天職の習慣

あなたの才能は「時間」で計測することができる

投稿日:


「あなたの才能は、時間という基準で測ることができます」

そう言われたら、あなたはどう感じるでしょうか。




 

才能は「時間」で測ることができる

才能と時間。

一見、あまり近い感じはしません。

でも、こう考えたらどうでしょうか。

「自分は、ほかの人よりも短い時間でできることがある」

それができる能力を、才能というのだと。

たとえば、私が3時間かかる仕事を、1時間でできてしまう人がいます。

その人は、私よりもその仕事に対する才能があるといえますよね。

1つの仕事に3時間かかっている私よりも、生産性が3倍なのですから。

私とその人とは、3倍の差がついてしまいます。

しかも1回だけでなく、やればやるほど差がついてしまうわけです。

これはしんどいですね。

しかも才能がある人は、そこであまった2時間を、ほかの仕事に使うこともできます。

すると、さらに差がついてしまうのです。

時間を経ていくと、この積み重ねが「才能の差によって、成果に差がついた」という事実となるわけです。

 


 

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才能があると時間を短縮できる

才能と時間の差は、スポーツで考えるとわかりやすいです。

私が、新入部員として、陸上部に入ったとします。

種目は長距離走を選びました。

私は、長距離走を走る才能はありません(残念ながら)。

マラソンチームで走ると、最終集団にいるからです。

努力や根性で、多少は長い距離を走れるようになったり、本で読んだ走り方をすることでスピードが少しだけ向上したこともあります。

ただ、トレーニングをちょっとでもサボると、すぐに元に戻ります。

才能がないので、リバウンドも早いわけです。

一方、走る才能がある人はどうでしょうか。

私が10キロで75分かかる距離を、45分で走る友人たちがいます。

私にとっては「すごいな……」と感じるスピード。

そんなときに「才能がないな」と感じます。

そして「まあ、あの人と自分は違うから」と言い訳をします。

あきらめてしまうのです。

もちろん、自分が努力しないことを「才能がない」という言い訳でごまかしてはいけませんよね。

ただ、本当にいるのです。

私とはまるっきり異なる次元のスピードで走る人たちが。

私がフルマラソンで5時間かかるところを、4時間で走る人たちがいます。

1時間も差があります。

その意味では、その人とは私には、

・フルマラソン1時間分の才能の差がある

ともいえるわけです。

フルマラソンを4時間で走れる人は、ゴールしてから食事をして、ゆっくり温泉に入っているかもしれません。

でも、私はまだレースを走っているわけです。

その才能の差は、大きいです。

実際、フルマラソンの勝者は、41.195キロをもっとも短時間で走った人です。

その人は、誰よりも速く長距離を走る才能があるから、チャンピオンになっているわけです(条件やコンディションの違いがあるにせよ、それも含めて)。

才能を時間で計測できています。

もちろん、これはフルマラソンだけでなく、100メートル走でも同じですよね。

これで、「才能があれば、時間を短縮できる」という構造が伝わったでしょうか。

 

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短時間で大量のアウトプットを出せる才能

時間で差がつくと、何が問題なのでしょうか。

童話『ウサギとカメ』も、最終的にはどちらもゴールしているんだからいいじゃないか、という見方もできます。

ただ、

・時間で差がつくのは、アウトプットの量

です。

才能があると、時間が短縮できるので、アウトプットの量が増えます。

ですから、総じて「当たり」が出る確率が高まります。

なぜなら、私たちは「ついやってしまう」ことに才能があるからです。

あるいは、「気づくとやっていた」とか。

「ふと気づいたら、そのこと考えてた」もありますね。

苦労して終えたとき「もうやらない」と思っているのに、しばらくすると「次はどうしようかな?」と考えていることなんかもそうです。

こういったことに才能が隠れているのです。

でも、そんな風に自然にやってしまっているので、才能に気づかないのです。

そうなれば、当然アウトプット量が増えますよね。

ブログの習慣を例にしてみましょう。

才能がない人は、努力して、歯を食いしばって、3時間かけてブログ1記事を書きます(あくまでたとえです・笑)。

でも、記事がおもしろくないのです。

一方、才能がある人は、サラッと1時間でブログを1記事を書きます。

それなのに、視点や切り口が新しくて、おもしろいのです。

しかも、1時間で1記事書けたら、3時間で3記事を書くことができます。

1日1時間かけていけば、3時間で3日分のブログを書けます。

すると、1記事に3時間かかる人より、3分の1の労力で継続できるのです。

ほかの人から見ると「あの人はストイックだよね」と言われます。

でも、本人は「書くと決めているから」と言ったりします。

アウトプットの量を減らしません。

その総量から、興味深い記事がまた生まれるのですね。

それが才能なのです。

ピカソも多作。

モーツァルトも多作。

だから傑作が生まれる確率が高まります。

短時間でたくさん片づけられる。

短時間で多読ができる。

それも同じです。

つまり、私たちが才能を発見するためには、時間を味方につけて、たくさんの量をアウトプットすることが大事なのです。

投下している時間が短くなっていけば、それは才能が発火している表れです。

ほかの人より短い時間で、あなたのアウトプット量を増えるということですから。

そんな視点から、あなたのアウトプットを考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、お盆の雰囲気とはまったく関係なく、なかなかハードな日中でした。

夜は早めに会社を出て、家族とガストで夕食。

その後、ひとりで『ビジネスブックBAR』の準備でした。

いいアイデアを思いつき、没頭していました。(^^)


 


 

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