気づきの習慣

私たちは2種類の「自由」を選択できる

投稿日:


「自由」という価値観が好きな人は多いです。
だからこそ、「自由」という言葉に含まれている2種類の意味を区別しておきましょう。




 

私たちには「2種類の自由」がある

木曜日は、「良習慣塾」向けのセミナーを開催しました。

今回のセミナーは「成長思考をインストールする習慣」をテーマに。

私が先のばしを改善したメカニズムと、その実践方法についてお知らせしました。
実際、自分比では「先のばし社長」から「前倒し課長」くらいには成長したと思っています。(笑)

その理由は、
・2種類の自由
について考えるところからスタートしました。

 


 

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「2種類の自由」とは?

自由。
言葉にすると1つですが、じつは2種類の意味を含んでいます。

それは、
1:嫌なことから逃げる自由
2:嫌なことを乗り越えた先の自由
です。

 

1:嫌なことから逃げる自由

1つ目は、
・嫌なことから逃げる自由
です。

誰にでも、
・嫌なこと
・面倒なこと
・苦手なこと
って、ありますよね。

私たち人間の本能には「できるだけ省エネで活動したい」という機能があります。
ですから、「痛み」から逃げたくなるんです。
それが自然です。

ですから、Aという痛みから逃げる。
短期的には、それで回避できます。

ただ、そうすると、同じレベルのBという痛みがやってくる。
同じようにBも避けると、今度は痛みCにぶつかる。
そんな流れがあるんです。

たとえば、ブログ。

以前の私は、複業のためにブログを書こうと思っていました。
ただ、ご存じの通り、アウトプットの習慣は、慣れないと負荷が大きいです。

それに、ブログを書き慣れていないときは、
・記事のネタがない
・どう書いていいのかわからない
・考えていることをうまく言葉に置き換えることができない
・結果、時間を持っていかれる
・苦労して書いても、アクセス数はほとんどない
・自分の至らなさに落ち込む
という状態が続きます。

ですから、つい先のばしにしてしまっていたんですね。
短期的な痛みを遠ざけたわけです。

すると、
・1つ目の自由の大きなデメリット
がやってきます。

それは、このケースで言えば、
・複業の成果が出ない
ということなんです。

目の前の「ブログを書く」という痛みから逃げられた。
すると、言語化スキルが向上しない。
話すレベルも上がらない。
複業のサービスメニューをつくることもできない。
そんな状態に陥ります。

要は、成長していないので、同じレベルの痛みをくり返し味わうわけです。

ほかにも、私は思い当たるところがあります。
トライアスロンのスイムです。

これは、
・苦手な水泳の練習を避けるのは、短期的には苦痛から逃れられる
・その結果、レースでリタイアするというさらに大きな苦痛が待っている
という流れです。

転職をくり返す人も同じですね。
・人間関係がうまくいかずに、転職をする
・次の職場でも、同じように人間関係がうまくいかなくなる
・さらなる転職を考える
という流れ。

こうして、自分が成長しない限り、同じ痛みがくり返しやってくるんです。

 

2:嫌なことを乗り越えた先の自由

2つ目は、
・嫌なことを乗り越えた先の自由
です。

たしかに、嫌なことが目の前に存在している。
でも、逃げられない。
やらなければいけないときがあります。

このとき、
・2つ目の自由の大きなデメリット
がやってきます。

それは、
・最初に取り組む負荷がとても大きい
というデメリットです。

同じたとえで考えると、ブログですね。
前述のように、様々な痛みがあります。
なんとかその痛みに耐えて、ブログを書き進めていく。

すると、少しずつ負荷が軽くなっていきます。
1記事目を書くときは3時間かかったブログの負荷は、
・10記事目
・100記事目
・1000記事目
で考えると、変わってくるんです。

要は、
・最初はつらいけれど、徐々に負荷が軽くなっていく
ということなんですね。

こうして負荷が軽くなっていくと、
・嫌なことを乗り越えた先の自由
が待っています。

ブログなら、
・短時間で書けるようになる
・ほんの1つの気づきから2000文字の記事を書ける
・実体験だけでなく、比喩やたとえ話を入れられる
・楽しみながら書ける
・時間を忘れて没頭するくらいに集中して書ける(先日も、電車でブログを書いていて1駅乗りすごしました・笑)
という感じになるんです。

1記事目の負荷が100だとしたら、1000記事目は30くらいの負荷に減っているんです。
もちろん、負荷はゼロにはなりません。

ただ、感じていることや考えていることをブログに書ける「自由」が待っているんです。

水泳なら、「泳げない」という痛みを乗り越えれば、
・スピードを調整できる自由
・進行方向を変えられ自由
などが得られます。

転職なら、人間関係の改善ために「コミュニケーションスキルを磨く」という学びと実践をすれば、
・転職先での人間関係がうまくいく
・恋愛のパートナーに恵まれる
ということが起こり得るわけです。
そもそも「転職しなくても大丈夫」ということもあります。

この自由を得るためには、ただ1つ。
「痛みを乗り越え続けて上達する」という継続が必要なんです。

 

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「その先」の自由のために

2つ目の
・嫌なことを乗り越えた先の自由
は、楽器だともっとわかりやすいですね。

たとえば、ギター。
ゼロから始めると、1曲弾けるようになるのはとても困難です。
その困難を乗り越えて100曲弾けるようになったら、100曲分の自由が手に入るわけです。

きっと、あなたにも、
・習慣
・仕事
・学習
・楽器
・スポーツ
・人間関係
などで、
・嫌なことを乗り越えた先の自由
を味わったことがあるはずです。
そんな自由を、もっと味わえるといいですよね(その自由を得たいと思う対象なら)。

さて、今のあなたの目の前にある嫌なことに対して、
1:嫌なことから逃げる自由
2:嫌なことを乗り越えた先の自由
のどちらの自由を感じたい痛みでしょうか。

2つ目の自由を得たいのであれば、もうちょっと耐えてみましょう。
その先に、自由が待っています。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝のコーチングセッションの予定のあと、「習慣化オンラインサロン」リニューアル企画のタスクを実行。
細々とした変更点が多く、私個人の担当分としても、それなりに時間投資が必要です。

無事にひと息ついて、午後はオフ。
家族とすごしつつ、妻と2人で近所の中華へ。
3度目の訪問で、お店の方に顔を覚えていただけて、うれしかったです。(^^)


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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