体験の習慣

言葉に対する感性を磨く方法

投稿日:


最近、言葉に敏感になっている自分を発見する機会がありました。
言葉に対する感性は、どう磨かれるものなのか。
考えてみました。




 

なぜ、音楽ライブに(それほど強く)感動したのか

先日訪れた音楽ライブでのことです。

28年前に行ったときのライブと、同じバンドでした。
ただ、以前に参加したときから、明らかな変化がありました。

それは何かというと、
・歌詞を受け止める私自身の感性
です。

これが、まったく違っていたんですよね。

イントロ曲が終わった後の最初の曲『miss you』から、涙があふれました。
それだけではなくて、ライブ会場で一緒に歌ったり、静かに歌に耳を澄ませたり、じっくり歌詞を味わったり。
そのたびに涙が流れました。

今回のツアー用のオリジナルタオルを買っておいてよかったなと。
ハンカチだけだったら、間に合わなかったかもしれません。

それくらい、歌詞に心を揺さぶられたんです。

バンドは、Mr.Children。
桜井和寿さんが紡ぎ出す歌詞には、定評があります。

当然、私も高校生時代や大学生時代から「いい歌詞だなぁ」と感じていたんです。
今の言葉で言えば「神!」と呼べる歌詞ばかり。

Mr.Childrenだから、泣けるのか。
たしかに、そうかもしれません。

ただ、歌詞が持つ力だけでなく、
・歌詞を受け止める私自身の感性
も、必要だったはずだと思うんです。

言葉を発する人。
その言葉を受け止める人。
双方がなければ、感動は生まれづらいはずですから。

 


 

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感動が強くなった理由は何か

それで、あまりにも感動したので、その理由を考えてみようと思いました。

その分析は、私にとって重要な気づきになるのではないか。
そんな仮説があったからです。

書き出しながら、考えてみました。

出てきた答えは、
・ブログを書き続けてきたからではないか
です。

28年前と現在。
明らかに違うのは、自分で毎日言葉を書いていることです。

本を読むことは、多少なりともありました。
言葉を使って書くことは、まったくと言っていいほどありませんでした。
その違いは、大きいはず。
そう考えたのです。

日本語は、豊かですよね。
11年以上、ブログを書き続けていて、そう感じます。
1つのことを表現するのでも、様々な表現があるからです。

なぜ、その言葉を使ったのか。
なぜ、その単語を選んだのか。
なぜ、そのフレーズにまとめたのか。

そこには、考えがあり、想いがある。
簡単なことではないだろうと。
Mr.Childrenクラスになれば、歌詞を受け取る人の数は膨大。
慎重になる部分もあると感じたりしました。

僭越ながら、そんな繊細なニュアンスまで響いてきた感じがしたわけです。
その苦労やプレッシャーを感じて、涙が出てきたのではないか。

そんな分析をしてみました。

 

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「違い」の学習と実践が感性を磨く

言語を理解する。
そのメカニズムには、言葉自体を知ることは大事ではないと言われます。

では、大事なのは何か。
「似ている言葉との違い」を理解することが重要なのです。

たとえば、小さな子どもが大人の女性を見て「ママ」と言ってしまう。
そのときに「違うよ、この人は『おばさん』なんだよ」と教える。
こうして、言葉の違いを理解して、人は言葉を増やしていくわけです。

私たちが英語を学習するときもそうでしたよね。
頻度を表す英単語として、
・always: 常に(100%)
・usually: 普段から(90%)
・often: しばしば(70%)
・sometimes: ときどき(50%)
・rarely:滅多にない(15%)
みたいな区別をしました。
それによって、言葉が持つニュアンスを学習してきました。

そのような言葉の持つニュアンスを自分が感じていれば、相手が使う言葉のニュアンスにも敏感になるはずです。
そのためには、
・自分で書きながら学習する
ことでしか、感覚をつかめないのではないかと思ったんですよね。

結論として、私がMr.Childrenの歌詞から感動を受けた理由は、日々のブログ、メルマガ、セミナーなどで、私が言葉をアウトプットしてきたから。
その過程で、言葉の違いの学習が少しずつ進んでいたからだと。
そう感じました。

イメージは、料理上手な人は、おいしい料理とイマイチな料理を区別できる。
あとは、ソムリエの方が、ワインの味の違いが分かるとか。
そんな感覚に近いのかなと感じていました。

ですから、ある分野を学習するなら、「違い」を知ること。
それも、知識ではなく、自分で使って違いを学習することが重要。
そんな気づきを得られたライブ体験でした。

さて、「違い」の理解と実践。
あなたなら、どんな分野に活かせそうでしょうか。

 


 

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■編集後記

昨日は、早朝からメルマガとブログを執筆。

夜は、スタバで「良習慣塾」セミナー準備。
だいぶ進みました。
一瞬、眠気が襲ってきましたが、スタンディングデスクで持ち直しました。

カフェ仕事で眠気がやってきたときの対処法 | 【良習慣の力!】ブログ

昨日も、塾帰りの娘と待ち合わせして帰宅しました。(^^)


 


 

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