思考の習慣

成果を出す秘けつは「まねる」にある。すごい人たちが積極的に「まねる」理由。

投稿日:2019/07/11





あなたには、「お手本、ロールモデル、ベンチマークする人」がいるでしょうか?

もしいるとしても、どれくらいのレベルで「まねる」ことをしていますか?

私のおすすめは、徹底的に「まねる」ことです。

 

成果を上げている人は積極的に「まねる」

“私のしてきたことは、ほとんど誰かのまねだ”

これは、世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」の創業者、サム・ウォルトン氏の言葉です。

歌手のあいみょんさんは、Twitterで、

“みんな誰かの真似真似ってすぐ言うけど、何も真似しようとせん人は何も生み出さへんってダリが言ってた。

それは私もそう思うしそう信じてます。

色んなアーティスト、芸術家に影響を受けて羨んで憧れてきて、真似せずにはいれへんよ。

真似事から新しい音楽が生まれるなら最高やんか”

と言っています。

野球の落合博満さんは本「采配」の中で、

“自分がいいと思うものを模倣し、反復練習で自分の形にしていくのが技術。

模倣とはまさに、一流選手になるための第一歩なのだ。

大切なのは誰が最初に行ったかではなく、誰がその方法で成功を収めたかだ”

と書かれています。

このように、成果を出している人たちは、先人たちから積極的に「まねる」ことをやっています。

私たちも、この姿勢を「まねる」ことが必要ではないでしょうか。

心理学では「モデリング」と呼びますが、お手本を「まねる」ことが成長への第1歩だと言われているからです。

 


 

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再現性のある良い「型」を「まねる」

「まねる」存在を見つけられたら、ラッキーです。

先日も、コーチングでクライアントさんと話していた際、「真似したいと思う人が見つからないんですよね」と言われていました。

たしかに、すぐに真似したい人が出てくるかどうかはわかりません。

見つけようと思って見つかるものではないからです。

それだけに、少しでも心がひかれる人を見つけたら、その人のことを徹底的に「まねる」をしていったほうがいいでしょう。

まずは表面的に目に見えるところから、「まねる」をしていき、自分に取り入れたいものがあったら積極的に「まねる」をしていくことです。

もちろん、あなたのオリジナリティを出してはいけないということではありません。

ただ、「プライドが邪魔する」程度のものでしたら、そのプライドは手放して「まねる」をしてしまいましょう。

もしもあなたの現状が理想どおりでないとしたら、「まねる」を取りいれていったほうが成長は速いです。

 

「まねる」とは料理のレシピ

「まねる」とは、たとえて言えば料理のレシピのようなものです。

成果が出ることがわかっており、再現性があり、言語化されていること。

そのような「基本の型」があるからこそ、アレンジもできるわけですよね。

先日、妻に料理のレシピについて聞いていたら、大量のレシピが頭に入っていることがわかって驚きました。

ただ、だからこそ、毎日のように料理をつくれるわけです。

一方で、私には頭に入っている料理のレシピがないので、料理が再現できないのですね、、、(^_^;)

「実力がある・実力がない」というのは、まさにそういうことなんですよね。

 

「守破離」の「守」が「まねる」段階

ご存じの方も多いと思いますが、修行のプロセスには「守破離(しゅはり)」という言葉があります。

「守破離(しゅはり)」とは、

・「守」は、ひたすら師の教えを守る段階

・「破」は、師の教えから抜け出し、独自の方法を創造する段階

・「離」は、これまで習得してきた型を抜けてオリジナルをつくる段階

ということです。

「まねる」というのは、この「守」の段階ですね。

この段階で、いい「型」を見つけることが肝心です。

 


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「まねる」を自分のエネルギーに変えていく

成長する人を見ていると、良い「型」を見つけて、その「型」を上手に「まねる」ようにしているものです。

「何事もはじめが肝心」と言われるように、最初の基本を身につけることが重要なのです。

最初に「型」を学ばずにいきなり我流でいってしまうと、悪い「型」が身についてしまうかもしれません。

そうなると、修正が難しくなるわけです。

そのためにも、良い型を「まねる」ことが大事なのですね。

 

「まねる」ことはだめなのか?

なかなか成長できない人は、なぜか「まねる」ことに抵抗を感じている場合が多いようです。

もしかすると、無意識のうちに「人の真似をするのはいけないことだ」という考えがあるのかもしれません。

ただ、そうなるとちょっと損をしている可能性があります。

「まねる」ことに抵抗を持っていると、せっかく良いお手本があっても、何も取り込まずに終わってしまうからです。

何かを始めても、行き詰まってしまって挫折してしまうかもしれません。

「まねる」という段階を抜かしてしまうということは、ゼロから自分で考えなければならないということです。

そうなると、ただでさえ大変な挑戦なのにもかかわらず、どんどん時間がすぎていってしまうのです。

 

「まねる」ことでリズムをつかむ

「オリジナリティを追求したい」という心意気自体は、すばらしいことだと思います。

ただ、それだと時間がかかることを覚悟しなければなりません。

あなたがふんだんに時間を持っているのなら話は別ですが、たとえそうであっても成果を出すのは遅くなってしまいます。

「0→1」は、「1→10」よりも難しいことです。

何ごとも、最初はエネルギーを必要とするので。

だからこそ、「まねる」ことを、いいスタートを切るためのエネルギーとして活用すればいいのではないでしょうか。

世の中には良い「型」があるわけですから、まずは「まねる」ことでリズムをつかんでいくことに抵抗を感じる必要はないでしょう。

 

「TTP=徹底的にパクる」でOK

心理学でも、モデリングは成長に必要なものだとされています。

もし、どうしても個性を出したければ、それはあとからいくらでも出せます。

ですから、まずは素直に「まねる」ことに取りくんでみましょう。

そこに遠慮はいりません。

「TTP」という言葉にもあるように「徹底的にパクる」でOKなんですね。

そうして、ダンスを踊るようにベビーステップを踏み続けていくこと。

それが、のちのジャイアントステップにつながっていくものなのです。

自分の成長に対してどん欲になっていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、妻とお昼に待ち合わせをして、ランチを一緒に食べました。

訪れたお店は「鉄板中華 青山シャンウェイ」。

私が好きな「孤独のグルメ」にも出たお店です。

ドラマで出ていた「毛沢東スペアリブ」を食べたんですが、予想通り強烈なインパクトでした(笑)。


 

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