天職の習慣

自分のテーマを見つけるヒント。2つの世界を行き来することでテーマに気づく。

投稿日:2017/12/11


「自分のテーマ」は、自分の内側と外の世界のどちらにあるのでしょうか。

私の考えは、両方の世界をくり返し行き来することで見つかると思っています。

 

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「自分のテーマを見つけたい」という悩み

セミナーご受講者さんや単発のコーチングセッションのクライアントさんから、よくテーマにあげられる悩みがあります。

それは「自分のテーマを見つけたい」というものです。

たしかに私自身、そのように考えていました。

よく耳にする孔子の言葉に、

・三十にして立つ
・四十にして惑わず
・五十にして天命を知る

というものがありますが、このあたりの年齢になっても自分の立ち位置が確認できないと、「自分はどの位置に立っているんだろう・・・」という不安や悩みに変わるのですよね。

さらに、周囲で「自分のテーマ」を見つけて活躍する人が出てくると、さらにあせりが出てきます。

すると、

・自分はいったい何ができるんだろうか
・自分は誰に貢献できるんだろうか
・自分はどんなことで役立てるんだろうか

という問いが出てきて、その答えが知りたくなるんですよね。

ひと言でいうと、「私は◯◯です」という肩書(もしくは自分の名前で仕事をする)を言いたくなのです。

そのようなステータスを自分に見つけることにより、「自分が何者なのか?」という思いを少しでも形にしていきたいと思うようになります。

 

自分の才能を発揮できる分野を意図的に探す

ところが、そのような思いに対して、自分が深掘りするテーマを見つけられないでいる人が多いように見えます。

それでも、30代以上になったら、

・どの分野で自分の得意なことを磨いていくのか?
・自分のどのような強みをどんな領域で育てていくのか?
・どのような領域を自分の力を発揮するための場所として選択するのか?

ということを見つけたいものです。

そこで、自分のテーマとして注力した分野で何らかの実績を出していくように、意図して行動していくこともときには必要だと思うのです。

では、なぜ、多くの人は自分のテーマに気づけないのでしょうか?

「気づく」とは、コーチングで活用する重要な動詞です。

私たちコーチは、「すでに存在しているものを再発見する」という意味で「気づく」という言葉を活用しています。

ただ、自分のテーマというのは、目の前に選択肢が並べられて、「では、この30個の中から、あなたの好きなテーマを選んでくださいね」と言われるものではないのですよね。(笑)

もちろん、自分の内側を探ることでテーマが見つかる人もいます。

それは幸運なことです。

でも、そのような人たちの例を見るからこそあせり、混迷していくわけですね。

私が最近考えているおすすめの方法は、自分の中のテーマに気づかないときは、「自分の内面世界」と「外の世界」を、アクティブに行き来するという方法です。

 

自分の内面世界と外側の世界をダンスする

たしかに、自分のテーマを見つけるというのはかんたんなことではありません。

探し続けているのに、それでも見つからない。

そのようなときには、何年かかけて長期戦で「つくり出す」という感覚でトライしてみてはいかがでしょうか?

実際、自分のテーマをつくり出すには、自宅にとじこもって読書しているだけでは見つからないでしょう。

とにかく自分で行動を起こし、成功や失敗をくり返す。

そのような体験の中からしか、自分のテーマは育ってこないものなのです。

イメージとしては、「自分の内側」と「外側の世界」を行ったり来たりして、刺激し合うことにより、テーマらしくものが見つかっている感覚、といえば伝わるでしょうか。

外の世界とのふれあいも重要だし、自己対話や内省も重要。

それが、相互に火花をちらすことで、自分が見えてくるのです。

そうした「自分」こそが、世の中の「自分のテーマ」につながるのです

クライアントさんたちを見ていると、必死に自分の中にテーマを探している人ほど見つからず、とにかく行動をくり返している人ほど、結果として自分のテーマが見つかっているものです。

ですから、答えは内側と外側の両方にあると思って、行動を繰り返していくことがおすすめです。

そのような体験からの気づきの中に、自分のテーマがあるはずです。

自分の内面と外側の世界の両方をダンスするように、躍動感を持って行き来してみましょう。

 

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■編集後記

昨日も終日マーケティング塾。

・ペライチを使ったランディングページ作成
・ステップメールの設定

など、「やろう、やろうと思ってできていなかった」ことを学び、その場で作成しました。

このような環境で「0→1」にするからこそ、セミナーは有用な学びなのですよね。

おすすめの学習法は「セミナー」。学びの価値を最大化できるメリット。

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