書く習慣

「ひとり戦略会議」で夢や目標をリマインドする仕組みを習慣化しよう。

投稿日:2017/12/10


目の前に次々にやってくるタスクをこなしていると、毎日が目まぐるしいスピードですぎていきます。

そのようなときは夢や目標を忘れがちになるので、「ひとり戦略会議」で未来の視点を忘れないようにしましょう。

 

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「ひとり戦略会議」を習慣にする5つのメリット

「ひとり戦略会議」では、未来のありたい姿から逆算して、1週間のふり返りと今後のやるべきことを1枚のシートにまとめたフォーマットを使うようにしています。

・目標を達成する
・夢をかなえる
・「自らがなり得る最高の自分」になる

そのために記録をしているのですね。

「大量行動実践会」や「やりたいことリスト100」といった比較的短期の視点で実現するアクションリストはもちろんですが、何年もかけてチャレンジしていく大きな夢や目標を実現していくこともできます。

要は、

・未来
・現在
・過去

という時間軸を俯瞰しながら、「では、今から何をするのか?」ということをしぼることができるようになっているのですね。

ひとり戦略会議を習慣化するメリットを書き出してみると、

・未来へのゴールを定期的にリマインドすることで、夢や目標を置い続けられる
・大きな夢や目標をチャンクダウンすることで、行動のハードルをさげられる
・過去のアクションを整理・言語化することにより、自分の経験値に変えられる
・うまくいかなかったことを確認することにより、反省を改善に変えることができる
・現在の取り組みが将来につながっていることを確認できる

といったことがあります。

 

「選考の逆転」におちいらないための工夫

セミナーでよくお伝えすることの1つに、「選考の逆転」という視点があります。

これは行動経済学で使われる言葉で、ひと言でいうと「人間は、将来の大きな利益よりも、目先の小さな利益を優先してしまう」という現象です。

たとえば、早起きを習慣化したほうがいいことは頭ではわかっているけれど、目先の睡眠欲に負けて二度寝をしてしまう、といったようなイメージですね。

絵画でいえば「遠近法」のようなものだといえるでしょうか。

同じ大きさの物体でも、遠近法を使うと、視点から近くの物体は大きく描き、遠くの物体は小さく描きますよね。

実際、遠くにある物は、たとえそれ自体が大きくても、自分の位置から見ると小さく見えます。

一方で、近くにある物は、たとえそれ自体が小さいものであっても、大きく見えるものなのです。

東京から見ると遠くに小さく見える富士山より、目の前にあるスカイツリーのほうが大きくみますよね。

しかし、実際は富士山のほうがはるかに大きいわけです。

どの地点から対象を見るのかによって、とらえ方が変化するのですね。

 

未来の目標を常にリマインドする仕組みをつくろう

これは、夢や目標についても同じです。

何十年も先の遠くの夢や目標は、たとえそれ自体が大きくても、現時点から見ると小さく見えてしまうものです。

その一方で、明日や来週の直近の予定は大きく見えます。

たとえば私が「将来、国際コーチ連盟のマスターコーチになる」という大きな夢があったとしても、明日の会議のほうが重要に思えるのです。

目先のことに気を取られて夢や目標への意識が薄められてしまうのは、このようなことが原因になっているのですね。

ですから、目の前のことにばかり気を取られていると、遠くのほうにあるものが霞んでしまいます。

その結果、遠くにあるものの存在を忘れてしまってはいけません。

そうならないためにも、「ひとり戦略会議」では、常に未来への視点を持ち続ける工夫をしています。

ですから、普段使っているフォーマットの最上段は、未来のありたい姿を書きます。

そこからチャンクダウンしていき、毎月、毎週といった形で、該当する期間に集中して取りくむための行動に焦点をあてるのです。

これを明確にすることにより、遠くにあるせいで小さく見えてしまう夢や目標を、身近に引き寄せて、「大きな存在」だということをリマインドするように工夫しています。

「ひとり戦略会議」でなくてもいいのですが、そのような確認作業をする習慣を持つことはおすすめです。

 

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■編集後記

昨日は、終日マーケティング塾で集中して学びました。

ポジショニングと強みの言語化を通したあとのコンセプトメイキング。

また1つ自分のサービスを具体化できました。

その後の懇親会では、講義では聞けない講師サイドの本音の話も。(笑)

楽しい1日でした。(^_^)

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