天職の習慣 複業の習慣

自分の心の中の「やってみたい」を無視しない。その「やってみたい」は複業や天職につながっているかもしれません。

投稿日:2019/01/10


先日、「伊藤さんは、最初からコーチングをやりたいと強く思っていたんですか?」と質問されました。

頭で強く思っていたのではなく「やってみたい」と心が感じた、と答えました。

 

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「野球が好き」という自分の本当の欲求に気づく

お正月休みに家族でテレビ番組を観ていると、当然「何か観たいものある?」という感じになります。

それで、今回の年末年始の休みでよくよくわかったのは、私は「野球が好き」だということです。(^_^)

自己投資をはじめてビジネス書を読むようになると、自分の意識の中で「野球を観ることは生産性がない」ものだととらえるようになっていました。

しかし、小学生の頃、まだ世の中のことを何も知らず、周囲から期待も受けていないときの自分は、野球少年だったのですよね。

放課後に野球チームで練習をして、帰宅後にテレビでジャイアンツ戦を観戦して、野球マンガの「キャプテン」や「プレイボール」を何度も読みこむほど野球が好きでした。

「プロ野球選手を目指す」と両親に言うくらいには、本気で野球をやっていましたし、暗くなるまでボールを追いかけ、休みの日は朝から野球をやっていました。

それが大変なときもありましたが、理屈抜きにとにかく野球にふれているのが楽しかったのです。

これは、間違いなく自分の中に「野球が好き」という欲求があったということですよね。

ただ、野球をはじめるきっかけを思い出してみたところ、よく覚えていません(笑)。

覚えているのは、プロ野球を見ていて中畑選手や篠塚選手、原選手を見ているうちに、自分でも「やってみたい」と感じたことがスタートだったのではないか、ということです。

 

やりたいことや好きなことを仕事につなげられるのか

ただ、大人になると、世の中や自分の実力がだんだんとわかってくるもの。

中学生にもなれば、小学生のときのように「プロ野球選手」と無邪気に言っていることは許されなくなります。

「やってみたい」と言うことさえ、はばかられるような雰囲気さえ感じていました。

もし、勇気を出して「プロ野球選手をやってみたいんだよね」と言ったとしても、「えっ!?伊藤の実力で?いやいや、伊藤よりうまい人がこんなにたくさんいるのに無理でしょ(笑)。地域でトップレベルの人じゃないとプロなんて無理だって」と言われていたでしょう。(^_^;)

そのような批判もあるでしょうし、自分でもさすがに実力に気づきます(笑)。

さて、ここで考えたいのは、やりたいことや好きなことを仕事につなげる、ということです。

もしも私たちのやりたいことや好きなことが、「とにかく飛び込み訪問の営業が好きなんです」とか、「事務仕事が大好きでたまりません」ということなら、やりたいことや好きなことを仕事にするのは簡単です。

ただ、たいていの人にとっては、やりたいことや好きなことを仕事にするということは、それほど簡単には見つかりません。

好きなことを仕事にするとなったら、私がプロ野球選手を目指すように、夢を追いかけるような部分が出てくるでしょう。

そうなれば当然、周囲からの批判や自分の実力のことも考えないといけません。

そうなると、やはりどうしても「夢をあきらめる」という方向に考えてしまうと思うのです。

「やってみたい」レベルの気持ではじめたことを、夢にできるのかどうか悩みます。

しかし、批判ばかりを恐れて今までと同じ行動をしていては、同じ結果しかでません。

それでは、人生を良い方向に変えていこうと思っていても、なかなか現実は変わらないのですよね。

 

自他からの批判の声に負けずに一步を踏み出そう

私自身、会社員として働きながらプロコーチになることを目指してコーチングを学び始めました。

もう40歳手前の頃です。

プロコーチとして成功している人がそれほど多くないことは知っていましたし、スクールに通ったからといってプロコーチの仕事が約束されているわけではないことも知っていました。

それほど簡単に行かないことは、周囲にいる士業の方々のブログやセミナーでよく話を聞いていたし、何より自分がつけていたマイコーチからコーチ業界のビジネスの大変さを聞いていたからです。

また、当然のように、周囲からの批判めいた雰囲気や自分の心の声から聞こえる「いやいや、今さら?あなたには無理でしょ」という声。

そのような声に負けずに行動していくことは、とても勇気がいることでした。

それでも、そのままでは何も変わりません。

「やってみたい」という気持にしたがった、ということです。

なんとか自分の人生を少しでも良い方向に持っていこうと、震えながら一步を踏み出したような、そんな感覚だったように思います。

そのようにして、なんとか継続しているうちに、少しずつクライアントさんが増えてきて、サポートしたい人を応援できるようになってきました。

まだまだ発展途上ですが、あのときに震えながら一步を踏み出したことは自分にとって心の中から出てきた行動だったのだと思います。

プロコーチのコーチングを受けて、自分も「やってみたい」と感じたのです。

まさに、小学生の頃に「野球をやってみたい」という気持に通じているような欲求ですね。

ですから、自分が「やってみたい」ことを仕事にできるのか迷っている人にはお伝えしたいのです。

ほかの人の批判を気にしてもいい。

自分の意識の中から聞こえる「自分には無理だろう」という声に反応してもいい、という風に。

それでも、ほんの少しでも興味関心がある分野に足を踏み出してみること。

「やってみたい」とか、「なんとなく良さそう」と思ったレベルであっても、体験してみること。

自分の心が反応する対象に、少しでいいので手を出してみることにトライしてみて欲しいのです。

最初から「仕事につながるのだろうか」みたいに考えると、頭で考えることとなってしまいます。

すると「こんなことやってる場合じゃない」という風に考えてしまいがちなのですよね。

そうではなく、自分の心がプラスに反応する方向に進み、自分の感情を大事にしてみましょう。

たとえ、その行動が趣味や習い事の範疇で終わってしまったとしても、それを気づけたことは大きなことですし、やらなければ「やりたいけど、どうしようかな」という気持を抱えたまま、ずっと何年もすごさなければなりません。

もっと言えば、どのような結果になるのかわからなくても、「やってみたい」と気持にしたがって思い切って一步を踏み出してみましょう、ということです。

それがあなたの人生を変えることとなり、複業や天職につながっていくかもしれないのですから。

 

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■編集後記

昨日は、会社の同僚と新年会を実施。

会社の話題だけでなく、我が家のPC購入についてアドバイスをもらったりしていました。(^_^)

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