良習慣づくりの習慣

ふり返りは「過去の時間」を「未来の時間」につなげる習慣

投稿日:2019/10/21





あなたは、ふり返りの習慣を持っているでしょうか?

過去の時間をレビューすることは、未来につながる重要な行動です。

 

過去の時間をみているか

日々やることがあふれている私たちは、時間を大事にしている感覚があると思います。

ただ、多くの人が大事にしている時間は、

・未来の時間

のことではないでしょうか。

一方で、実は大事なのにもかかわらず、意外と見すごされがちなのは

・過去の時間

だと思っています。

私たちは、そのときその瞬間を精一杯生きているので(それはそれでいいことなのですが)、過ぎさった時間に関しては意外と無頓着なもの。

毎週の「ひとり戦略会議」に取り組んでいてよく思うのは、私たちはいかに「先週、自分はどんな時間をすごしてきたか、ということに対して鈍感なんだろう」ということ。

過去の時間の使い方について、ほとんどわかっていないのです。

ですから、「ひとり戦略会議」のような時間が必要なのだと考えています。

実際、Googleカレンダーを見ながらふり返りをしていると、自分がどんなことに時間を使ったのかがよくわかります。

ただ、今はえらそう言っている私も「ひとり戦略会議」の習慣がなかったときは、自分の過去のスケジュールをレビューをする時間もなかったんですよね。

過去の時間の使い方をレビューせずに、「時間を大事にしている」つもりになっていたなあと恥ずかしく思います。(^_^;)

 


 

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ふり返りの方法はさまざま

たしかに、

・過去の時間

は、過ぎさったものではありますが、その記録は大きな資産です。

自分が使った過去の時間をチェックすることは、ふり返りの重要な素材になるからです。

ふり返りというと、面倒だったり「具体的なやり方がわからない」と言われることがありますが、たとえば、以下の3つ考えるだけでもいいのです。

・先週できたことや達成したことを3つ思い出して祝福する

・逆に課題になっていることや停滞していることについて3つあげる

・それをふまえて、今週どうしていくのか3つ予定をうめていく

これを5分でも10分でも考えるだけで、それからの1週間は大きく変わります。

それは私自身が、強く実感していることです。

具体的なフォーマットは、以下の記事も参考にしていただけると思います。

「GPS」でふり返る。持続的な成長に必須の方法とそのやり方をご紹介。

「KPT法」をご存じですか?「PDCAサイクル」を機能させるフレームワークをご紹介いたします!

 

それでも面倒だと思うのでしたら、「今週の過ごし方は、自己採点で何点だったか?」でもいいでしょう。

良かった点が多かったり、自己採点の点数が良ければ、あなた自身にご褒美をあげてもいいと思います。

逆に、ご褒美をあげられるような点数ではなかったのだとしたら、次回までに何をすれば合格になるのか考えるだけでもいいですよね。

「ふり返りをするよりも、未来のために時間を使ったほうがいいのではないか?」

そう考える方もいるかもしれません。

事実、以前の私はそう考えていました。

しかし、ふり返りの習慣を持っている今の私と、ふり返りの習慣を持っていない以前の私を比べてみると、今のほうがあきらかに時間の密度は高まっています。

そこから考えると、やはり私たちの時間は過去の時間にこそ改善点があるのだと思うわけです。

その過去の時間をレビューすることによって、そのふり返りから得られたことを次の計画に活かしていくこと。

それが、地味ではありますが、仕事やプライベートに着実な改善をもたらしてくれるものなのです。

 


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「過去の時間」と「未来の時間」をつなげる

ふり返りを行うと、

・なぜ、先週は思い通りの1週間にならなかったのか?

・その原因はどんなところにあったのか?

・もう一度やり直すとしたら、どんなことに注意して時間を使うのか?

といったことを考えるようになります。

すると、未来の自分に対する指針をつくることができるのですね。

そうすることで、「過去の時間」が「未来の時間」につながります。

逆に言うとふり返りをしなければ、この2つの時間のつながりが途切れてしまいます。

ですから、過去の時間からレビューすることが重要。

でも、たいていの人は「過去の時間」と「未来の時間」を別物だと考えているように見えます。

そうして、なんとなく過去の時間をやり過ごし、なんとなく予定をたてて、なんとなく毎日をすごしてしまうのです。

それなりの充実感を持って。

でも、それでできあがるのは、なんとなくの人生です。

それを避けるためには、ふり返りの習慣を身につけて「過去の時間」と「未来の時間」をつなげていきましょう。

ふり返りの習慣がある人は、Googleカレンダーや手帳に結果や予定をいれます。

ですので、そのタスクがどれくらいかかるのかわかるようにもなってきます。

ブログや日記を書くことで、ふり返りを兼ねる方法もいいと思います。

何度も挫折してきた日記の習慣化に、ようやく成功した最大の理由。

 

ふり返りの習慣で自分の過ごし方に改善点を見つけて、より良くなっていくのは人生での中でも優先度が高い習慣です。

この習慣は、継続すればするほどあなたの力になってくれるものです。

 


 

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■編集後記

昨日は、セミナーに参加。

まさに私がずっと追いかけているテーマと合致している内容だったので、シンクロニシティーを感じました。

これからさらに学びを深めて行けるのかと思うと、心が踊る感覚です。

帰宅後は妻とラグビー観戦。

見ている間中、身体に力が入ってしまいました。

戦いに完全燃焼する感覚、すばらしいゲームでしたね。

感動と興奮を与えてくれた日本代表に感謝したいと思います。


 

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