家計簿や小遣い簿をつけている人は多いかもしれませんね。
では、あなたは、時間簿はつけているでしょうか?
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時間簿をとる習慣を定着させる課題
「早起き&高密度化仕事術」グループコンサルティングでの取り組みの中に、「時間簿をとる」という課題があります。
具体的には、「タスクシュート」というツールや「たすくま」といったアプリを使って、行動記録やタスクにかけた時間の記録をとるのです。
今回のご受講者さんたちは、みなさんがIT関係ということもあってセキュリティが厳しいこともあるのか、時間簿をとる習慣をお持ちではありませんでした。
そのため、一部の受講者さんは、時間簿をとることが難しいようです。
確かに、私もそうでしたが、初めのうちは、時間簿とるのは大変なものです。
まあ、難しいというか、、、はっきり言えば面倒くさいのですよね(笑)。
タスクの完了が喜びに変わる
1つのタスクを開始したらタイマーをスタートして、その仕事を終えたらタイマーを終了させる。
これだけだと無味乾燥で、初めのうちは、記録を忘れがちです。
記録する時間を、他のタスクを実行することに使ったほうが良いとさえ感じます。
でも、これも習慣化すれば解決します。
習慣化するまでのポイントは、「最初は、とにかく記録するだけでOKにすること」です。
高機能ツールを見ると、ついつい「あれもこれも」と欲張りたくなるのですが、予定やタスクのルーティン化は、あとでいくらでもカスタマイズできるようになります。
「新しい習慣を定着させるときには1度に1つに絞る」という原則を忘れてはいけません。
ですから、受講者さんにも、まずは記録をつけることだけにポイントをしぼって習慣化することを意識していただいています。
そのようにして、しばらく時間簿に取り組んでいると、面白い変化がおきます。
それは、「自分が1つのタスクにどれくらいの時間をかけているのか」ということについて興味を持つようになることです。
そのタスクに取り組んでいる時間を知りたくなるから、記録するのが楽しくなるわけです。
また、「終わった!」という達成感とともに、タスクシュートのショートカットキーを押すことは、いつしか嬉しさに変わっていくのです。
計測をすることによって、管理ができるようになる
たとえば、あなたが家計のお金の流れを振り返ったり、大きな投資を考えているときは、家計簿を見ることからスタートするはずです。
それと同じように、仕事の高密度化をはかるためには、自分がどのタスクに、どれだけの時間をかけているのか、ということを把握する必要があります。
そのようにしてはじめて、効果的な改善案を考えることができるのです。
まさに、ドラッカー氏の名言、「計測できれば、管理できる」ということですね。
そのためにも、日々のタスクの時間簿をつけることが重要なのです。
あなたは、どのようにして時間簿をとりますか?
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【編集後記】
昨日は、早めに仕事を終えてコーチングセッション。
環境を大きく変えようとするときは、時間がかかるものです。
本人は、すぐにでも望む方向にシフトしたいと思うものの、周囲の理解を得るためにはいろいろなリソースが必要です。
その中でも、私が大切だと考えているものは2つ。
それは、「行動実績」と「時間」です。
クライアントさんは、この2つのリソースを積み重ねるために、行動してくれることを約束してくれました。
次回のセッションが楽しみです。(^_^)
良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
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