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不慣れなゾーンで成長する。「停滞・制御下・複雑性・混乱」4つの領域。

投稿日:2021/10/30


人がもっとも成長できるポイントがあります。

それは「停滞→制御下→複雑性→混乱」の4つの領域の中にあるものです。




 

エッセイセミナーで新しい文章体験

先日、エッセイを書くセミナーに参加しました。

私自身、普段はブログやメルマガでわかりやすい文章を心がけて書いています。

また、会社のメールや報告書など、ビジネス文書を書くことが多いです。

ですから、エッセイのように感性や感情に従って文章をつづるような機会は、これまでほとんどありませんでした。

つまり、ブログやビジネス系の文書が、私が「慣れているゾーン」です。

でも、文章の幅を広げたい。

最近、そのようなことを考えるようになりました。

ですから、文章の領域で、私は「慣れているゾーン」を抜け出したいと感じていたのです。

そうして、私にとって「不慣れなゾーン」で文章を書いてみたいと思ったのです。

エッセイは感情やフィーリングが大事。

普段のビジネス系文書とは少し離れた形で文章を書きました。

新しい領域での文章体験は、私にとって新鮮な体験です。

 


 

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「慣れているゾーン」の先は「それなりの日常」

「慣れているゾーン」は快適です。

私たちが安心・安全を感じられる領域だからです。

たとえば人間関係なら、

・愛する家族

・仲良しの友人たちのグループ

・オンラインサロンのコミュニティー

などは危険がないですし、快適ですよね。

そのような「慣れているゾーン」で、慣れている行動をする。

それが行動の習慣です。

人の脳は慣れていることをくり返すことが大好きです。

朝の身支度を、毎回「難しいな」と思ったり、いちいち考えこむ人はいませんよね。

自分ができることを、昨日もやる。

今日もやる。

そうすれば明日もできる確率が高まるのです。

そうして毎日のように同じことをしていれば、コントロール感が出てきます。

しかし、ここがトラップなのですね。

「慣れているゾーン」にばかりいるとどうなるか。

できあがるのは「それなりの日常」です。

新しいことを試さない。

刺激を受けない。

できることばかりやるので成長がない。

リスクがないことと引き換えに手に入れるのが「それなりの日常」なのです。

もちろん、日常にコントロール感を持つことは大事です。

安定している部分がなければ、冒険はできませんので。

ただ、コントロール感の心地よさ代わりに、停滞への道を歩んでしまう危険性があるわけです。

誰でもできることばかりやっていては、違いをつくることはできません。

また、退屈になってしまうでしょう。

それが「それなりの日常」です。

たとえば、あなたが1キロの鉄アレイを持てるとします。

だからといって、「筋肉をつけたい」と言いながら、ずっと1キロの鉄アレイばかりあげていたらどうなるか。

さらに重いものを持てるようにはなりませんよね。

その意味で、今までと同じことを単にくり返すとうのは停滞につながるのです。

 

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「不慣れなゾーン」は人生が変わるゾーン

人がもっとも成長するポイントを説明する4つのステージがあります。

それは、

1:停滞

2:制御下

3:複雑性

4:混乱

です。

この中で、成長するために意識したいのは、

3:複雑性

の領域に自分の身を置くことや自分を磨いていくことなのです。

そのため、私も「エッセイを書く」という複雑性の世界に参加してみました。

そこはオンラインサロンだったので、すでにできあがっているコミュニティーに新しく参加するのは緊張しますね。

Zoomに入るのに、思わずためらってしまいました。(笑)

ただ、そこは「えいやっ」で思いきって参加。

最初は緊張したものの、エッセイという文章で創造することに関心がある人たちでしたので、私も親和性は高かったように思います。

皆さんの自己開示あふれるエッセイを聞きながら、心地よい時間をすごせました。

そのようにして、あえて「不慣れなゾーン」に参加してみました。

「不慣れなゾーン」にふれるメリットは、次の3つです。

 

1:新しい世界を知ることができる

新しいコミュニティーは、新しい世界です。

そこに参加している人たちがつくっている世界があるからです。

その世界は、今までの自分が知らない場所。

訪れることにより、私たちに刺激を与えてくれるものです。

 

2:今までの自分の常識を疑うことができる

新しい場所に訪れなければ、日々の自分の世界に留まってしまうもの。

そうなると、今の自分の常識が世間の常識と勘違いしてしまいます。

常識とは、今の自分の環境の中で「普通」というだけです。

その常識をときに疑う機会を持ちたいものです。

 

3:複雑性になることでギャップを生み出すことができる

新しい世界にふれ、自分の常識がゆらぐ。

そうすると、複雑性の領域に足を踏み入れます。

ここで生まれる今までの自分と、その先を見たときに生まれるギャップ。

そのギャップをつくることで、成長の余地ができるのです。

 

「不慣れなゾーン」を試してみる

私たちの人生が決まるのは、この「不慣れなゾーン」であなたが、

・どういう態度をとり

・何を考え

・どんな行動をするのか

によって決まります。

ですから、「不慣れなゾーン」は人生が変わるゾーンでもあるのです。

当然、新しい世界に飛び込むのは不安がともないます。

でも、成長を目指すなら、ときには新しい世界に飛び込んでみて、「不慣れなゾーン」を試してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、ワクチン接種(2回目)。

その後、「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

新しい仮説を実験していくアイデアが決まりました。(^^)


 


 

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