行動の習慣

夢を実現するための時間の使い方とは?

投稿日:2019/11/22





夢を実現している人たちは、水面下で大量の行動をしています。

カルガモたちが必死で足を動かしている姿のように。

 

がんばっているという感覚より大事なもの

「がんばっているつもりなんですが、なかなか結果につながりません」

コーチングのクライアントさんから、こういったお悩みをよく聞きます。

もちろん、私も日々感じていることでもあります。

では、そのようなご相談を受けたとき、私はどうするか。

コーチングの「Show me your schedule」というフレーズを使います。

あっ、もちろん英語ではありません(笑)。

「あなたのスケジュールを見せていただけますか?」ということですね。

そう言うと、クライアントさんはたいてい「うっ・・・」という感じになります(笑)。

スケジュールに目標に対する時間がどれくらい確保できているか。

目標に対する活動をどれくらいの時間、実行しているのか。

それは手帳のスケジュールやGoogleカレンダーを見れば一目瞭然。

たいていの場合、緊急なことに追われて「第2領域」の時間がとれていないか不足している状態。

感覚よりも事実を見る。

すると、希望通りの時間を確保できていないのですね。

そういう客観的な事実を見ると、クライアントさんも「がんばっているつもりだったけど、、、この時間の使い方では成果にはつながらないのもわかります(汗)」ということになるわけです。

こういう風に書くと「それはその通りだよな」と思うかもしれません。

でも、意外とできていないものなのです。

「プロ野球選手になりたいんです!」と言っているのに、実際のスケジュールを見るとサッカーの練習をやっている。

「独立したいんです!」と言っているのに、会社の仕事を一生懸命やっているように。

そういった事例は驚くほど多いのです。

 


 

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娘の学芸会で動いた2つの感情

つい先日、「あなたのスケジュールを見せていただけますか?」というフレーズを思い出すことがありました。

それは先日行われた、娘の学芸会でのことです。

娘たちのクラスは劇をやることになっており、妻と観に行きました。

30分の劇の冒頭は、娘がステージ上にひとりでたっているシーンからスタート。

知らなかったので驚きました。

会場は静まりかえっています。

これからの劇はどんなものなのか。

どんな雰囲気なのか。

それを決める重要なパートだったと思います。

さらにシーンと静まる雰囲気。

私は思わずゴクッとのどを鳴らしてしまいました。

「固唾を飲んで見守る​」とは、まさにこのような状態のことを言うのでしょうね。

そして、スポットライトを浴びた娘が口を開けました。

スッと息を吸う音が聞こえたような気がします。

そこから、

「ねんねんころりよ」

と『江戸子守唄』がはじまります。

のびやかな歌声でした。

周囲から聞こえる「ザワッ」という音や「あの子、うまいね」という声。

そして私はその歌声を聴いた瞬間、目から涙がこぼれました。

なぜか。

そこには2つの感情がありました。

ひとつは、娘が毎晩のようにお風呂場で歌の練習をしていたことを知っていたので感動したということ。

そのがんばりが表現されたことに、私の心が動きました。

ただ、それだけだったら涙はこぼれなかったかもしれません。

思わず涙がこぼれてしまったのは、2つ目のこと。

実は私自身の姿勢を思い出して、恥ずかしさを感じていたからです。

夜、娘がお風呂場で歌のトレーニングをしているときに、私は妻に対して「いや、ほんと、ずっとお風呂で歌ってるよね〜(笑)」と言っていました。

そう、それは「あんなに一生懸命にトレーニングしていてすごいね!」という気持ちばかりではありませんでした。

むしろ、がんばってトレーニングしている娘を、どこか軽く見ていたのです。

笑いものにするというわけではありません。

でも、「学芸会にそこまで一生懸命にならなくても」という意識がどこかにあったのでしょう。

そう思っていた自分を恥じる気持ちがありました。

努力している人を軽く見ている自分に気づくという後悔。

ちょっとでもそういう風に娘を見ていた私は、きっとほかの人が私を見たときにそう思われる。

そういうことにもつながってしまうことでしょう。

そんな2つの気持ちが入りまじり、思わず涙がこばれたわけです。

 


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夢の実現のための時間を増やす

もし、私が娘に「学芸会に向けて、どんな風に時間を使っているの?スケジュールを見せて」と言ったらどうだったか。

きっと、長い時間トレーニングしていることがわかるはずです。

そうすれば、私は笑えなかったと思います。

むしろ、本番での娘の姿を見た時に「そりゃそうだよな。あれだけトレーニングしたんだから」と思うでしょう。

その意味で考えたとき、

「がんばっているつもりなんですが、なかなか結果につながりません」

と言うのはどうなのか、と。

なぜなら、ほとんどの課題というのはトレーニング量が足りていないからではないでしょうか。

たとえば「ブログのアクセスが増えなくてモチベーションが下がるんですがどうすればいいですか」とか、「どうすればブログを続けられますか」というお悩みがあり、よく聞きます。

昨日も今日も聞きました(笑)。

でもそれは、きっとなんですけれど「ブログをたくさん書けば、解決します」という答えになると思うのです。

解決するまで時間をかけてトレーニングするということですね。

実際、夢を実現する人は、それを実現するだけの時間を投入しているのです。

つまり、その夢が叶うような時間の使い方をしているから、夢が叶うのです。

もちろん、運の要素はあります。

でもそういう運を呼び込むくらい、大量にトレーニングしているのですね。

オリンピック選手でメダルを獲得する人やプロスポーツ選手をイメージしていただければわかると思います。

周囲で成果をあげている人を思い出していただければ、「ああ、そうだよな。あの人はあれだけの成果を出すための時間をきっちりつくっているよな」と思うはずです。

私たちも、それをやればいいのだと思うのです。

具体的には、あなたのスケジュールに夢を実現するための時間を入れることです。

そうして、その時間をほかの人に渡さずに確保するようにしましょう。

どうしても当日できなかったら、次の日に繰り越してでも取り組みましょう。

そうすれば、きっとあなたは毎日少しずつ、でも着実に夢に近づきます。

そのようにして夢に向かって1歩1歩進んでいくプロセスは、きっとあなたを幸福にしてくれるはずです。

本記事の最後に「夢に近づく幸福」を意味するブライアン・トレイシー氏の名言をシェアして終わりたいと思います。

“幸せとは自分の好きなことをやって
それが毎日少しでも進んでいることが実感できる事である
(ブライアン・トレーシー)”

 


 

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■編集後記

昨日は、コーチングセッションを2件。

1件目は、ベテランの先輩コーチとのセッション。

時期的なものもあり、理想の3年後を見すえて2020年を考えたいというテーマ。

これは、私が得意とするテーマなんですよね。

「120%クライアントの気持ちでセッションに臨めて、あっという間の濃厚な1時間でした!」と好評をいただけてうれしかったです。(^_^)

2件目のテーマは、会社での仕事のお悩みについて。

詳細は書けないのですが、クライアントさんが会社の仕事に対してずっと感じられていた言葉になっていない感情が言語化された瞬間がありました。

「あっ、、、そういうことだったんですね・・・!」という瞬間に遭遇。

こういうとき、ゾクッとするんですよね。(^_^)


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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