天職の習慣

「世界三大幸福論」に共通する要素は「労働」。幸せには働くことが欠かせない理由とは?

投稿日:2016/02/19


「幸せ」を感じるためには、「誰かの役にたっている」という感覚が必要です。

そのような貢献軸が「働く」こととつながっていると、「天職」と言われるのです。

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「働きがいがある」という言葉から、自分の強みと才能の源泉を感じる

私がサポートとしてかかわっているプロジェクトに、「習慣化の智慧」というオンライン講座があります。

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そこで、ある参加者の方から、「伊藤さんやコミュニティーの皆さんの応援のおかげで続けることができています!」という内容の声をいただきました。

習慣化コンサルタントの古川さんと、「喜びの声」をきく幸福感って良いですよね、というメールしていたときに、「このような声が私たちの働きがいですよね。」というニュアンスの返信がありました。

その返信を読んだ瞬間、私の中に、ちょっとした「気づき」のようなものがありました。

私は、参加者の方から届くメッセージを受けて「お金のために働いている」という意識を取り戻したのです。

この感覚は、「お金をもらっているからがんばってサポートする意識が低い」ということではなく、「お金をいただきながら、自分が好きなことをさせていただいている」という感覚だということに気づいたのですね。

要は、私のうちに眠る、

・サポートする
・成長を促進させる

といった「自分欲求」にふれている。

だからこそ、やっていてフロー状態になる活動だったのです。

ここに、私の強みや才能の源泉があるのですね。

 

「世界三大幸福論」にみる労働と幸福の関係性

少し話は変わりますが、よく、「世界三大〜」とか、「日本三大〜」などとと言われるようなカテゴリーがありますよね。

たとえば、「世界三大夜景」とか、「日本三大温泉」のような。

そのようなくくりで、「世界三大幸福論」というものがあることをご存じでしょうか?

その本は、

■ラッセルの「幸福論」

■アランの「幸福論」

■ヒルティの「幸福論」

という3つの幸福論です。

これらの書物には、いくつかの共通点があります。

その中でも大きな共通点の1つは、

【「働く」ことが、幸福にとって欠かせない活動である】

ということを論じている点だそうです。

ここでの「働く」は、「人から憧れられるような高貴な職務を遂行する」というニュアンスというよりは、どちらかといえば「額に汗して労働する」という感覚だそうです。

これは、興味深い点だと思います。

なぜなら、幸せになるためには、

・誰かの役にたっている
・社会に貢献している
・自分は必要とされている

という価値観が重要なのだ、ということを表しているからです。

 

「自分が誰かの役にたっている」実感を得られるビジネスをみつけよう

「幸せ」と「労働」はつながっている。

考えてみると、当たり前かもしれません。

生きていく上で、働く時間というのは、1日のうちでもっとも時間を使うところですからね。

ベストセラー「嫌われる勇気」で有名になったアドラー心理学では、人間が幸せになるためには「3つの条件」があるとしています。

その条件とは、

1、自己受容:自分が好きだと思えて、自分にOKを出せる状態

2、他者信頼(所属感):自分だけでなく、他人にもOKを出せる状態

3、貢献感:自分が役に立っている感覚

という3つです。

「世界三大幸福論」が説いているのは、まさに3番目の

3、貢献感:自分が役に立っている感覚

という部分。

だからこそ、好きな仕事・得意な仕事を生業にできれば、それが「天職」になる。

天職を見つけると、自分欲求で働くことが、そのまま誰かに貢献していることとなる。

良い循環ですね。

もし、あなたが欲求につながる仕事を見つけたいと思われるなら、まずは週末起業とか、そこまでいかなくても、ライフワークとしても続けられるレベルで興味があることをやってみると良いと思います。

そうなると、会社の仕事をきちんと成立させながら、さらに活動するので大変でしょう。

それだけに、「ただ儲かるから」とか、「こづかい稼ぎに」という程度の意識だと活動自体がつらくなってきて、結局やめてしまう人が多いものです。

だからこそ、メインの収入があるうちに、自分の好きなビジネスで「誰かの役にたっている」経験や実感が得られるか、試してみる。

毎日の生活が不完全燃焼だと思われていたら、そのような取り組みをしてみることをおすすめいたします。

 

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■編集後記

可処分時間を増やす工夫をして、時間を増やすほど、やれることが増えてくる。

すると、また、いろいろと手をつけたくなってしまいます。

もう何年もこのサイクルに入っていて、楽しいのですが、その反面、パンク気味にもなります。。。(^_^;)

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