コミュニケーションの習慣

たった2人でつくれる続ける環境。実行→記録→報告のサイクルをつくればうまくいく

投稿日:2020/01/20


ひとりでは続かないことも、2人なら続けられる確率は高まります。

本能を活用して、続ける仕組みをつくっていきましょう。




 

「環境」の最小単位は何人からなのか?

環境が人をつくる。

これはよく言われることですよね。

私も実感しています。

ビジネス講座に通っているときは、ビジネスのことばかり考えていました。

当然、友人たちとの話題もビジネスの話が中心になります。

同じように、習慣化のコミュニティーにいると、やはり続けることや人間心理に関する話題が多くなります。

冗談ではなく、コミュニティーにいるだけで継続力が高まるんですね。

じつに興味深いと思うんです。

人は社会性の動物と言われます。

ですから、自分の周りの環境から大きく影響を受けるわけです。

では、「環境」と呼べるようになるための最小単位は、いったい何人からなんでしょうか。

環境やコミュニティーというと、大人数をイメージされるかもしれません。

でも、研究では

・最小単位は2人でも十分に影響を発揮する

と言われているんですね。

 


 

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ひとりでは無理でも2人ならできることがある

思えば、Macで有名なAppleのスタートは、スティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏の2人です。

Googleの創業者も、ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏で2人。

以前だと、ビートルズのポール・マッカートニー氏とジョン・レノン氏の2人のコンビも唯一無二と言われています。

もっと古くは、飛行機をつくったとされるライト兄弟もいますよね。

このように、偉業を成しとげた人たちは2人という環境を活かしていたわけです。

そこから人数が増えればコミュニティーとなり、組織になっていくことで、さらに人にあたえる影響が大きくなっていくのでしょうね。

たとえば、リクルートに勤務している友人は、言葉でうまく說明できませんが「いかにもリクルート」という雰囲気をまとっていました。

また、学校で教員として働いている友人は、最初こそ教員っぽくなかったんですが、久しぶりに会ったときは「いかにも先生」という雰囲気だったんですよね。

そんな風に、環境が人をつくっていくということがあるわけです。

このパワーを感じるのは、私にとってはコーチングです。

コーチとクライアントという関係は、まさに最小の環境だと思うんですよね。

信頼関係という環境をつくることで、前進するパワーが湧いてくるからです。

たとえば、あなたがクライアントだとしましょう。

今のあなたの実力では難しいような高い目標があるとします。

これまでの延長線上では、かなり厳しいと思うようなレベルの目標です。

でも、コーチがクライアントの達成を信じる。

そして「絶対にできる」と信じて応援するわけです。

すると、クライアントも自分を信じられるようになります。

その相乗効果で、当初は難しいと感じていた目標をクリアできるんですね。

私がサポートしてきた(している)クライアントさんたちはそういうできごとを起こしています。

私もクライアントとして、数年前の自分だったら無理だったような目標をクリアできたことが何度もあるんです。

ひとりではとても無理だったようなことが、2人だと本当に実現する。

この現実は、私が大人になってから体感した学びと経験の中でも、とても大きな意味を持っているものです。

 


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2人で「実行→記録→報告」のサイクルをまわす

なぜ、ひとりではできないことが、2人だとできるのでしょうか。

これは、やはり先述の通り、人間は社会性の動物だからでしょう。

周囲との影響は、完全にゼロにすることはできないのです。

よく「人の目を気にしすぎてしまう」という悩みを聞きます。

特に日本は「恥」の文化があり、恥ずかしい思いを避ける傾向があります。

でも、ほかの人の目を気にするのは、人間の本能に近いものなんですね。

ですから、その本能を活かして2人という環境をつくり、習慣化することにトライしていきましょう。

ペアで取り組むために、とても有効な行動があります。

それは、じつにシンプルで、

(1)実行する

(2)記録する

(3)報告する

という3つのステップをくり返すことです。

たとえばストレッチを習慣にするとします。

最初は、たいていうまくいきます。

ストレッチも気分よくできるので、実行→記録→報告のサイクルがうまくまわります。

しかし、当然イレギュラーがやってきます。

ここが分岐点です。

ひとりだと、イレギュラーが続いてできなくなると、ストレッチが急に面倒に感じてしまいます。

でも2人だと踏ん張れます。

報告する仕組みがあるので、習慣化に重要な「再開」をしようと思えるんですよね。

特に親しい人との約束は破りたくないものです。

また、「またやり直せば大丈夫!」というようなフィードバックがあれば、人はまた動き出せます。

ですから、「報告する」というアクションはパワフルなんですよね。

もし、どうしても報告する場がなければ、ツイッターやインスタグラムに投稿してもいいと思います。

そのような環境をつくり、

(1)実行する

(2)記録する

(3)報告する

というサイクルを毎日まわしていく。

そのプロセスを2人で共有する。

この環境がととのったとき、ダイエットでも語学学習でも、うまく続くようになっていくはずです。

ぜひトライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、2020年の「習慣化の学校」スタート日。

10時から20時までノンストップでした。

怒涛の1日でした。。。(^^)


 

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