくのかは選べます。
苦手な気持ちを抱えながら「面倒くさいな、、、」とネガティブに前に進むのか。
それとも、楽しい気持ちを持って「この一歩が、確実に未来の自分につながっているんだ」と確信を持ってポジティブに前進するのか。
選択することができるのです。
そのようにポジティブな感情・意味づけ・行動をそろえるには、
・ポジティブアプローチの連続質問
が有効なのです。
おすすめのワークなので、ぜひあなたもトライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、「良習慣塾」のYさんとコーチング＆ランニング。
そのあとふたたびYさんとZoomに合流。
「習慣化オンラインサロン」絆チームの仕事をすすめました。
また、うれしいことがありました。
50万部を超える作家でもある金川顕教さんの「YouTube図書館」で自著『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』をご紹介していただいていたことを発見したのです。
【本解説】何でも「続く人」と「続かない人」の習慣（伊藤良 / 著）
かなり熱くご紹介いただき感激です。(^^)
テーマは「複業（マルチキャリア）を成功させる方法」です。
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