行動の習慣

習慣化の「いつもと同じパターンにはまる」「家でだらだらしてしまう」という2つのお悩みに対する対策。

投稿日:2019/01/11


私たちが毎日すごしているのは、パターンによる行動が多いものです。

ですから、新しい行動を習慣化するためには、パターンに対する対策を考えていくことが必要です。

 

スポンサーリンク


 

新年の習慣化における2つのお悩みパターン

「目標を達成するために習慣化するぞ!」と決意したのにもかかわらず、「実行できませんでした、、、」というお悩みをよく聞きます。

そのようなお悩みの中で、代表的なパターンが2つあります。

それは、

1:いつものパターンから抜け出せない
例:計画が大事だと思って取り組んだけれど、出社するといつものパターンにはまって、結局プランニングができなかった

2:家に帰るとだらけてしまう
例:帰宅したら行動しようと決意したのに、家に帰ると安心してしまい、だらだらしてしまった

という2つのパターンです。

この2つのお悩みには、どのように対応していけばいいのでしょうか?

 

いつものパターンから「行動」を変える

まず、1つ目の

1:いつものパターンから抜け出せない
例:計画が大事だと思って取り組んだけれど、出社するといつものパターンにはまって、結局プランニングができなかった

は、内容としては、「いつものパターンにはまって抜けられない」という課題ですよね。

仕事のプランニングに限らず、人生の計画や読書、資格取得の学習なども当てはまります。

この課題にぶつかったときによく陥ってしまうのは、「どうしてできないんだろう」と頭で考えてしまうことです。

「できない→なぜできないんだろう→どうやればいいんだろう→知識を得てもできない→なぜできないんだろう・・・」という悩みのループにはいってしまうのですよね。

ただ、思考の習慣を変えるのは時間がかかりますし、それなりの労力が必要です。

ですから、まず手をつけやすいところから変えていきましょう。

このようなとき、変えるべきは「行動の習慣」。

具体的な方法は、「朝、出社前にカフェに立ち寄って15分プランニングする」という風に行動を変えることです。

いつものパターンにはまる前の行動を変えことが大事ですね。

そう言うと「そうなると、毎日300円もかかってしまうので、1ヶ月で1万円近くもお金がかかっちゃうんですよね。。。」と返ってきたことがあります。(^_^;)

たしかに、今までより出費がかさむでしょう。

ただ、それが嫌ならば、自宅でやればいいだけです。

それよりも、自分の毎日の嫌なパターンを変えて、良習慣をつくり出すために、1ヶ月に1万円の投資をけちってしまう思考のほうが問題かもしれません。

ここは、個人の状況にもよるでしょうから、よく考えてみましょう。

 

モード切り替えの前に「環境」を変える

2つ目の

2:家に帰るとだらけてしまう
例:帰宅したら行動しようと決意したのに、家に帰ると安心してしまい、だらだらしてしまった

は、「自宅に帰ると安心してリラックスしすぎてしまう」という悩みですね。

だらだらしてしまうので、学習や読書が実行できない、ということです。

もちろん、こちらの変えるべきは「環境」です。

これは、「モードが変わってしまう」ということが原因です。

ですから、具体的な対策としては、「最寄り駅から自宅に帰る間のカフェに寄って、学習や読書を終えてから帰宅する」ようにしてみましょう。

これは、モードの問題です。

会社で仕事をしてから帰宅するまでは「緊張モード」です。

それが、自宅の玄関の鍵をあけて中に入った瞬間に「弛緩モード」にきり変わってしまうのですね。

いったん「弛緩モード」に入ってしまうと、そこから「よし!英語の学習をやるぞ!」とはなかなか思えないもの。

私も、週末に自宅にいるとモードの切替ができず、かなり生産性ダウンしてしまいます。。。

そのために、「環境を変える」ことを考えてみていただきたいのです。

私の友人でも、金曜日の夜にリビングのソファに座ったが最後、うとうとしてしまうパターンから抜け出せないということを話していました。

普通に考えれば「ソファに座らなければいいのでは?」と思うかもしれません。

しかし、私たちの感情は、それほど強固にはできていません。

それができる人は一部の人でしょう。

それに、人間は視界が強いのですよね。

ですから、1週間の疲れがたまった金曜日の夜にソファが目に入ると、どうしても座りたくなるはずです。

我が家でも、過去に友人と同じような「ソファ問題」と「こたつ問題」があり、撤去された歴史があります(笑)。

 

まとめ

本記事では、

1:いつものパターンから抜け出せない
例:計画が大事だと思って取り組んだけれど、出社するといつものパターンにはまって、結局プランニングができなかった

2:家に帰るとだらけてしまう
例:帰宅したら行動しようと決意したのに、家に帰ると安心してしまい、だらだらしてしまった

に対する対策を書いてみました。

「なぜできないんだろう」とできないことにフォーカスをあてたり思考を変えようとするのではなく、「行動」や「環境」を変えていきましょう。

新年の習慣化目標に対する対策のご参考になればうれしいです。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、今週末からスタートする「習慣化の学校」2019年にむけて、チームで最終ミーティング。

1時間強の予定のはずが、3時間弱のミーティングになりました(白熱しすぎました・笑)。

参加されるみなさんの成長にコミットしていくのはもちろんのこと、サポートする私たちも成長痛を味わうことになりそうです。(^_^;)

でも・・・それも楽しみです(笑)。

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-行動の習慣

執筆者:

関連記事

行動計画のトラップは「優等生の回答」になってしまうこと

私が「優等生の回答」と読んでいる行動計画があります。 あなたの行動計画が「優等生の回答」のトラップにはまっていないかチェックしてみましょう。   実行されない行動計画の表現とは? コーチング …

「自分にはできない」と思う人でも行動できるようになる3つのステップ

自己肯定感が低いと「自分にはできない」と思うものです。 すると行動したくてもできなくなってしまうのですね。 その壁を乗り越えて行動していただくために、3つのステップを提案しています。   正 …

「量質転化の法則」は上達の鍵。大量行動で正解に近づこう。

失敗すると、成功から離れていくようなイメージがありませんか? でも本当は、失敗するほど正解に近づくものなのです。   上達のためには「量」と「質」のどちらを重視するべきか? 私たちが「上達」 …

「0→1」の1歩が難しいときは「0→0.5」で半歩だけ進もう

セミナーなどを受講するだけの立場から、自分でセミナーや読書会を主催するためには「0→1」を実現しなければなりません。 それは負荷がかかるものですが、「0→0.5」として半歩だけ進むことも考えてみましょ …

なぜ、体重計は売れるのに、身長計は売れないのか?

体重計はたくさんの種類が販売されているのに、身長計は売っているのを見たことがありません。 不思議ではないでしょうか? その理由は「フィードバック」にあるんです。   「フィードバック」の定義 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。