良習慣形成に向かっていく経験は、すべてがプラス。
その意味で「良習慣の楽しみは経験値の総量」と考えています。
そう考える理由を記事に書きました。
何が良習慣なのか分からなくなる
先日、コーチングのクライアントの方から、質問されたことがあります。
状況は、
「習慣にこだわっているうちに、たくさん良習慣が増えたのはいいんです。」
「一方で、良習慣を達成するために、家族との時間を犠牲にすることもあって……。」
「いったい何が良習慣なのかわからくなってきてしまいました……。」
ということ。
良習慣形成がうまくいっているのはOK。
ただ、重なりすぎて、
・良習慣の取捨選択の基準がわかりづらくなってしまった
という悩みです。
「こんなときは、自分にとっての良習慣って何だろうって考えちゃうんですよね……。」と。
さて、このようなときは、どう考えればいいのでしょうか。
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良習慣形成で重要なのは楽しむこと
Q:あなたにとっての良習慣とは何か?
これは、答えづらい質問の1つです。
なぜなら、
・周りから見ただけでは分からないから
です。
要は、
・「良習慣」が具体的に何なのかは、その人の価値観や状況によって変わる
ということなんですね。
たとえば、私にとって早起きは良習慣です。
朝ルーティンやブログなど、朝時間に取り組めるとエネルギーが充電されるからです。
ですから、良習慣なんです。
一方、早起きが悪習慣になる人もいます。
夜勤の方なんかは、そうですよね。
夜通し働き、無理に早起きしたら身体をこわしてしまうでしょう。
その方にとっては、早起きは不要なんです。
ですから、
・「良習慣」が具体的に何なのかは、その人の価値観や状況によって変わる
ということなんです。
私が考えるに、
「自分の子どもに身につけさせたい習慣が良習慣」
というのは1つの基準になると考えています。
具体的には、
・早起き
・運動
・時間管理
・読書(などのインプット)
・ブログ(などのアウトプット)
などは、我が子にも身につけて欲しいと思います。
ですから、私にとってはそれらは良習慣。
自分でも磨きをかけているわけですね。
では、それらの良習慣の共通点は何か。
それは、
・その習慣に取り組んでいるときは、自分の感情がポジティブになる
ということだと考えています。
シンプルに言えば、
・楽しめる
ということですね。
これが良習慣に共通していることだと思っています。
ですから、早起きでも、
・夜ふかししてまって自分にダメージ
・早寝できない家族にイライラ
・二度寝してしまった怒り
みたいな取り組みは、おすすめできません。
せっかくの良習慣形成が、楽しくなくなるからです。
そんなネガティブな感情になるくらいなら、明日について
・明日は何時に早起きするか
・朝、どんな風にすごすとエネルギーが上がるか
・朝10時までに何を完了させるか
を考える時間にしたほうがいいと思うんですよね。
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良習慣の楽しみは経験値の総量
良習慣をつくっていくプロセスには、成功と失敗があります。
最初からうまくいかなくてもいい(むしろそんなものですよね)。
その失敗から学ぶ。
学んで、その習慣への経験値が増える。
やがて習慣化するわけです。
その意味で、良習慣の楽しみは、
・プラスとマイナスの総量
だと考えています。
もちろん、普通に考えると、習慣の成功ばかりがあればいい。
その分、習慣の失敗は避けたい。
私たちは、そう考えてしまいがちです。
要は、成功はOKなんだけれど、失敗はNGと捉えているということですね。
ただ、それだと良習慣形成がつまらなくなります。
挫折してしまうかもしれません。
それよりも、
・習慣に成功した経験はプラスであり、習慣に失敗した経験もプラスに考える
という捉え方をしてみることがいいと思っているんです。
たとえば、習慣にしようとしている運動ができたらプラス1点。
でも、予定が詰まっていて運動ができない日はマイナス1点。
すると、普通に考えるとプラス1点は、マイナス1点に打ち消される。
結果は、0点になってしまいますよね。
そんなことは無いと思うんです。
運動できたらプラス1点。
一方、サボってしまったとしても、
・経験を積んだという意味でプラス1点
なんだと思うんです。
「なるほど、自分はこういう状況だとサボっちゃうんだな……。」という気づきになりますから。
ですから、できても1点、できなくても1点。
合計して2点なんです。
あきらめない限り。
結論は、
「良習慣の楽しみは経験値の総量」
ということです。
良習慣形成に向かっていくことができていれば、すべてはプラス。
そう考えれば、どんなアプローチでも「成功または成長」が待っています。
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■編集後記
昨日は、朝からルーティンが好調。
メルマガとブログを終えてから会社の仕事をスタートできました。
夜は「良習慣塾」セミナーの準備。
ちょっと違ったアプローチのセミナーをやってみようかなーと妄想しています。(^^)
帰宅後、妻と『デスパレートな妻たち』ファイナル・シーズンの最終話をDVD鑑賞。
10年以上かけてコンプリートしました。
長かったんですが、見応えのあるすばらしいドラマでした。(^^)
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