コミュニケーションの習慣

雑談が苦手な人におすすめ。フィードバックを日常会話にも意識してみよう。

投稿日:2016/10/28


コーチングセッションのスタイルを変えるトライをし続けて1ヶ月がたちました。

これまで身につけたスタイルを変えるのは勇気が必要でしたが、だいぶ慣れてきました。
(新しい洋服が身体にフィットするような感じですね。)

その「フィードバックする」というスキルは、雑談が苦手な人が日常生活で活用するのに有効だということに気づいたのです。

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フィードバックはコーチングの重要な基本スキル

私が学んだコーチングスクールでは、コーチングには中心となるスキルが5つあります。

それは、

・認める
・聴く
・質問する
・フィードバックする
・リクエストする

というものです。

このうち、私は「質問する」というスキルを重要視していていました。

コーチングといえば、「質問する」というイメージが強かったからです。

しかし先日、先輩コーチと相互セッションのトレーニングをおこなったとき、じつに貴重なアドバイスをいただきました。

それは、「伊藤さんは、もっとクライアントに対してフィードバックをやったほうが良いと思うよ」という提言でした。

コーチングでいう「フィードバックする」とは、

・クライアントの話をきいて、コーチが感じたことを率直に伝えること
・コーチからのフィードバックにより、クライアントの気づきを促すこと
・クライアントがまだ気づいていないこと、無意識に見ないようにしていることを感じ取り、それを伝えること

というものです。

ということで、「フィードバックする」というスキル。

「フィードバックする」というのは、じつはこれまで、私はそれほど重要なスキルとはとらえていませんでした。

ですが、先輩コーチのアドバイスを受けてフィードバックを意識すると、最初はぎこちなかったものの、コーチングセッションに安定感が出てくるようになりました。

やはり、フィードバックするというスキルはコーチングにとって重要なスキルだった、ということに今さらながら気づいたわけです。(^_^;)
(でも、それも勇気を持って先輩コーチに胸を借りにいったからこその資産ですが)

 

フィードバックのための具体的な3つのアプローチ

フィードバックを実践しやすくするための具体的な方法は次の3つです。

 

1 相手にフィードバックすることを確認する

フィーバックをする前に「今の話を聴いて、私が感じたことを伝えていいですか?」と言います。

この前振りによって、相手に心の準備をしてもらうのですね。

心の準備なしにいきなりフィードバックすると、ただのこわい人になってしまうかもしれません(笑)。

 

2 「Iメッセージ」で伝える

「Iメッセージ」を使って、「私には」という枕詞を使います。

たとえば、クライアントが、どうもきれいすぎる言葉や耳障りの良い言葉だけを表面的に話しているときに、「私には、あなたが本心からやりたいと思っているように聞こえないのですが、いかがでしょうか?」という感じでフィードバックします。

このとき注意したいのは決めつけや断定にならないようにすることです。

相手が話していることから「あなたは、こうですよね?」と決めつけてしまうと、当たっているときはいいのですが、間違っていると相手の反発をかってしまうこともあります。

 

3 自分が感じている感覚を確認する

感じていることを率直に伝えるので、相手の意図とずれてしまうこともあります。

そのため「話を聴いていて、こんなふうに感じたのですか、いかがですか?」というように確認をとります。

このとき、相手が思っていることとずれていても構いません。

フィードバックをするというのは、テストのように正解探しをするわけではないからです。

もっといえば、フィードバックをしたときに、相手が「それはちょっと違います」と答えれば、フィードバックが違っているということがわかるという1つの反応となるからです。

それも、フィードバックによって生まれた発見なのですね。

 

フィードバックは日常会話にも活用できる効果的なスキル

この「フィードバックする」というスキルは、じつは日常の会話にも非常に有効です。

とくに、「自分から話題を提供することが苦手」という人におすすめしたいスキルです。

フィードバックを意識して相手の話をきくと、いろいろなことを感じるものです。

たとえば、相手の話に意識を向けていると、

・相手の表情
・相手が話している内容の熱量
・相手の身ぶり手ぶり

といった状況に気づくものです。

「気づく」というよりは「感じる」という感覚に近いです。

人間は本当に優れた直感を持っています。

じっくり話を聴いていると、本当に「感じる」ことができます。

もちろん、フィードバックをおこなうためには、前提となるための「自分が聴く姿勢」や「相手との信頼関係」があることが重要です。

というよりも、その土台があってこそフィードバックは効果を発揮するものです。

だからこそ、相手に届くのですね。

聴いている自分の直感を率直に伝えることも大事で、遠慮のあるフィードバックでは効果が弱まります。

フィードバックしようとすると、自然と相手の話に意識を集中することにつながります。

これも、相手に話してもらうためのポイントの1つのなのですよね。

会話に「フィードバック」を意識する習慣。

「聴く」スキルよりも少し上級テクニックですが、それだけに成功すると効果も大きいです。

自分から話題を提供して会話を続けることが苦手なかたにおすすめです。

 

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■編集後記

フィードバックを念頭に対話をすると、じつにいろんなことに気づくものです。

また、良いフィードバックをもらえると、一気にエネルギーがあがる瞬間があります。

私は、先輩コーチに「1月にはじめてお会いしたときの伊藤さんは輝いていましたよ。今はちょっと疲れているんじゃないですか?」と言われてドキッとしました。

そうして、調子がよいときの自分を思い出して、パワーが出てきたのです。

するどいフィードバックは、そんな効果があるんですよね。

使いかたを間違えるとたいへんなときもあるんですが・・・(^_^;)

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